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小説『Endless story』幕間5

 #EX-4

 

 

 

alto「日常回が続く」

アルーシュ「平和な日々も続く」

alto「刺激が足りなくなる」

アルーシュ「身体は闘争を求める」

alto「フ〇ムからアー〇ードコアの新作が出る」

アリシア「いったい何の話ですか!?」

 

アルーシュ「さてっ、そんなワケで! 今回も『Endless story』のオマケとして、始まりました『アル姐とあるとんのぐだらじ☆出張版』!!」

alto「ジングルヘルなメリークルシミマスも終わって、いかがお過ごしかにゃ? こっちは今年も異常なくあるとん号(※注・アルトが所有する赤いスポーツカー。本編4-3参照)の改修と整備に徹したにゃ」

アルーシュ「あるとん血涙拭いて」

 

アルーシュ「では本日、第4回目のゲストはこちら! 心優しき恥ずかしがり屋、新米の地球人アークス・アリシアの登場です!」

アリシア「はいっ、今日はよろしくお願いします……!」

alto「5章は1章以来の戦闘がない章だったにゃん。とは言っても1章も家主がダーカーを倒していたし、純粋な日常回は実質初めてかもしれないにゃあ」

アリシア「私はできれば、平和な方が良いんですけれど……」

アルーシュ「戦闘の代わりに、今回は『ギャザリング』という要素が出て来たわね。凍土でワカサギを釣ってその場で塩焼き……」

alto「たまらにゃいにゃあ」

アリシア「画面がないと、たまにアルトさんが猫耳ついているって忘れかけ……ませんね、主に語尾のおかげで」

アルーシュ「そして何よりも、公衆の面前でアリーの衝撃告白!」

アリシア「きゃあああっ、ちょっ、待って! 誤解招く言い方はしないで!」

alto「もっぱら各方面から『コレ百合ですか?』『百合だよね』『百合以外の何ものでもない』『ここにキマシタワーを建てよう』と反響の嵐だったにゃ」

アリシア「違うんです! Viridisさんも『作中でむやみな恋愛描写はしない』って言ってましたからぁ!!」

アルーシュ「ちなみにそのViridis自身も後から『自分で書いておいてアレだけど、これさ、どう見ても百合にしか見えないんだけどあとでアリーの中の人に怒られたらどうしよう』って震え声で言っていたそうです」

アリシア「し、質問コーナーいきましょう! ね! 尺も限られていますから!」

 

――Q1,ユカリに声かけたのって、やっぱちょっとくらいは恋愛感情があったんでしょう? RN:ルベユカ推し

 

アリシア「だからもぉおおおおおおおおおお!!」

アルーシュ「さあ白状しろ!!」

アリシア「だから、純粋に友達としてですっ!」

alto「ルベユカ推しとは王道を突いてくるにゃ、嫌いじゃにゃいぜ」

アルーシュ「逆にユカルベっていうのもアリだと思うわゾ」

alto「悪くにゃい」

アリシア「何の話ですか! 次の質問行きましょう!」

 

――Q2,「ルベルおっぱいマウスパッドの販売はいつですか? 比較用にユカリのも作って販売してください」 RN:深淵なる絶壁

 

アリシア「前回のオマケのネタじゃないですか!」

alto「ラジオネームが全力で喧嘩を売りに行っているにゃ、今夜は寝てる間のビブラス襲来に気を付けておいた方がいいにゃん」

アルーシュ「ウチの社長が言うには、あのマウスパッド『需要があれば企画会議に通す』らしいわよ」

alto「言い値で買うにゃ。何百Mメセタ出せばいいにゃん?」

アリシア「ごめんなさい、ツッコミが追いつきません……」

alto「最近、各方面から特にユカリが貧乳ネタでいじられるコトが増えたにゃ。だがしかし敢えて言うにゃん。サイズじゃない、形にゃ――と」

アルーシュ「若い子のハリや弾力のある胸も素晴らしいけど、個人的には熟女のちょっと重力に負けてきた豊満な果実の魅力も全力で布教していきたい所存」

アリシア「もうなんのコーナーだよ! ……あれ? ところで『ウチの社長』って……?」

 

――Q3,「大掃除で一番大変なものは?」 RNMore Selfish

 

アリシア「や、やっと年末らしくてまともな質問が来ましたね……」

alto「部屋を埋め尽くす無数のパソコン」

アリシア「えっ」

alto「部屋を埋め尽くす無数のパソコン」

アリシア「パソコン」

alto「作ったはいいけれど、部屋のほとんどを埋め尽くすパソコンにゃんて自分で使う機会はもちろん無いしあるとん号で中古屋にドナドナしたにゃ。あとは20132016年版エロゲタワー。なんだか天井に届くくらいまで積みあがっちゃったけれどこれでも全体の40%にゃ。タワーっていうかピラー」

アルーシュ「中の人ネタじゃねえか!! いいのかコレ!! いいのか!!」

 

(※筆者注・ちゃんと本人に許可を取った上で掲載しております)

 

アリシア「年末と言えば、やっぱり大掃除もしなくちゃいけませんね。地球に居たころは色んな荷物がかさばったり、重かったりして大変でしたけれど……」

アルーシュ「その辺りは、地球よりもオラクルの方が技術が発達してるって聞いたわね。こっちはひとまず倉庫に入れてさえしまえばスッキリしちゃうから」

alto「でも入れられる数は限られているので、緊急の後はこまめに要らない武器とか防具をキューブやスフィアに変えておかないとすぐ満杯になるにゃん」

アルーシュ「それな」

alto「しかも最近はギャザリングで釣ったり発掘したアイテムもかさばってさらに空き容量がシビアになっていく事態が」

アルーシュ「わかる」

alto「更にはマイルームグッズやコスチュームにレイヤリングウェアまで積み重なってもうパッツパツの状態でマイショップの出品枠まで使ってやりくりする事態に……」

アリシア「き、キリがありませんからいったんここまでにしましょう! ね!?」

 

アルーシュ「5章のアリシアとユカリが友達になるっていう展開は、かなり初期から構想が練られていたみたいね」

アリシア「はい。ViridisさんによればEndless storyは全10章構成の予定らしいので、ようやく折り返し地点まで来られたと言っていました」

alto「第1章の最初に起きたユカリの異常、その正体も5章の最後になって明かされたにゃ。けれど新たに増えた謎、それはユカリの記憶喪失についてだにゃん」

アルーシュ「消されているのは個人情報に関する記憶ばかりだったり、何か意図的なものを感じずにはいられないわね。記憶喪失と、ユカリの頭の中に響く声、4章で見せた不穏な様子」

alto「そして、新たに出来たアリシアという友人の存在が、これからの物語にどう関わっていくのか見逃せないにゃん」

アリシア「これから、物語はさらに急展開していくそうです。友達としてユカリを支えてあげることができたらいいな、と思っています」

アルーシュ「さて、2016年もそろそろ終わり。今年度はパソコンの故障によってしばらく休載したりといろいろありましたが、いつも読んでくれている皆さんには本当に感謝しています」

alto2017年も更新を続けていくので、引き続いて温かい目で物語を見守ってほしいにゃ。それじゃ健康に気を付けて良いお年を、またにゃ!」

 

 

 

Character fileChapter5

 

Name:有栖李子 17歳 ♀ By アリー

無口な性格で無愛想。それゆえに1人でいることが多いが本当は人と関わりたいと思っている。通称「アリシア」「アリー」。

基本自分からは話しかけないが、話題をふられればちゃんと答える。少し離れたところでみんなの話を聞いて楽しんでいるコトが多い。

見かけによらず、可愛いものが大好き。マイルームにもぬいぐるみとか可愛いクッションとかがいっぱい置かれている。チームメンバーと話すコトも大好き。

本人は頑なに否定しているが、虫やお化けが大嫌い。おどかしたりすると、悲鳴をあげてどこかに隠れる。あと、喧嘩を見るのもするのも嫌い。

Trademark:首から下げたヘッドフォン。

 

 

 

 

 

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