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私のトモダチ達 1章 捕食者 2

キャンプシップから東京へと降り立つ。地面に降り、靴がコツンと音を奏でた。その直後に無線が入る。オペレーターのナナからだ。


「フナさん、今回の任務は分かりますよね?」「ええ、ダーカー反応の調査でしょ?」「ここのとこ多いらしいです、ここはフォトンの力で守られていてダーカーは出現しないはずですが…」「警戒はする。以上。」


…やはり人付き合いは苦手、いつも唐突に無線を切ってしまうからナナには申し訳ないと思う。考え過ぎかもしれない。でも人に嫌われてしまうのが怖くて慎重になってしまう。指定されたポイントまでは徒歩だ。その指定された場所でダーカー反応があったらしい。話が変わるが、以前ここには足が早くなる装置があったらしいが今は撤去されてしまった。リング状のフォトンが空中に浮かんでいる装置、何回か見た事がある。意識を任務に戻す。ライフルを構えながら慎重に足を運ぶ。


「アークスさんみーつけた!」女の子の声が静かな都市の中に響いた。角から顔を出すと道路に茶髪の少女が立っていた。手に刀を握り、黒いジャケットに白いワンピースを着ている。少女は私を見ながら話しかけた。「君はダーカーさんの敵?」私は無言で銃を構えた。新しいダークファルスなら厄介だ。早めに始末するべき。そう思う。それ以外の考えはなかった。少女がため息をついた後に叫び始めた。「ダーク・ラグネ!あのアークスを殺しちゃえ!」腕を天に上げ、空を赤黒い光が引き裂いた。そこから現れたのはダーク・ラグネ。


私はライフルを持ち直し、構えた。「フナさん!やめて!」ナナから無線が入る。「何故?」「友好的かもしれない。」頭の中で物事を整理する。友好的だったならどうなる?アークスに誘ってみるとか…。ダーカーを使役する少女、何か情報が貰えるかもしれない。簡単に答えがまとまる。頭は「君はダーカーさんの敵?」と聞いていたから。私の盲点だった。「ごめんなさい、私は冷静じゃなかった…」自分で無線を切った。友好的に…。心の中で何回も深呼吸しながら少女に話しかけた。「ダーカーの少女、アークスはあなたの敵?」「違う、ダーカーの敵が私の敵だよ?」これなら行けるかもしれない…。「唐突なお願いなのは分かってる…けど…」「何?」「アークスになってみない?君…」


 


続く…


 


かなコメント!


前回の友達劇場がスベり過ぎてもう…。「見苦しいっ!」これは黒いですわ…。


話を変えてストーリーへ。最初はダーク・ラグネとフナを戦わせ、その後に麻衣が現れる予定でした。でも麻衣と話して欲しいし、麻衣がダーカーを召還するシーンを書きたいだけで展開が変わりました。そんなとこ、でわでわー


友達劇場!


フナ「見苦しい!」


主「全恥は僕だ!僕の導き出した解に間違いはないっ!」


麻衣「筆者風情が!」


主「今こそ!全恥を掴む時!」


麻衣、フナ「ナニコレ(・_・;?」


 


 

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