私のトモダチ達 7
私の前には金色の巨竜が一体。パーン・ドラール、ヴォルドラゴンの希少種であり、通常よりも危険な個体だ。特徴的なのは金色の体、ヴォルドラゴンよりも明るい色の角に背中の突起。バーン・ドラールはヴォルドラゴンよりも気性が荒く油断は出来ない。ここが仮想空間だとしてもその脅威はなんら変わらない。私が刀を構えると相手も咆哮して威嚇する。周りの空気が振動し、私の髪もゆらゆらと靡く。その後に相手の火球、体がチリチリと音を鳴らし、額からは汗が止まらない。それは1〜2秒の出来事。その火球は私を…。
フナさん、パーン・ドラールでよかったんですか?
二人の少女が麻衣の戦闘を見ながら話す。「彼女はとてつもないポテンシャルを秘めている」「ですが…」機械のような服に身を包むナナ、首回りと背中を露出させ、黒と白のカラーリングの機械的な服。下半身はスカートのように足を取り囲む白い棒状の物。そこから見えるのは彼女の真っ白な太腿だ。彼女の太腿は対して太くはない。麻衣の2分の1くらいだ。「フナさん、モニター見てます?」「ええ」面倒なことに巻き込まれたくないから吐いた嘘、仕方なかったし嘘を吐かないアークスはいないんだ!「フナさん?見てないですよね?」「はいはい…あ」モニターに映るのは火球に被弾する麻衣だった「火球…なんで避けてないのかな?」
服が燃えている…私は火球に当たった。避けられなかった、体が動かなかったんだ。仮想空間でも体は燃えているし、痛みもある。そしてバーン・ドラールが地面に潜る。そして振動と共に再び現れる。金色とは違い、暗いオレンジ色をしている。体が全体的にゴツくなり角の形状も変化していた。そしてバーン・ドラールは私に語りかけていた。「グォォォォ!憎きダーカーの少女!!貴様は殺す殺す殺す!!」頭の中に響くような声。その声は怒り狂ったように感情的で、どこか悲しさもあった。しかし彼は敵。仮想空間だとしても私は彼に勝つ。そして私は全力でバーン・ドラールを迎え撃つ。「…龍族さん?そろそろ全力で行くからね?」
その言葉の後、強力なダーカー反応と共にダーカーが現れた。
そしてそのダーカーは…。
続く…
かなコメント!
ナナのイメージが固まったのでその辺りの描写をしてみました。
キャストで薄い紫色の髪ですねー。キャラ増やすならナナを作りたいかな?
オリキャラはまだまだ登場するし楽しみにしてね!ではではー!
???劇場
麻衣「筆者がまた劇場の名前忘れてるわよ!」
筆者「ラッピー頭でして…」
ナナ「ディアボイグリシス頭では?」
筆者「長い…そういやディアボイグリシスって覚えるの大変じゃない?」
麻衣「かもね」
筆者「俺は覚えたよ?このディアボイグリシスもwiki見て確認してないからな?」
麻衣&ナナ「………」