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私のトモダチ達 1章 誘い

ダークファルスの襲撃。それはいつも唐突だった。今回も…。


「ダークファルスですか?」「うん…多分ね‥私の近くにいる」「フナさんあの子達はどうします?」「大丈夫…ナナからは一応連絡を入れてね」「はい、ダークファルスと戦うんですか?」「その予定かな?」「無茶ですよ!」「相手を見るだけ…」


この辺りに大きなダーカー反応。間違いない…ダークファルスは近くにいる。


「麻衣!」「分かってる!」黒い巨体は空を舞いながら地面に降り立つ。その巨体はロビーを小さく振動させた。「ダーク・ビブラスか」カブトムシのような力強い角。巨大な二つの腕。空を華麗に舞うことの出来る羽根。「いきなり強力なダーカーが…」「リア…戦うんでしょ」私は武器を構える。リアも同じように…。


ダーク・ビブラスが私達を威嚇する。「光属性のテクニック…ビブラスには効いたはず!」リアは遠距離から攻撃するようだ。なら私が。「私がビブラスを引きつけるから」刀を構えながら地面を蹴って、ビブラスに接近する。「グレンテッセン!」ビブラスの角に当たる。その瞬間にビブラスが怯む。「イル・グランツ」リアの持つロッドから放たれる光の束。その全てがビブラスに命中する。ビブラスの体が光に包まれ、その場で動きが止まる。武器を刀から弓へ持ち変えて、ビブラスへ矢を放つ。光り輝く矢がビブラスの頭に刺さる。あとはあの技を放てばいい。集中力…それが重要になる技だ。何秒間か集中する…。そして…矢を放つ。「ラストネメシス!」私の声と共に放たれた矢。空気を引き裂く音を鳴らして飛ぶその矢はビブラスの角の根元に当たる。その後、輝く矢が爆発する。その後ダーク・ビブラスは地面へ倒れる。


「やったよ!麻衣!」「うん!」ロビーに倒れる黒い巨体。それは強力なダーカーであり、それを倒したのは私達なのだ。…でもどこか罪悪感が残る。以前の私はダーカーを可愛がり、愛していたはずだ。「何ボケってしているの?」「考え事よ、それよりフナさん居なかったね」「?フナさんはどこに居るのかな?」


「麻衣さん!リアさん!」


ナナからの無線。相当慌てているようだ。「ナナさん?」リアも事か重大だと思っているようだ。ナナさんが慌てる事態が起きているのだから。「フナさんが…ダーク・ファルスと交戦中です」「ダーク・ファルス…急がなきゃ」リアがキャンプシップへ向かって走っていく。全力で走ったからかもう姿が見えなくなる。あんなに慌てるリア…。「麻衣さんも急いでください!」


ダーク・ファルス…。ふと、あることを思い出す。


そう…私には決めるべき答えがある。


「麻衣ちゃん?あなたはダーカー側でしょ?」


脳裏に響く声。


「麻衣ちゃん、フナとリアを殺すんだよ?彼女達を殺せばアークスの戦力は落ちるから」


「ダーク・ビブラス…」聞こえる声を無視してビブラスを食べる。角を折って柔らかい角の根元から…。


「食べれば食べたダーカーを召還出来る。何をするつもりなの?麻衣ちゃん」


向こうから聞こえる声。その声全てを無視して私はキャンプシップへと歩き始めた。


 


続く…


 


かなコメント


物語が破綻して来てるよぉ。ブロット固めなかったせいだな!


月、火曜日に書く予定だったけどサボりました。ハイ。


でわでわー


 


ゆるゆる劇場


麻衣「夏と言えば?」


リア「スイカ!」


フナ「かき氷かな?」


麻衣「海は!?」


フナ「緊急のビーチウォーズってよく水着忘れるけど…」


麻衣「フナさんが忘れやすいだけよ」


 


 

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