私のトモダチ達 1章 誘い 4
「麻衣がいない…?」ナナから聞かされた麻衣の失踪。リアが市街地に行く時に彼女を置いてきてしまったとも言っていた。ナナが数分麻衣から目を離していた。無理もない…私はダークファルスと戦闘していたから…。私は誰も責めるつもりはない。ただ気になるのは…麻衣はダークファルスなのか?ということ。
アークスロビーに移動した。ナナから話があるらしい。「あ…フナさん…」「何?」「私…麻衣がスパイだと思うの…」「リア!」リアの言うことは分かる…でも…。「フナさんは優し過ぎるんだよ…」「…」優し過ぎる…昔、色々な人に言われた言葉だ。深遠なる闇になりかけたある人を助けようとした時にも…。でも私は信じていたはずだ。麻衣が私達と笑って話せる友達だと。「フナさん!しっかりしてよ!」「うん…分かっているの…私もね、麻衣はダークファルスではない…それは分からないけど…でも私はまだ信じてるの!」「じゃあ…もし麻衣がダークファルスならどうするのよ!」「そんなこと考えない!信じてるから!なんでそんな言い方するの?」リアが一歩後ろに下がる。顔は下を向いていて今にも泣き出しそうだった。言い過ぎた…リアは仲間なのに…。「喧嘩はよくないですよ!二人とも!」「ナナ?」「新しい情報がありますよ」「情報…」多分麻衣に関わる情報だろう…。さっきまで泣きそうだったリアもナナの話に耳を傾けていた。「ダークファルスがもう一体いたそうです」「え?」「ファルス・アンゲルですね…」「ファルス・アンゲル…?嘘…」「リアさん?」「ごめんね…ナナ…一回リアと話がしたいの…いい?」「大丈夫ですよ」リアの肩を叩いてそっと話しかけた。ファルス・アンゲルはリアの過去に関わっている。仲直りも含めて一度話したかった。「リア、そこのソファで話をしよう」「はい…」
「私にとっての友達ってなんだろう…」「ダーカーや私達は違うの?麻衣ちゃん」「ごめんね…まだ決まらないの…」「時間を掛ければいいよ…ゆっくり考えてね…」今、私は確かにダーカー側にいる。アークスと戦う…私にはそれが出来るのだろうか?
かなコメント!
水曜日から1日明けて今これを書いています。なに?どうでもいい?
最近思ったんですがsgを何に使うか迷っています。トリガーは…あれだしスクラッチも…ということでsgが腐ってます。
でわでわー!
ゆるゆる劇場
麻衣「筆者さんってダークヒーローが好きらしいね」
筆者「まあね」
麻衣「どこらへんが好き?」
筆者「普通じゃないし…暗い話にしやすいからかな?」
麻衣「ふむふむ…って私これからどうなるのよ!?」
筆者「それはお楽しみ〜」