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2017/09/16
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2016年05月11日の記事は以下のとおりです。

小説『Endless story』#2-1

#2-1【巨乳なんてどこがいいのか】

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終わりなき破壊 ~repeat~ 2

初実践のことを思い出したせいなのか、惑星ナベリウス森林エリアに足を運んでいた。
まぁ、ついでにロックベア討伐の依頼もあるから問題ないけどね⋯。

探索をして数分後、二人の少女― キャストとデューマンだろうか。 ―がこちらに走ってきて尋ねた。

「あ、あの。カムラきゃんをみきゃけませんでしたか?」
「アムさん。名前だけを言っても伝わらないと何度言えば・・・」

慌てているのか、デューマン少女・・・もとい、アムさんは噛み噛みだった。

「あっ、私はアルムアルクスといいます。あちらはアムドゥウス」

困惑しているのが感じられたのか、自己紹介をしてくれた。

「そんなことより、カムラちゃん探ぞうよぉぉぉぉぉ!!」
「・・・・・わかりました。あの、すみません。もし銀髪の男性を見かけたら連絡をお願いいたします。たぶん、カムラさんはその方だと思われますので」
「いいから行くよ!!」

アムさんに押されながら去っていくのを背に、再び歩き出した。


探索をして数分後、ロックベアの姿を見つけたが、すでに戦闘中だった。

「先客か。しかもひよっ子レベル・・・」

他人の獲物には手を出さない主義ゆえにその場を去ろうとしたが、何故かデジャヴを感じた。

・・・・・この場面、何度も何度も体験したことあるような気が・・・。

もう一度見返すと、戦っているひよっ子アークスの髪色が銀色だった。
助けようと駆け出したと同時に、ロックベアの腕が大きく振り上げられた。
銀髪アークスは、2回目まではしっかりと避けられていたが足をとられたのか、しりもちをついてしまった。
このままだと直撃になると感じた私は、ジェットブーツに切り替え、フォトンを集中させた。

「届いて!! ギ・フォイエ!!」

ロックベアの弱点である頭に命中し、3回目の攻撃が逸れて盛大に転んだ。
その間に銀髪アークスのそばに着き、「大丈夫。後は任せて」と言った。
ロックベアが起き上がろうとするが、その隙を突いてブーツで顎に回し蹴りをし、上昇した。
そう、PA ストライクガスト。
とどめに踵落としをしようとしたとき、ロックベアの後頭部から浸食核が出てきて触手を伸ばしてきた。
それでも躊躇わずに浸食核ごと踵を振り落とし、ロックベアは消滅した。


アルムアルクスさんに連絡をした後、私はその場をあとにした。礼を言われるのが恥ずかしいからだ。

しかし、その時はまだ、身体に異変がおこっているなんて想像もしなかった。

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