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私のトモダチ達 9

リアに連れられてやってきたのはフランカカフェだ。今は夏バージョンということで店内が変わっているらしい。カフェに向かって歩いている所でリアがそう言っていた。


ショップエリアからフランカカフェへ移動する…。


「わあ!」私の目の前に広がるのは木製の茶色い椅子、テーブルが並ぶカフェだった。そしてカフェから見える海岸、眩しい海岸の光は少し離れたカフェを明るく照らしていた。「あ、麻衣、ドリンク買ってくるから待っててね!」リアがいきなりそう言い、ドリンクを買いに行く。「あら!リアちゃんの知り合い?」私に話しかけて来たのは黒髪の女性。服を見ると料理人のようだ。ここの店員なのだろうか?「あなたは…?」「私はフランカ!突然だけど、私の料理食べてみない?」「あ…いまメセタがなくて…」「無料にしてあげるわ!」「じゃあ…お願いします」「じゃあメニューは?」フランカさんに渡されたメニュー表に目を通す。多いのは肉料理だ。東京風ハンバーグ、私はこれが一番気になった。「えーと…東京風ハンバーグで」「はい!ちょっと待っててね!」フランカさんは厨房へと消えていった。本当に一瞬だった。はぁ…とため息をついた。数分後…リアが戻ってきた。「あれ?麻衣、なにかあった?」「うん…フランカっていう人が無料で料理作ってくれるってさ」「よかったじゃない!」「でも唐突で…」「まあまあ…ドリンクでも飲みなさいな」リアは両手に持っているドリンクのうち、片方を私にくれた。赤い液体の飲み物。ケースにはシフタドリンクEXと書かれていた。「シフタドリンク?」「うん、美味しいよ」試しに飲んでみる。何かのつぶつぶが入っている。味は苺味。そしてつぶつぶだが何かの牙か爪を潰している気がした。食べられなくはないし美味しいのだが。「美味しい?」「うん!でもリア…このつぶつぶは何?」「つぶつぶ…?なんだろう、考えたことなかった」ドリンクを飲んでいるとフランカさんがまた現れた。彼女は料理を両手に持っていた。私の頼んだ料理だと思う。「お待たせ!東京風ハンバーグよ!」見た目はハンバーグ、ツヤのあるソースがかかっていて匂いもいい。食べてみる。ソースは美味しい、ハンバーグ自体も美味しい。でもその肉は今まで食べたことのない味と食感だった。とそして肉が少し青いような気がした…。


「ごちそうさまでした!」お腹も一杯だ。これから何をするか考えている時にリアが話して来た。「フナさんがゲートエリアで待っているってさ」フナ、私をアークスへと誘ったあの人だ。「うん」


その瞬間、アークスシップが揺れた。


「え?」私とリア。二人ともそれに驚いている頃には地面には立っていなかった。揺れで空中へ浮く体。次に衝撃と痛みが体を包む。何が起きたか理解も出来ず…私は気を失った。


白い世界、そこには二人の人間がいた。


「始まったね…麻衣ちゃん?…新しいオトモダチが来るよ?」


「⚪︎⚪︎…何かが起きるの?」


「そのままよ…新しいオトモダチが…」


⚪︎⚪︎の声を聞き取れない。白だった視界が様々な色に染まる。


 


「麻衣!よかった!」「何かが起きたの?」「ダーカーがこのアークスシップを襲撃して…」リアの話が終わる前に敵が現れた。ゲートエリアに赤黒い光と共に…。


 


序章 END


 


かなコメント!


この[私のトモダチ達]もまあまあ続けて来ましたが序章が終わりました。


次回からは1章だねぇ 


そしてちゃんと書けていたか不安になる私っ!


大丈夫だよね?みんな?


 


ゆるゆる劇場


筆者「前回の答え!ガンスト3というシューティングゲームでした」


麻衣「筆者は雑魚エイムで苦労しているらしいよ」


リア「あとあのゲームは対人戦だから筆者はかなりの戦犯よ!」


筆者「はい…雑魚だけど頑張ってます(泣き


筆者「ちなみに使っているキャラはクシー、セイラ、レミーです」


リア「チーム内にやっている人いるといいわね」


筆者「もしやっている方でアドバイス貰えるなら是非是非お願いします!」


でわでわー

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