私のトモダチ達 2章 子羊を導く者 3
マザーシップの最深部。ルーサーの支配領域に2人のアークスが足を踏み入れた。時間の流れ、景色がマザーシップと比べると急激に変化している。フォトナーの意識が飛び交う中、茶色の空間を照らしていたのは遥か上に見える光だ。それはまるで海の中から上を見上げるような光景だ。そしてその中を巨大な鎖が浮かんでいる。「何よこれ…」リアはこの光景を目を丸くしながら眺めている。「ルーサーの支配している空間だよ」「ルーサーって…こんなことしちゃうのかな?」「ルーサーはかなりの実力者だからね…」でもルーサーはまだ姿を見せてはいない。「フナさん」「ナナ、準備は出来た?」「はい、アークスはマザーシップ内に待機させています。アークスシップ襲撃の件もあってあまり人数はいませんが…」「ルーサーがそっちに行ったら追撃をお願いね」「はい…ルーサーはもうすぐ現れるはずです」ファルス・アンゲルことルーサーは様々な惑星に姿を現し、惑星、原生種を侵食している。そしてしばらくするとマザーシップに戻ってくる。私はマザーシップに戻る所を待ち伏せしているというわけだ。一瞬、空間が歪んだ。そしてその後周りが一瞬だけ黒く染まる。体がピリピリし、空気が重い。「ダーカーが来る!」その金色の体はルーサーの特徴の一つである。だから一瞬、ルーサーと見間違えてしまう。ファルス・アンゲルと違う点はアンゲルより大きい体、1つではなく3つある頭、黒いマント、そして長い尻尾。彼もまたルーサーの眷族だ。「アポス・ドリオス」「何よこいつ!ルーサーじゃないの!?」「リア、アポスもかなりの強敵だからね」「分かってる!」
「アークスもバカだと思わないかな?レイ?」「…まあね、でもアークスには強い人もいる」「6芒にフナとかかな?」「ええ…フナは深遠なる闇を何回も退けている」「まぁ僕達の目的は新たな深遠なる闇の作成なんだろう?」「ええ…2体の深遠なる闇にはさすがに勝てないと思っているの」「麻衣を使うつもりだね?」ルーサーが口元を歪ませ、ニヤリと笑みを作る。「ええ…最悪、私や他のダークファルスを喰わせるかな?」「ふむ…」
「もう…アークスもダーカーも居ないの?」仕留めたダーカーを食べた後そう口にした。座り込んでいた体を起こし、空を見上げる。やはり空は真っ赤でいつもと変わらない。ため息を吐き、歩きだす。そんな私の前に赤いダーカーが立ち塞がる。ダーク・ラグネの希少種、ダーク・アグラニだ。「ごめんねダーカーさん、私はお腹が空いてるの…」そんな彼女の戦いを見届けているアークスがいた。
かなコメント!
今日はガルグリNT1 の追加ですねー!本当に楽しみ!
去年は戦道をshでやってましたね…懐かしいなぁ…
退団について
退団してもこの小説を続けていくつもりです。
もし野良で見かけたらその時はよろしくお願いします!
でわでわー!
ゆるゆる劇場
麻衣「アークスしりとりしましょー」
リア「誰から?」
麻衣「私からっ♪ルーサー!」
リア「サテライトエイム」
麻衣「エラー落ち」
リア「チェイン!あ…」
麻衣「下手くそ!次回、罰ゲームね!」
リア「そんな〜」
麻衣「出荷よ〜」