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2017/09/16
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エントリー

小説「君が紡ぐ、物語。」 プロローグ

――なんでこんなことになってるんだっけ。

 目の前で起きている出来事がカオスすぎてそう思ってしまう。まず正面には全身緑色の服装で固めた男性が座ってニコニコしている。その周りで数人が室内なのにもかかわらず水着姿で踊り狂い、黒と白のカラーリングのキャストがひたすたらピョンピョン^していて、さらには裸にふんどし1丁の大男がセクシーポーズを披露している。何だこれ。思わず俯いてしまう。

 

「あの……大丈夫ですか?」

 

そう言われて我に返る。少しの間だが意識がぶっ飛んでいたらしい。

 顔を上げると、正面に座っている男性が心配そうに私を見ていた。

 

「あ、大丈夫、大丈夫です、はい」

 

出会ったばかりの人に心配されていると気付き、慌てて答える。

 

「ならチームの説明を続けますね」

 

そう言って再びチームの特徴や機能などを説明し始める――チーム『世界群歩行者達』のマスター塊素を見つめながら私がどこにいるのか、ようやく思い出した。

 

私――有栖李子は……PSO2の世界に迷い込んだんだ。

 

次回「1.もう一つの現実」

 

 

どうも、アリシアです!

ついに私も小説を書き始めちゃいました!

拙い文章力で精一杯書いていきますので応援よろしくお願いします!

なお、更新日は毎週金曜日にできたらいいなと考えております!

私のトモダチ達 7

私の前には金色の巨竜が一体。パーン・ドラール、ヴォルドラゴンの希少種であり、通常よりも危険な個体だ。特徴的なのは金色の体、ヴォルドラゴンよりも明るい色の角に背中の突起。バーン・ドラールはヴォルドラゴンよりも気性が荒く油断は出来ない。ここが仮想空間だとしてもその脅威はなんら変わらない。私が刀を構えると相手も咆哮して威嚇する。周りの空気が振動し、私の髪もゆらゆらと靡く。その後に相手の火球、体がチリチリと音を鳴らし、額からは汗が止まらない。それは1〜2秒の出来事。その火球は私を…。


フナさん、パーン・ドラールでよかったんですか?


二人の少女が麻衣の戦闘を見ながら話す。「彼女はとてつもないポテンシャルを秘めている」「ですが…」機械のような服に身を包むナナ、首回りと背中を露出させ、黒と白のカラーリングの機械的な服。下半身はスカートのように足を取り囲む白い棒状の物。そこから見えるのは彼女の真っ白な太腿だ。彼女の太腿は対して太くはない。麻衣の2分の1くらいだ。「フナさん、モニター見てます?」「ええ」面倒なことに巻き込まれたくないから吐いた嘘、仕方なかったし嘘を吐かないアークスはいないんだ!「フナさん?見てないですよね?」「はいはい…あ」モニターに映るのは火球に被弾する麻衣だった「火球…なんで避けてないのかな?」


 


服が燃えている…私は火球に当たった。避けられなかった、体が動かなかったんだ。仮想空間でも体は燃えているし、痛みもある。そしてバーン・ドラールが地面に潜る。そして振動と共に再び現れる。金色とは違い、暗いオレンジ色をしている。体が全体的にゴツくなり角の形状も変化していた。そしてバーン・ドラールは私に語りかけていた。「グォォォォ!憎きダーカーの少女!!貴様は殺す殺す殺す!!」頭の中に響くような声。その声は怒り狂ったように感情的で、どこか悲しさもあった。しかし彼は敵。仮想空間だとしても私は彼に勝つ。そして私は全力でバーン・ドラールを迎え撃つ。「…龍族さん?そろそろ全力で行くからね?」


その言葉の後、強力なダーカー反応と共にダーカーが現れた。


そしてそのダーカーは…。


 


続く…


かなコメント!


ナナのイメージが固まったのでその辺りの描写をしてみました。


キャストで薄い紫色の髪ですねー。キャラ増やすならナナを作りたいかな?


オリキャラはまだまだ登場するし楽しみにしてね!ではではー!


 


???劇場


麻衣「筆者がまた劇場の名前忘れてるわよ!」


筆者「ラッピー頭でして…」


ナナ「ディアボイグリシス頭では?」


筆者「長い…そういやディアボイグリシスって覚えるの大変じゃない?」


麻衣「かもね」


筆者「俺は覚えたよ?このディアボイグリシスもwiki見て確認してないからな?」


麻衣&ナナ「………」

小説『Endless story』休載のお知らせ

今回の更新を担当するViridisです。

 

この度、PCの故障により二次創作小説『Endless story』をしばらく休載させていただきます。

更新を心待にしている皆様には、多大なご迷惑をお掛けしますことを心より申し訳なく思います。

 

更新再開の目処が立ち次第、筆者のTwitterとこちらのチームブログでお知らせしますので、しばらくの間お待ちください。

 

私のトモダチ達 6

  • 2016/06/15 14:30
  • 投稿者:77し

「麻衣さん準備は出来ました?」「ええ」私の連れてこられたのは不思議な空間。空間のあらゆる場所にカメラが配置され、その殺風景な白い空間は見ていて飽きてしまう。一応ガラスからは遺跡の風景が見えてはいるが。「倒すのは竜達だよね?」「ええ、麻衣さん、開始しますよ」


竜族の現れるのもいきなりだった。まず現れたのは剣と盾を装備した水色の竜族。かなり小柄で、私と同じ身長だ。「アークス!」その竜はそう叫びながら私に突進する。グレンテッセン、竜族の一撃を避けて、後ろに回り、一閃。叫び声をあげながら竜族は倒れた。


また新たな竜族が現れた。両肩に生やす二本の大きな角が特徴的な竜。もう一体は胸に角を生やす。二本の角の竜族よりは、体も、角も小さかった。竜族が雄叫びをあげ、そのあとに蛇行しながら突進してくる。突進を避けてグレンテッセン。しかし、その角で刀の一撃を受け止める。しかし相手も無傷ではなく、角が折れた。角が折れ、怯んだ隙に下から上に、跳ねるように跳躍し、敵を切り裂く。そう、ツキミサザンカ。倒れる二本角の竜の後ろにさっきに竜族。その突進を、刀で受け流し、刀をもう一振り。地面に倒れた竜族。竜族を倒し終えた後には静寂が訪れた。「ぐぉぉぉぉ!」


竜族が叫んだ。地面から現れたのは金色のヴォルドラゴンだった。


続く…


かなコメント!


遅れた遅れた…一週間後ですよ…。


ところでこのヴォルドラゴン!私はshなりたての頃にはshのヴォルに苦戦してね…嫌いでした。


その頃の私はヴォルが結晶を壊され、ハメ殺されてしまうエネミーだとはまだ知りませんでした。


 


なんとか劇場


ナナ「筆者さん☝︎の名前忘れたらしいですよ」


麻衣「無能!」


筆者「誰も見ないしいいだろ?」


リア「私は見ているから!ね?筆者さん!」


筆者「…皆さんはどうなんだろ」


 

小説『Endless story』幕間2

今回の更新を担当するViridisです。

二次創作小説『Endless story』を書かせていただいています。

続きを読む

私のトモダチ達 捕食者 5

  • 2016/06/09 17:11
  • 投稿者:77し

「ナナ?どうしたの?」「さっきハルさんと話して来ました」「どう?」「フナさん、警戒して…相手も必死で探ってる」「あの…ここで話してて大丈夫なの?」ダーカー少女が質問する。


「大丈夫ですよ、フォトンで擬装してあるので」「私の姿も見えないし、声も聞こえないって事か…」ダーカー少女がアークスの技術に驚いていた。それにしても地球人にしてはアークスの事を知っていた。しかし彼女はエーテルを知らない…。どういう事なのだろうか?「アークス凄いでしょ?」「フナさん!最近になって使われた技術じゃない!」「一年前ですよ?リアさん」ナナがリアにツッコミを入れた。リアは頬を膨らませる。リアが何かを思い出したかのように、ダーカー少女に話しかけた。「あ、ダーカー少女…名前は?」「分からない…忘れちゃって…でも本名じゃないなら…」「なら?」「麻衣、地球のおばあちゃんに決めてもらった名前」「おばあちゃんかぁ…今は?」「病気で亡くなった…優しい人だったよ」「辛いね…思い出させてごめん」リアが麻衣に頭を下げた。


「麻衣さん」「何?ナナ」「あなたの強さを測りたいので…あるクエストを受けてもらってもいいですか?」「どんな?」「極限訓練の竜達を相手にしてもらいます」麻衣の実力なら出来るはず、私はそう確信した。私から麻衣へ話す。「内容が飲み込めていないだろうけど、簡単に言うと仮想空間で敵を撃破する、手段は問わない」「全力で行くよ?」麻衣がやる気満々だ。実力にはかなり自信があるようだ。「その感じでいいよ」私は麻衣を極限訓練の受付場へ、案内した。


 


続く


 


かなコメント!


気がついてる人もいるかもだけど一日1投稿を目標にしていきます。


リアがあまり喋らないなぁ…私が悪いんだけど…。キャラ多いと誰が話しているか分からなくなるよね(読者目線


 


ゆるゆる劇場


麻衣「名前出てきたね…」


リア「今までダーカー少女だしね」


主「名無しはどうかな?」


麻衣「それだとあんたが書く時「名無し」とか書くのよ?」


主「メタい」


麻衣「そういうコーナーでしょ?」

私のトモダチ達 捕食者 4

「調査ご苦労…ナナ、さっそく報告してもらおうか…」私が話しているのは情報部のトップ、ハルさん…。東京で頻繁するフォトン隔離領域内でのダーカーの出現、東京には最近ダーカーが多く出現していて特定の地域へはダーカーが侵入出来ないようにフォトンの防壁を作っている。侵入出来ないはずなのに…。「特徴は?」「外見は普通のダーカーです、でも体にピンク色の花の形をした侵食核があり、体を構成するダーカー因子がフォトンに極めて近いものでした」「ほう…」「新たなダークファルスでしょうか?」「いや、双子に近いものだろう」「双子…ですか?」「ああ、ダーカーを喰らい、食べたダーカーを使役する…」「確かに…」「断言は出来ない、これからも調査を続けてくれ」「はい」


「報告ご苦労…それと君に一つ忠告を…新たなダーカーが見つかったそうだ」「新種!?」ハルの言葉に私は一瞬凍りつく。「調査隊からの報告だ、一応頭に入れておくといい」「はい、それでは失礼します」扉をゆっくりと閉めた。ここで私は一つ、深呼吸をした。麻衣の事は他のアークスにも、情報部にも見つかってはいけない。何故なら彼女は…。


 


「ここがアークスシップ!」「わあ!すごーい」一応麻衣は他のアークスに見られないように細工をした。厄介なのは情報部、やつらは麻衣の召還したダーカーの事を探っている。「ねえ?フナちゃん」「なに?」「お腹空いた…」「そう…」「ここはカフェとかないの?」「ない」「フナさん!嘘はいけないからっ!」私を怒鳴るのは金髪のツインテール少女。帽子を被り、後ろからはツインテールがひょこりと見えた。赤い瞳は私を見ていて、身だしなみは白いジャケットに制服っぽい服を着ていた。


「リア、またイメチェン?」「あ…はい」「フナちゃんの友達?」「なによ!この少女!」「任務でね…」「えー!?なんでフナさんと手を握ってるの!?」リアがうるさい。


「あの…さっきのカフェというのは?」「フランカ sカフェ、ちょっと前にオープンしたの!」「リア、今はのんびりしている暇はないの」「え?でもその少女…」麻衣が地面を見て、片手でお腹を触る。お腹からはグーと音がなる。「ほれ」リアが麻衣に何かを渡した。「なにこれ?」「カロリンメイトだよ」「カロリンメイト…地球に似た商品あったよ」「これはフランカさんに地球の商品を持ってこいといわれてさ」私が隣で頷きながら「それ渡してから一日後だね、カロリンメイトが出たの」「それ飲むの?」「栄養剤みたいなものよ、それがあれば生きられるよ」


麻衣がごくごく飲んで数秒後にはただの瓶に。「美味しい!」「えっ?それはっきり言ってゲ…もごもご」「はいはい!お食事中の人がいるからね!」「殺す気か?人見知り詐欺師!」「初対面の人と話すのが嫌なの」「都合のいい人見知りね」


私達が話している時、テレポーターからナナが出てきた。


ナナの様子がおかしいような気がした。


 


続く…


 


かなコメント!


ウィリさんの小説にフナ出てたね!ぴーす


二つとも話はバラバラだから安心してね。


そんな事よりこれ見ている人居るか毎回不安になる。


見ているよな…(震え声


 


ゆるゆる劇場


友達劇場があまりにもダサいので名前を変えてみました。


さて…どうでしょうか?


麻衣「カロリーメイト美味しいよ!」


リア「いいよね、地球人は…カロリンメイトは(自主規制)の味!」


フナ「リアはお下品ね…麻衣、あれは悪い見本よ」


麻衣「汚い女の子…ね」


リア「泣くよ?」


 

小説『Endless story』#2-5

 #2-5【おいしいね、の一言で】

続きを読む

私のトモダチ達 1章 捕食者 3

  • 2016/06/08 06:13
  • 投稿者:77し

「いいよ、アークスさん」「はい、ところであなたはダークファルス?」「だーくふぁるす?ああ…ダーカーの親玉の事ね」少女が何かを思い出したような素振りを見せていた。


謎が多い…彼女は地球人のはず…なのにダーカーを使役するなど…。「考え事?」いや…地球人なら…。「ねえ!」少女が手を私の顔に目がけて振り回し、ピンタした…ではなくただ手で顔を触っただけ。


「あれ?その花は…」「造花、あまり触らないで、取れるから」絡まれてるのが面倒だから適当に嘘を吐いた。「へぇ…日本ではそれをちゅうにびょうって言うらしいよ」「人の身体的欠点を突くのはよくない…」口が滑る。身体的って言ったよ。「身体的??なら造花じゃないじゃない…え?体!?」なんか一人芝居を見ているようで見てて恥ずかしい。


「ゴホン…ダーカー少女、エーテルって知ってる?」「えーてる??聞いた事ないよ」地球に居ながらエーテルを知らないとは…地球人かどうかを疑う。「あー私は地球人じゃないよ」やっぱり。「じゃあ誰?」「知らない…記憶にないから…」こんな時に無線だ。


「フナさん、ここまでにしましょう、続きはシップで」「はい」「それよりフナさん話せるんですね!人見知り詐欺…」無線を切る。こうして話す時も常に心臓がバクバクしている事は誰にも話した事がない。


「ダーカー少女、行くよ、アークスの施設に案内してあげる」


「はーい」


 


続く…


 


かなコメント!


フナは本当に人見知りです。あれ普通に喋るじゃん…だとぉ?次回をお楽しみに!(槍投げである


友達劇場!


麻衣「ダーカー少女だよ!」


フナ「知ってる…アピールしなくていい」


麻衣「だーくふぁるすだったら?」


フナ「殺す」


麻衣「ラッピーなら?」


フナ「グラインダー欲しいから殺す」


麻衣「私なら?」


フナ「無視」


麻衣「フナちゃん!やめて!」

終わりなき破壊 ~repeat~ あとがき

どうも~。初の小説でしたので、まぁグダグダになったりグチャグチャになってたり(アハハハ・・・

さて、この物語ですが。もう気づいている方が多いと思いますが、実はループ系なのです。
1→2→3→4→1 のように回っていきます。

過去に戻っては、望む未来へ向かって。失敗したからまた戻って・・・。
主人公? がデジャヴを感じたのも、そのせい。


そして、3の最後の手紙には仕掛けがあるのです。
実は、行の最初を縦から読むと・・・ね(●´ω`●)


あとは・・・・・キャラ紹介でいいか(オイw

・ルーシア
一応の主人公。キャスト少女で優しい性格だったが、強さを求めていくうちに冷たくなっていた。後に紹介する空雨には親しみを感じてる。

・アムドゥウス
デューマン魔法少女? 20歳だから魔女ねw カムラ大好きっ子。

・アルムアルクス
ガンナー少女。17歳。 アムのコミュサポート係でもあり、ヘイト稼ぎ役。

・カムラ
本名、火綿カムラ。次回作の主人公(予定)。新米でひよっ子レベルのペーペーのポンポコピーのアークス。しかし、潜在能力は高い。

・赤羽 空雨
ルーシアの友人。


以上、連絡おしまい。

もしかしたら、この作品の完結ストーリーを書くかも。

私のトモダチ達 1章 捕食者 2

キャンプシップから東京へと降り立つ。地面に降り、靴がコツンと音を奏でた。その直後に無線が入る。オペレーターのナナからだ。


「フナさん、今回の任務は分かりますよね?」「ええ、ダーカー反応の調査でしょ?」「ここのとこ多いらしいです、ここはフォトンの力で守られていてダーカーは出現しないはずですが…」「警戒はする。以上。」


…やはり人付き合いは苦手、いつも唐突に無線を切ってしまうからナナには申し訳ないと思う。考え過ぎかもしれない。でも人に嫌われてしまうのが怖くて慎重になってしまう。指定されたポイントまでは徒歩だ。その指定された場所でダーカー反応があったらしい。話が変わるが、以前ここには足が早くなる装置があったらしいが今は撤去されてしまった。リング状のフォトンが空中に浮かんでいる装置、何回か見た事がある。意識を任務に戻す。ライフルを構えながら慎重に足を運ぶ。


「アークスさんみーつけた!」女の子の声が静かな都市の中に響いた。角から顔を出すと道路に茶髪の少女が立っていた。手に刀を握り、黒いジャケットに白いワンピースを着ている。少女は私を見ながら話しかけた。「君はダーカーさんの敵?」私は無言で銃を構えた。新しいダークファルスなら厄介だ。早めに始末するべき。そう思う。それ以外の考えはなかった。少女がため息をついた後に叫び始めた。「ダーク・ラグネ!あのアークスを殺しちゃえ!」腕を天に上げ、空を赤黒い光が引き裂いた。そこから現れたのはダーク・ラグネ。


私はライフルを持ち直し、構えた。「フナさん!やめて!」ナナから無線が入る。「何故?」「友好的かもしれない。」頭の中で物事を整理する。友好的だったならどうなる?アークスに誘ってみるとか…。ダーカーを使役する少女、何か情報が貰えるかもしれない。簡単に答えがまとまる。頭は「君はダーカーさんの敵?」と聞いていたから。私の盲点だった。「ごめんなさい、私は冷静じゃなかった…」自分で無線を切った。友好的に…。心の中で何回も深呼吸しながら少女に話しかけた。「ダーカーの少女、アークスはあなたの敵?」「違う、ダーカーの敵が私の敵だよ?」これなら行けるかもしれない…。「唐突なお願いなのは分かってる…けど…」「何?」「アークスになってみない?君…」


 


続く…


 


かなコメント!


前回の友達劇場がスベり過ぎてもう…。「見苦しいっ!」これは黒いですわ…。


話を変えてストーリーへ。最初はダーク・ラグネとフナを戦わせ、その後に麻衣が現れる予定でした。でも麻衣と話して欲しいし、麻衣がダーカーを召還するシーンを書きたいだけで展開が変わりました。そんなとこ、でわでわー


友達劇場!


フナ「見苦しい!」


主「全恥は僕だ!僕の導き出した解に間違いはないっ!」


麻衣「筆者風情が!」


主「今こそ!全恥を掴む時!」


麻衣、フナ「ナニコレ(・_・;?」


 


 

私のトモダチ達 1章 捕食者

惑星地球 東京、その路地裏に1人の少女と1人の男性がいた。


「がほっ…やめて…よ」「全く…何回言っても分からないやつだな…俺達の奴隷になるならやめてやるから」私を蹴っているのは1人の若い男、年齢は10代くらいだ。街を歩いていたらいきなり声を掛けられ、こうなった。


「げほっ…私を奴隷にして…何を?」「それは俺が決める」上から目線、私を見下しているようだ。私はその男の発言にイライラして…。「嫌です…奴隷は」私がその一言を言い放った後、男の表情が変わる。「死ね」男の足が私のお腹に向けて…。「かは」お腹を強く蹴られて口から吐瀉物が排出された。「ははは!今にも死にそうだな!」その瞬間、私の後ろから黒い色をした何かが現れた。それを見た男の顔が恐怖に負けたのか、大きく表情を変えた。


「ダーカー?何故?ここは安全って聞いたぞ!」ブリアーダは男へゆっくりと近寄る。「あの女を食べろよ!」「地球人さん、それは出来ないと思うよ?」「は?」「そのダーカーさん、私のお友達だもの」「さっきのは?」「演技!」私は笑顔を男に見せてやった。さっきのお返しだ。「お前、後で…」その言葉は途中から叫び声へと変わった。


「ダーカーさん、お疲れ!私の演技完璧だったでしょ?」ブリアーダが私のお腹を凝視している。「大丈夫だよ!私は」ブリアーダは上、下へ顔を振る。頷いているようだ。「ダーカーさんは可愛いなぁ…」「麻衣ちゃん、私を見てよ?麻衣ちゃん?」頭の中に響き渡るような声。毎回毎回この声は空気を読んでくれない。「痛い…」頭の内側から外へ針を刺すような痛いが続く。数秒経つと痛みと声も消えていった。?「ブリアーダ?心配してくれるの?」頭に体をグイグイ押し付けてくる。「あーもう可愛いー!」ブリアーダの事を抱きしめていた。


その頃…東京に降り立つ一人のアークスがいた。


 


続く…


 


かなコメント


このコーナーはこの小説の秘話 、裏の話を話していく予定です!


でわでわ


始めはこの展開はなかったんですよね…。リアルで適当に考えていたら怖い人に絡まれてーっていう展開が浮かびました。ちょいとリョナっぽいけど仕方ないね


 


友達劇場!


ここではこの小説の登場人物がボケます!以上!なに?ざっくりし過ぎだ?とりあえず見ようぜ?


麻衣「友達劇場とかダサw私こんなダサいの出たくないんですけどぉ?」


主「黙れー俺も考えた結果こうなった、そもそもお前ギャルか?そんな口調…」


麻衣「ボケただけだよ?」


主「あ、そう蹴られてろ」


麻衣「酷い!あんたの小説出てやらないから!」


主「まてまて!(汗)

PSO2 二次創作 私のトモダチ達 挨拶と説明

  • 2016/06/07 17:43
  • カテゴリー:小説
  • 投稿者:77し

どうも、77しこと香茄です。今回は二次創作を投稿する前に


その説明と挨拶をしようと思い、これを投稿しました。


まず注意点


せかほとそのメンバーは一切登場しません。


り場人物は麻衣、リア、フナの3人が登場し、あとはオリキャラやオリジナルエネミーが登場します。


既存のNPCはあまり登場しないと思います。


作中には一部暴力的な描写やグロテスクな描写があります。


苦手な方は注意してください。


基本的に一週間に一つは投稿していく予定です。


ここは気分で投稿が前後するかも?


主が難しい言い回しが不得意なので、あまり難しい言葉は使いません。人によっては物足りなさを感じるかもしれませんがご了承を。


注意点は以上です。いい出来になるかは主の技量次第ですが、暖かい目で見守ってください。


 


プロローグ


深遠なる闇、アークスは彼女を仮面と力を合わせ、封印し続けていた。


事はそれから4年後、東京に舞い降りたフナはそこで…。

終わりなき破壊 ~repeat~ 4

気が付いたら、私はフォトンのようなもので構成された木の下で倒れていた。
そして、その隣であの時の男が座っている。

「気が付いたか」

「貴方何なのよ。というか、ここどこなのよ?」

逃げようとも考えていたが、実力差がありすぎることが分かっていたので警戒はするものの、おとなしく質問でかえした。

「話せば長くなるがいいか?」

構わない。と言うと、男は語りだした。
話を聞き終え、簡潔に頭の中で整理する。

男は『仮面』と呼ばれるダークファルスの1人。
浸食核を攻撃した時に、私の身体に『破壊』のダークファルスが取り込まれた。
仮面に攻撃された時に『破壊』による暴走が始まり、アークスが防衛するリリーパ採掘基地などを壊滅状態にまで破壊した。
そして、私をダークファルスに迎え入れるとのこと。

「やっぱり、私に選択の道はないのよね・・・」

断ってもいいが、最悪その場で殺されるか、アークスに殺されるかの道しかない。だったら・・・

「受け入れるしかないか・・・」


襲撃日まで、私は仮面と演習を繰り返し練度を上げ、アークスとの戦いに備えた。
最初は力を抑えて戦うのがやっとだったが、4日ほどで90%までなら制御できるようになった。

あとの3日は、双子が作り出したダーカー軍団で乱戦時の訓練。
人形の爪を躱しながら斬撃を与え、空いた片方の武器でフォトンブレードを出し迎撃。
囲まれてしまったら、モーメントゲイルでまとめて処理。
これらの行動を無意識にできるまで叩き込んだ。

そして襲撃当日。
マザーシップへの道のりを確認していると、仮面が隣に立ち黙ったままだった。
気にせずに作業を始めると、突然ポツリと語りだした。

「今度こそ望む未来になればいいが・・・」

どういう意味か聞こうとしたが、すでに姿は消えていた。


ーーーーーーーーーーー


マザーシップに向かっている途中、少し考えていた。
あの銀髪アークスを見た時のデジャヴ。仮面の言葉。

(今度こそ・・・? まるで何回も同じ出来事を見ているかのような口ぶりだな・・・)

そんなこんなでマザーシップに襲撃したはいいが・・・・・・・何か妙だ。
アークスにとって重要な施設のはずなのに1人もいない。

さらに最深部に進むと、違和感が確信に変わった。このマザーシップは既に放棄されているのだ。

急いで退却しようとしたが、時すでに遅し。いつの間にかアークスに包囲されていた。見覚えのある、アム、アルムアルクス、そして銀髪アークス。

アムが放つ火の玉をフォトンブレードで迎撃しようにも、銀髪アークスの猛攻もあり迎撃できずに直撃。よろけたところにアルムアルクスのゼロ距離射撃を受け立っているのがやっとだった。

(どうして? 私は強い!!強いはずなのに・・・なんで!!)

苦し紛れに遠距離戦ができない銀髪アークスに突撃してみたものの、いとも簡単に回転切りで打ち上げられた。

「助けてもらったときは強い方だったのに・・・どうしてこんなにも」

(・・・!?)

その時気づいた。私が求めていた強さを。本当の強さを。

『認めさせないよ・・・そんな力なんて』

突然、身体の・・・いや周囲のフォトンを取り込み、力があふれ出してくる。しかも、今までよりも遥かな力を。

「ねぇ・・・わたしを・・・壊して」

2人は事態に困惑しているのが感じられたが、銀髪アークスは私の首に手をかけた。
首が絞められている感覚がする。いや、実際に絞めつけられているのだろう。
しかし、これは私が望んだこと。後悔はない。

「お願い・・・。理性を保ててる間に・・・私を壊して」

首を絞める者の力が強くなるのを感じる。
あぁ、これでようやく終わるのね。





『またそうやって終わらせるのか。理想の未来のために再び過去に戻さなければな・・・』

意識が消える直前。最後に仮面の声が聞こえた気がする。

小説『Endless story』#2-4

 #2-4【俺の話を聞け】

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小説『Endless story』#2-3

 #2-3【さあ、狂ったように踊りましょう

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終わりなき破壊 ~repeat~ 3

「うーん・・・。医療系には詳しくないから分からないよ~」

あれから数日後。私の身体は異常を示していた。
初めは、目の色が紅くなっていっただけだが、今では抑えるので精いっぱいなほどの力が溢れている。

「そうですか・・・。空さん、ありがとうございます」

同じルームメイトの空さんこと、赤羽空雨(著者ではない者)に礼を言い、とりあえず溢れている力を開放するためにナベリウスへの手続きを済ませた。
途中から誰かに見られているような気もした・・・。


ナベリウスを探索して早々にダーカーが出てきたが、デュアルブレードを一振り二振りで塵へと化した。
次にダーク・ラグネが出てきたが、やはり軽く相手をするだけで塵になる。

弱い弱い弱い弱い弱い・・・。もっと強いのはいないのか。


気がつけば、開けた場所に黒い服に身を包んで顔をフルフェイスで隠している人がいた。
その者がこちらに気づき、私の姿を見るなり呟いた。

「破壊の力はお前か」

破壊? しかしその一瞬の隙を突かれ、その者の獲物に刺された。

速い!? でも、この距離なら。

反撃しようとしたが、突如力が抑えきれなくなり理性を保つのがやっとだった。

「始まったか。気が済むまで破壊したら再び来るがいい。その時はダークファルスとして迎えてやる」

逃がすまいと手を伸ばしたが、瞬間移動の類だろうか一瞬で姿が消えた。
あぁ、もう意識が保てなさそう。後ろから銀髪のアークスが駆けてくるのが見え、最後に「逃げて」とか細い声で言った。







お元気ですか。
願わくば貴方たちを破壊したくはありません。
いつまでも友でいたかった。
壊滅はしたくないのです。
しゅうげきは7かご
ていこうしてもむだですよ

小説『Endless story』#2-2

 #2-2【Now I face out, I hold out

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【大和討伐注意点】

・前半戦の注意点: 状態異常の故,艦砲によって狙う可能性が高い。 登艦の時主砲方位のため右への通行はむり。

 

・後半戦の注意点: 船尾のエネルギー体優先破壊すれば大和の移動能力が低下になる,特定の攻撃行動も無効になる。 主砲をフリーズすれば被ダメージのリスクは低下になる。 

AISで大和を近距離攻撃すると一気に砲撃によって狙うリスクが高い,即死の可能性もある,注意してください。

 

今はこの感じです,変更の可能性があるかも。

小説『Endless story』#2-1

#2-1【巨乳なんてどこがいいのか】

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終わりなき破壊 ~repeat~ 2

初実践のことを思い出したせいなのか、惑星ナベリウス森林エリアに足を運んでいた。
まぁ、ついでにロックベア討伐の依頼もあるから問題ないけどね⋯。

探索をして数分後、二人の少女― キャストとデューマンだろうか。 ―がこちらに走ってきて尋ねた。

「あ、あの。カムラきゃんをみきゃけませんでしたか?」
「アムさん。名前だけを言っても伝わらないと何度言えば・・・」

慌てているのか、デューマン少女・・・もとい、アムさんは噛み噛みだった。

「あっ、私はアルムアルクスといいます。あちらはアムドゥウス」

困惑しているのが感じられたのか、自己紹介をしてくれた。

「そんなことより、カムラちゃん探ぞうよぉぉぉぉぉ!!」
「・・・・・わかりました。あの、すみません。もし銀髪の男性を見かけたら連絡をお願いいたします。たぶん、カムラさんはその方だと思われますので」
「いいから行くよ!!」

アムさんに押されながら去っていくのを背に、再び歩き出した。


探索をして数分後、ロックベアの姿を見つけたが、すでに戦闘中だった。

「先客か。しかもひよっ子レベル・・・」

他人の獲物には手を出さない主義ゆえにその場を去ろうとしたが、何故かデジャヴを感じた。

・・・・・この場面、何度も何度も体験したことあるような気が・・・。

もう一度見返すと、戦っているひよっ子アークスの髪色が銀色だった。
助けようと駆け出したと同時に、ロックベアの腕が大きく振り上げられた。
銀髪アークスは、2回目まではしっかりと避けられていたが足をとられたのか、しりもちをついてしまった。
このままだと直撃になると感じた私は、ジェットブーツに切り替え、フォトンを集中させた。

「届いて!! ギ・フォイエ!!」

ロックベアの弱点である頭に命中し、3回目の攻撃が逸れて盛大に転んだ。
その間に銀髪アークスのそばに着き、「大丈夫。後は任せて」と言った。
ロックベアが起き上がろうとするが、その隙を突いてブーツで顎に回し蹴りをし、上昇した。
そう、PA ストライクガスト。
とどめに踵落としをしようとしたとき、ロックベアの後頭部から浸食核が出てきて触手を伸ばしてきた。
それでも躊躇わずに浸食核ごと踵を振り落とし、ロックベアは消滅した。


アルムアルクスさんに連絡をした後、私はその場をあとにした。礼を言われるのが恥ずかしいからだ。

しかし、その時はまだ、身体に異変がおこっているなんて想像もしなかった。

終わりなき破壊 ~repeat~ 1

首を絞められている感覚がする。いや、実際に絞められているのだろう。
しかし、これは私が望んだこと。後悔はない。

「お願い・・・。理性を保ててる間に・・・私を壊して」

首を絞める者の力が強くなるのが感じる。
あぁ、これでようやく終わるのね。


――――――――


静かな大陸、浮遊大陸で私は考えていた。

力を求めるようになったのはいつからだっただろうか。
最初は、純粋にダーカーを討伐すれば仲間が喜んでくれた。私も満足していた。
初めて浸食された原生生物を討伐したときは、ダーカーのようなふわっとしたものとは違い、まるで生肉を切っているような感触に快感を覚えた。

でも、仲間は私のことを陰で《悪魔の女》と呼ぶようになっていった。
私は、それを知らないふりして過ごしていた。

それからしばらくしたある日、仲間からギグル・グンネガムの討伐に誘われた。退屈しのぎにと私は付き合った。

勝てなかった・・・。それなりに鍛練をこなしていたし、相手の動きを見極めながら戦っていた。なのに勝てなかった。
仲間は、私を見捨てて何処かへ行った。


私が強ければ・・・。強い力があれば・・・。

おそらく、そのころからだろう。私が力を求めだしたのは・・・。



気が付けば、私を囲むように龍族やダーカーが迫っていた。

「運命・・・。お前も・・・私の力の生贄になるのよ」


そういえば、初実践後に先輩アークスから言われたっけ。
『心の底から戦いたいって思うようになったらそれはもう病気』って。


2へ続く

小説『Endless story』幕間1

今回の更新を担当するViridisです。

二次創作小説『Endless story』を書かせていただいています。

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小説『Endless story』#1-5

 #1-5【ようこそ、世界群歩行者達へ】

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小説『Endless story』#1-4

 #1-4【あんまり急に笑うので】

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小説『Endless story』#1-2

 #1-2【Phantasy stars in universe

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「スプラウト」キャラ設定

ウィリ殿が小説を書くに当たり、折角ですのでこの機会にキャラ設定を書き殴ってみました。

これを機会に、皆さんも自キャラ設定をブログに載せてみては如何でしょうか(主に私が見たい)

 

○スプラウト

【プロフィール】

年齢:不詳(人間時の見た目は30程度) 

性別:♂ 

種族:キャスト

好きな物:せかほとそのメンバー、甘い食べ物、姉(深層的シスコン)

嫌いな物:チームを貶める輩、苦い食べ物、ダーカー

 

【概要】

廃棄されたコールドスリープポッドから、先日目を覚ましたアークス。

目覚めた彼は記憶はおろか、年齢や性格、そして自分の名前に至るまで全ての記憶を失っていた。

 

近くに一緒に破棄されていた資料から、何とか「スプラウト」という名前だけを確認できた彼だが、謎の絶望感と強い喪失感に苛まされながら、充てもなくアークスシップの中を彷徨う。

 

そんな中、偶然にも「世界群歩行者達」の募集を知り、とりあえず自分の身の置き場を確保する事を重要だと考えた彼は、せかほのチームルームの門を叩く…

 

【性格】

○丁寧口調

チームに拾ってもらったという恩義の思いから、誰に話すときもとにかく敬語。名前を呼ぶときも「殿」を付ける。

 

○多重人格

・冗談の通じなさそうな、固く生真面目な口調で相手に接するが、実際はノリが良く、真顔で冗談を飛ばしたもする。チームへの敬意と、好まれるような性格を考えた結果、このような謎の人格が生まれた。

 

・基本的には落ち着いた様子で戦闘も行うが、戦闘に熱くなると過去の性格が蘇り、狂ったように楽しみながら敵を殲滅する戦闘狂に。口調も丁寧語が消え、乱暴で口汚くなる。

 

・姉のパーツを(女性用)を過去に治療に使用された影響か、戦闘以外でテンションが上がりすぎた時にはオカマ化する事もある。

 

(お月見リリーパをよく着るのはノリで着た結果、着心地が良くて好きになったから)

 

○せかほ大好き

失意と絶望の中から拾ってもらったという恩義が強く、せかほに対して絶大な信頼を寄せる。

たとえに自身の任務があったとしても、チームの誰かしらの要請があれば任務を放り出してでも駆けつける。

チームの事を貶めたり、バカにするような発言をする輩がいた場合には激昂して叩き斬ろうとする節も。

 

 

【過去】

その昔、彼は姉弟とも呼べる同型の女性型キャスト「シャント」と行動しており、2人で多くのダーカーを殲滅してその名を上げていた。

 

しかし、その戦い方は暴虐極まりないものであり、邪魔をしようものならば見方さえも手にかけるというその凶暴性から、ほかのアークスから毛嫌いされていた。

 

そして二人の行動に業を煮やしたほかのアークス達は、大規模なダーカーの襲撃の際に、戦闘に参加していた二人を罠にはめ、窮地に追いやった。

 

それによりシャントはダーカーに殺され死亡。何とか生き残ったスプラウトも重症を負いながらも、姉の亡骸を持って帰還した。

 

その後、アークスの医療機関によって治療を受けるが、意識の回復までには至らず、無期限の冷凍保存される事となる。

 

(その背景には、彼らの悪行を知っていた上層部により、再びアークスとして活動できないように封印するという思惑もあった)

 

その後、元々開けられる予定のなかったポットは、その部屋と共に破棄され、永い時間誰にも知られる事も無く放置される事となる…

 

 

※因みに「スプラウト」は彼の読んだ資料の文字が汚く、誤読してしまった名前であり、本当の名前は「スラウド」

小説『Endless story』#1-1

 #1-1【私よ、消えろ】

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小説『Endless story』プロローグと挨拶

 

 

 とどのつまり私は「死にたい」のではなく「殺されたい」と常々思っている。出来れば痛みを感じる暇もなく、あっけなくあっという間に。

  

 

 ハッとして、不意に声をかけてきた彼女の方を向く。その瞳は真紅で、まっすぐに私を見据えていた。

  

「オラクル、アークス、ダーカー……これらはあなたたち地球人の、空想の産物ではない。紛れもない現実よ。そして、あなたはその中に紛れ込んで来てしまった。――少しは現状を整理できたかしら、地球人さん?」

 

 

「ようこそオラクルへ。そして、世界群歩行者達へ!」

 

 

「今回はフンドシもあるにゃん」

「バカな! マイショップでも軒並み高値で取引されていて入手が困難な、ぶっちゃけて言えばだいたいの男性用のコスチュームよりズバ抜けて高いフンドシまで!」

  

 ねえちょっと待ってツッコみが追い付かない。どうなっていやがるオラクル。

 

 

 キャストの中には、戦闘時にのみ機械的な形態をとる者が多いらしい。彼はただひとつ深く息を吐くと、眼前の敵を見据えた。それから腕を胸の前で交差する。 

 青いガラスが砕け散るようなエフェクトと、フォトンが感応する音。そこに立っている彼は、先ほどまでの姿ではなく――黒いボディに青いハイライトが映える、侍みたいなシルエットのキャストだった。 

 背に背負った青いリングとビット状のパーツが姿を変え、二挺の機銃『ミストールオービット』となり両手に携わる。 

 そして、彼はあくまでも静かに宣言した。

 

「オービットシステム起動・展開。ハイド、これより任務を遂行する」

 

 

「それは、構わないけれど……単なる地球人を随分と気にかけるわね」

 

 少しの間、受話器越しに静寂が続いた。何かを言うべきかどうか逡巡しているようだが、やがて彼は「ふむ」ともらすと、ようやく言葉を継ぐ。そして、わたしはその内容に少しだけ眉をひそめた。

 

 

 ある者は剣を、ある者は銃を、ある者は杖を構える。

 臆することなく目の前を見据える仲間たちに、不思議と私も手の震えは止まっていた。

 団長が一歩前に進み出て、高らかに言う。

 

「さあ――蹂躙、開始ッ!」

 

 

 大鎌は勢いよく振り下ろされた。切っ先が、私の胴体を袈裟に抉る。私の身体のかなり深い部分まで刃が通り抜けた感覚を、確かに味わった。死ぬほど痛いっていう表現は流石に安っぽいけれど、なるほど、これは他に言い表しようがない。痛さのあまりに、世界がチカチカときらめいてメリーゴーランドのように何度も反転した。

 死ぬ瞬間はやっぱり断末魔を上げたほうがいいのかなと考えたけれど、面倒くさくて、やっぱりやめて、私は意識を手放して――。

 

 

 ――これは、死にたがりの私が「まだ生きていたいな」と思うまでの、ある幻創の物語。

 

 

 

 

今回の更新を担当するViridisです。

 

このたびは明日2016/3/30()から、このブログでPSO2のうちの子を主軸に、せかほメンバーの皆さんを交えた小説を1話2000文字程度で連載させていただくことになりました。

上のものはその前座ということで、これから掲載する予定である本文からいくらかの場面を抜粋したものになります。

また、連載は可能な限り週1回・毎週水曜の更新を予定していますが……私の都合により不定期の連載へと移行する場合も考えられます。ご了承ください。

 

早速でっかい風呂敷をバーッと撒いちゃった感じがして、今これを書いているこの瞬間も実のところはなんだか冷や汗が止まらない有様です。というかとうとうロクなプロットを固めないで始めちゃったよ、大丈夫かオイ。

ただ、執筆する私自身も楽しみ、皆さんにとっても水曜のメンテのちょっとした楽しみになれればいいなと考えつつ、細く長くあまり気負わず続けられればいいなと考えています。

それでは明日以降の本編にご期待ください。

 

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