私のトモダチ達 1章 捕食者 3
- 2016/06/08 06:13
- 投稿者:77し
「いいよ、アークスさん」「はい、ところであなたはダークファルス?」「だーくふぁるす?ああ…ダーカーの親玉の事ね」少女が何かを思い出したような素振りを見せていた。
謎が多い…彼女は地球人のはず…なのにダーカーを使役するなど…。「考え事?」いや…地球人なら…。「ねえ!」少女が手を私の顔に目がけて振り回し、ピンタした…ではなくただ手で顔を触っただけ。
「あれ?その花は…」「造花、あまり触らないで、取れるから」絡まれてるのが面倒だから適当に嘘を吐いた。「へぇ…日本ではそれをちゅうにびょうって言うらしいよ」「人の身体的欠点を突くのはよくない…」口が滑る。身体的って言ったよ。「身体的??なら造花じゃないじゃない…え?体!?」なんか一人芝居を見ているようで見てて恥ずかしい。
「ゴホン…ダーカー少女、エーテルって知ってる?」「えーてる??聞いた事ないよ」地球に居ながらエーテルを知らないとは…地球人かどうかを疑う。「あー私は地球人じゃないよ」やっぱり。「じゃあ誰?」「知らない…記憶にないから…」こんな時に無線だ。
「フナさん、ここまでにしましょう、続きはシップで」「はい」「それよりフナさん話せるんですね!人見知り詐欺…」無線を切る。こうして話す時も常に心臓がバクバクしている事は誰にも話した事がない。
「ダーカー少女、行くよ、アークスの施設に案内してあげる」
「はーい」
続く…
かなコメント!
フナは本当に人見知りです。あれ普通に喋るじゃん…だとぉ?次回をお楽しみに!(槍投げである
友達劇場!
麻衣「ダーカー少女だよ!」
フナ「知ってる…アピールしなくていい」
麻衣「だーくふぁるすだったら?」
フナ「殺す」
麻衣「ラッピーなら?」
フナ「グラインダー欲しいから殺す」
麻衣「私なら?」
フナ「無視」
麻衣「フナちゃん!やめて!」