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2017/09/16
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2016年10月の記事は以下のとおりです。

小説『Endless story』#4-4

# 4-4【She was struck down, it was her doom

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私のトモダチ達 3章 小さな葛藤 2

「はぁ…」夜のフランカsカフェ。椅子に座りながらため息を吐く少女がいた。「席…いいかな?」「えーと…大丈夫ですよ」「ありがとうね」金髪の女性が向かい側の席に座る。髪は長めで肩より下へと伸ばしている。目は少し黒ずんだ紫色で、服はまるで貴族のように煌びやかで、美しい服に身を包んでいた。ふんわりとしたスカートに可愛らしいソックス。胸元はちょっと開いていて背中からは羽のようなものが見える。変わった服だなぁ…お姫様みたい。


「珍しい服だったかな?」「うん…なかなか見ないなって…」外見はかわいいし、どこかに優雅さもある。でも…彼女もアークスだ。暖かくって「ところで…君はアークスなの?」「はい…フォースです」「へえーフォースかぁ…私はバウンサーなんだ!」「バウンサー…」「フォースか…もしかして君がリア?」「えっ?知っているんですか?」「フナの知り合いだからねー昔一緒にptを組んだこともあるの」「昔…?今は?」「最近は会ってないかな」「…そう…ですか」「自己紹介が遅れちゃったけど…私の名前はシェルネ、別のシップからやってきたアークスよ」「別のシップか…じゃあフナさんは向かい側は別のシップに居たりしたんですか?」「うん。このシップに来たのもわりと最近だよ」「知らなかった…」「だと思ったよ」「え?」「フナはそういうことは全く話さないからね」シェルネさんはフナさんをよく知っている…なら…まだ目を覚まさないフナさんのことを相談してみよう。そう思った。でも原因は私だ。なのに相談するのかと迷いはあった。それでも思いきって相談してみた。


「あの…シェルネさん…相談があって…」「きっとフナのことでしょ?知ってるから…君とフナをアークスシップまで移動させたのは私だから…」「ごめんなさい!フナさんが侵食されていくのを見ていたら…ダーカーだ、倒さなきゃって…」シェルネが私を見て笑顔を作っている。「君の判断は正しかったよ、君の与えたフォトンが彼女を浄化してあげたんだ」「え?」「彼女はダーカーになる一歩手前だった。君が彼女に攻撃を加えていなかったら危なかったね…目を覚まさないのは多分ナナに安静にしてろとでも言われているんじゃないかな?まだ戦える体ではないからね…多分寝たフリだよ」寝たフリ…それは意外だ。でも寝たフリをするのは私と話したくないのかなと私は思っている。「もしかして…ダーカーになる寸前ってアークスが敵に見えたりするんですか?」「正解!」「だからフナさんは私を…」なんとなく予想が出来た。多分私に傷を負わせた罪から私に話しかけられないとか?「ふふっ分かったみたいだね…意外でしょ?フナは罪を重く感じちゃう人なんだ」「あの、ありがとうございます!」「いえいえ!あと、一つ注意!」「えっ?」「無理はしない…君のことだよ」「無理…ですか?」「君はまだ怪我も完治していないからね…君、あの時かなりの重症だったんだよ?」「はい…気をつけます」


フランカsカフェを後にし、フナさんのいる病室へ向かう。「無理をしないか…私、そんなに無理してたかな?」頭を掻きながら部屋を移動する。「あれ?」通路の先から肌がピリピリするような威圧感を感じる。空気が重い。「なによこれ…でもダーカーなんていないでしょ…じゃあ何?」武器を構える。アークスシップにダーカーがいる。なら警報が鳴らないわけがない。その威圧感と嫌な予感は私に少しずつ近くなってくる…。何かが走る音、それを耳にした。その後廊下の角から姿を表したのは赤いゴルドラーダだった。


 


かなコメント!


最初はフナと会話をする展開にする予定でした。でもちょっとダーカーを出してみました。アークスシップ内にダーカーがいるとホラーですよね…。ビジフォンとかいじってたら急に出てきたりとか…


でわでわー


ゆるゆる劇場!


麻衣「ちょっと!今回私がいないじゃない!」


筆者「いつか出る」


シェルネ「大丈夫だよ?麻衣、君もいつか出れるから」


麻衣「今回初参加に煽られた」


シェルネ「許して(はあと)」


麻衣「は?」


レイ「ちょっと!麻衣ちゃんはそんなこと言わない!」


シェルネ「透刃麻衣激おこ」

小説『Endless story』#4-3

# 4-3【Yah-Yah-Yah-Yah-Yah!】

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私のトモダチ達 3章 小さな葛藤

「ラ・フォイエ!」「エンドアトラクト!」


二つのPAはぶつかることなく、互いに発動者を傷つけた。それしか私には分からない。もうかなりの時間が経った。真っ白な空間の中で[私]という存在がいるのをかろうじて認識出来る。「…誰?」真っ白な空間に立つ少女。リアだけど…雰囲気が違った。「フナさんは迷っているんだよね?」「…」「アークスとダーカー…なんで迷う必要がある!?そこまでして麻衣を…フナさんらしくないよ?」「………」「ダーカーはアークスにしか倒せない!なのに…ダークファルスに抱きつくだなんて…フナさんはもう…アークスじゃないんだよ!!」リアがあんなに怒ったのは初めて見た…ものすごい剣幕だけど彼女は私を責めてはいない…。きっと私をアークスに戻したいんだ。


 


「フナさん…目を覚ましませんね」ナナさんが寂しそうな素振りを見せる。「ですね…そう言えば麻衣というダークファルスって何者なんですか?フナさんが取り乱すなんて…」ナナのコーヒーを飲む手が止まる。気まずい空気…多分まずいことを聞いてしまった…。静かにコーヒーを飲み干してナナが会話を繋ぐ。「質問だけどあなたは罪を背負って生きてはいけなくなった時どうしたいの?」「へ?えーと難しい質問ですね…イメージ出来ないかも…」「じゃあ例えを変える?」「いや…大丈夫です…罪の重さにもよりますけど私は償いたいです…罪を」「それがあなたの答えなのね…」「えーとそれで、この質問の意味は?」「分からないの?」「ごめんなさい…ちょっと難しいです…」「……」「私は自分の部屋に戻りますね…」「うん…」


ナナの部屋を後にし、部屋の前でそっとため息を吐く。「やっぱり緊張するなぁ…ナナさんと話していると…」一人言を言っているといきなり隣のドアが開く。「わっ!」ドアの中からナナさんが出てきた。「何やっているの?そこで」「あーいえ…ナナさんも外に出るんですね…」「当たり前よ…」ナナが私の前から移動する。「えっえーと…いってらっしゃい」その言葉を言い終えた後、ナナが後ろを振り向いて私を見てそっと笑顔を作って見せた。その後曲がり角へ消えてしまった。ナナさんの笑顔なんて初めて見たかもしれない…。「あれ?何か落としてる…」ナナさんの日記だった…。「見てみよ…」最初のページにはフナさんの写真が一面に貼られている…2ページ目からは日記が書かれている。「フナさんの写真かなりバリエーションあるなあ…風呂の時なんてどうやって撮るのかな?」なんでフナさんの写真があるのか分からない。2ページからはちゃんと日記が書かれている。「最近ないかな?」適当に開いた25ページ目…そのタイトルに私は凍りつく。[麻衣ちゃんとフナさん]「え?」麻衣とナナさんは直接会っている…?


 


「ごめんね…レイ…」「まだ痛む?」「大丈夫…」「場所を変えない?麻衣ちゃん?」「え?でもそれじゃフナさんが…私に」「あのアークスに会ってから変だよ?麻衣ちゃん…ダーカーがアークスと交われるわけない!」「…既視感があるの…あの人は初対面じゃない!」「麻衣ちゃん…」今、私は過去を知りたいんだ。東京にいつからいるのか…既視感があるだけでその理由が分からないのは君が悪い。まるで痒い所に手が届かないような感覚だ。「レイ!知ってるなら教えて!私の過去を!」「…ある所に小さな女の子がいました。その女の子は世界を救う力を持ちたかったんだってさ…でも非力な女の子に世界を救う力なんてあるはずがない…そこで女の子は何をしたと思う?」「それが私なの?」「どうだろうね…」「ちゃんと答えてよ!」「だから…麻衣ちゃんは何も知らなくていいの…ね?」


 


かなコメント!


今日はサモナーの新スキルとテクカスが楽しみだなー


これだけ書くと地味だな…。


3章からは設定の掘り下げをしていこうかなと思っています。


いやー3章の初めをどんな構成にするかは本当に迷ったなぁ


結局地味なコーナーになったね!うん!


てわでわー


ゆるゆる劇場!


フナ「ナナ!」


ナナ「フナさん?寝てるんじゃないんですか?」


フナ「本編とここは別!なんで私の風呂の写真なんてあるの?」


ナナ「筆者に聞いてください…」


ラァイア「えーと…きっとフナさんが好きなんですよね…?」


ナナ「こら!!」


ラァイア「いたっ…殴らないでくださいよー!」


フナ「顔真っ赤だよ?ナナ…風邪?」


ナナ「いや…なんでもない…


 

小説『Endless story』#4-2

 #4-2【この頃流行りの女の子

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