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小説「君が紡ぐ、物語。」 プロローグ

――なんでこんなことになってるんだっけ。

 目の前で起きている出来事がカオスすぎてそう思ってしまう。まず正面には全身緑色の服装で固めた男性が座ってニコニコしている。その周りで数人が室内なのにもかかわらず水着姿で踊り狂い、黒と白のカラーリングのキャストがひたすたらピョンピョン^していて、さらには裸にふんどし1丁の大男がセクシーポーズを披露している。何だこれ。思わず俯いてしまう。

 

「あの……大丈夫ですか?」

 

そう言われて我に返る。少しの間だが意識がぶっ飛んでいたらしい。

 顔を上げると、正面に座っている男性が心配そうに私を見ていた。

 

「あ、大丈夫、大丈夫です、はい」

 

出会ったばかりの人に心配されていると気付き、慌てて答える。

 

「ならチームの説明を続けますね」

 

そう言って再びチームの特徴や機能などを説明し始める――チーム『世界群歩行者達』のマスター塊素を見つめながら私がどこにいるのか、ようやく思い出した。

 

私――有栖李子は……PSO2の世界に迷い込んだんだ。

 

次回「1.もう一つの現実」

 

 

どうも、アリシアです!

ついに私も小説を書き始めちゃいました!

拙い文章力で精一杯書いていきますので応援よろしくお願いします!

なお、更新日は毎週金曜日にできたらいいなと考えております!

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