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私のトモダチ達 3章 小さな葛藤 2

「はぁ…」夜のフランカsカフェ。椅子に座りながらため息を吐く少女がいた。「席…いいかな?」「えーと…大丈夫ですよ」「ありがとうね」金髪の女性が向かい側の席に座る。髪は長めで肩より下へと伸ばしている。目は少し黒ずんだ紫色で、服はまるで貴族のように煌びやかで、美しい服に身を包んでいた。ふんわりとしたスカートに可愛らしいソックス。胸元はちょっと開いていて背中からは羽のようなものが見える。変わった服だなぁ…お姫様みたい。


「珍しい服だったかな?」「うん…なかなか見ないなって…」外見はかわいいし、どこかに優雅さもある。でも…彼女もアークスだ。暖かくって「ところで…君はアークスなの?」「はい…フォースです」「へえーフォースかぁ…私はバウンサーなんだ!」「バウンサー…」「フォースか…もしかして君がリア?」「えっ?知っているんですか?」「フナの知り合いだからねー昔一緒にptを組んだこともあるの」「昔…?今は?」「最近は会ってないかな」「…そう…ですか」「自己紹介が遅れちゃったけど…私の名前はシェルネ、別のシップからやってきたアークスよ」「別のシップか…じゃあフナさんは向かい側は別のシップに居たりしたんですか?」「うん。このシップに来たのもわりと最近だよ」「知らなかった…」「だと思ったよ」「え?」「フナはそういうことは全く話さないからね」シェルネさんはフナさんをよく知っている…なら…まだ目を覚まさないフナさんのことを相談してみよう。そう思った。でも原因は私だ。なのに相談するのかと迷いはあった。それでも思いきって相談してみた。


「あの…シェルネさん…相談があって…」「きっとフナのことでしょ?知ってるから…君とフナをアークスシップまで移動させたのは私だから…」「ごめんなさい!フナさんが侵食されていくのを見ていたら…ダーカーだ、倒さなきゃって…」シェルネが私を見て笑顔を作っている。「君の判断は正しかったよ、君の与えたフォトンが彼女を浄化してあげたんだ」「え?」「彼女はダーカーになる一歩手前だった。君が彼女に攻撃を加えていなかったら危なかったね…目を覚まさないのは多分ナナに安静にしてろとでも言われているんじゃないかな?まだ戦える体ではないからね…多分寝たフリだよ」寝たフリ…それは意外だ。でも寝たフリをするのは私と話したくないのかなと私は思っている。「もしかして…ダーカーになる寸前ってアークスが敵に見えたりするんですか?」「正解!」「だからフナさんは私を…」なんとなく予想が出来た。多分私に傷を負わせた罪から私に話しかけられないとか?「ふふっ分かったみたいだね…意外でしょ?フナは罪を重く感じちゃう人なんだ」「あの、ありがとうございます!」「いえいえ!あと、一つ注意!」「えっ?」「無理はしない…君のことだよ」「無理…ですか?」「君はまだ怪我も完治していないからね…君、あの時かなりの重症だったんだよ?」「はい…気をつけます」


フランカsカフェを後にし、フナさんのいる病室へ向かう。「無理をしないか…私、そんなに無理してたかな?」頭を掻きながら部屋を移動する。「あれ?」通路の先から肌がピリピリするような威圧感を感じる。空気が重い。「なによこれ…でもダーカーなんていないでしょ…じゃあ何?」武器を構える。アークスシップにダーカーがいる。なら警報が鳴らないわけがない。その威圧感と嫌な予感は私に少しずつ近くなってくる…。何かが走る音、それを耳にした。その後廊下の角から姿を表したのは赤いゴルドラーダだった。


 


かなコメント!


最初はフナと会話をする展開にする予定でした。でもちょっとダーカーを出してみました。アークスシップ内にダーカーがいるとホラーですよね…。ビジフォンとかいじってたら急に出てきたりとか…


でわでわー


ゆるゆる劇場!


麻衣「ちょっと!今回私がいないじゃない!」


筆者「いつか出る」


シェルネ「大丈夫だよ?麻衣、君もいつか出れるから」


麻衣「今回初参加に煽られた」


シェルネ「許して(はあと)」


麻衣「は?」


レイ「ちょっと!麻衣ちゃんはそんなこと言わない!」


シェルネ「透刃麻衣激おこ」

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