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SS大会フリー部門投稿作品「死闘」 短編小説

コメント長過ぎると蹴られるのでこちらに失礼(ぇ
需要ねーよっていうのが多かったら消します(

画像は活動記録(画像)を参照。。。

 

「くっ……強い!」

 龍族との最後の戦いは、終わりを告げなかった。あれから探索を続けた結果、龍祭壇という、龍族の聖地を発見。龍族はここから現れ、悪さをしていたらしい。
 恋詩はすぐさま飛び込み、龍族根絶のために最深部へと来た。そこで待ち受けていたのは、ドラゴン・エクス。
 恋詩の実力ではかなりギリギリの戦いだった。いや、防戦一方、というべきか。隙がなく、攻撃できないのだ。

「小さき者よ、もはやここまでのようだな!」

 期を見たらしいドラゴン・エクスはそう言い放つと、盾のような両の手を大きく上に上げた。

(ここしか無いっ!)

 恋詩もとっさの判断で、詠唱を開始。

「煌刃・劫火一閃刀!」「フォメルギオン!」

 恋詩が放ったのは、かつてヴォルドラゴンの時に放った奥義。同じ手が二度通用するかはわからなかった。
 だが、相手が放ったのは、あろうことか同系統の大技。二つの技は打ち消しあうこと無く貫通し、互いにぶつかる。もはやこれは、意志と体力の戦いだ。
 全身焼けるような感覚が襲いかかるが、恋詩は意思によってそれに耐え、その技を放ち続ける。おそらく、それは相手にとっても同じだろう。

 やがて、二つの技が同時に終わる頃には――――

この後はご想像にお任せします♪

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