▲▽▼BEが語る小説の書き方▼▽▲


カテゴリー[そのご] その他


 “小説の書き方”ではありませんが、一応説明しておきます。



1.空行(からぎょう)について



 空行と言うのは、字面のとおり空の改行のことです。効果としては「文章の内容が理解しやすくなる」と言うものがあるらしいです。主にオンライン小説で使われます。それ以外では使われることは普通ないでしょう。
 具体的には、こんな感じ。


◆◆◆例文◆◆◆

 高校三年生にとって、学校行事というものは今まで経験してきたものと同じ“学校行事”では括れない(くくれない)ものに変わっている。

 もう終わってしまった行事は「二度と行われない行事」であり、まだ終わっていない行事は「まだ終わっていない最後の行事」なのである。その胸中には形容しがたい寂しさがあるものだ。

 年間の学校行事の中でひときわ大きいものが“文化祭”だろう。

 文化祭。それを初めて経験したのは中学一年生のときだった。あの時はただの面倒な一年に一度の大行事と思っていて、授業がなくてラッキーなんて思っていた。

 けれども、高校三年生になればそんなことはまったく思わない。思えない。大学に行かない人にとっては、自分が参加することができる最後の文化祭なのだから。



 ネット小説などでは“読み易い”、“文章を理解する間を設けることで解りやすくなる”という理由で使われています。
 ただし、どこか出版社に投稿する場合は使ってはいけません。カテゴリー[そのいち]の内容を守った文章で書いてくださいね。



2.マナーは守ろう



 間違いを指摘したり、自分の意見を小説を書いた人に伝えるのは構わないのですが、絶対に他の人の作品の悪口を言ったり難癖を付けたりしてはいけません。マナーは守りましょう。マナーを守らない人は、いつか自分にその災いが振りかかることを覚悟しておいてくださいね♪
 ちなみに、間違いを指摘したり自分の意見を言ったりすると、普通は作者は喜びます。だって、間違い等が指摘されたってことは、ちゃんと読まれているのですから! 小説を読んでいなければ、間違いを指摘できるはずがないし、ましてやまともな意見を出すなんてことできるはずがない。
 読まれているということが判るだけで、面白かった面白くなかったに関わらず作者は幸せを感じるはずです。僕だけじゃないと思うんですけどね……。
 賛同者求む!



3.著作権について



 著作権とは、個人資産を守るための法律です。具体的には、他人の小説の設定などを盗用すると罰せられるということですね。世に出されていようがいまいが、ともかく盗むのはダメ! 基本中の基本ですよね。
 ……とはいえ、著作権には適用年数が設定されており、その年数は五〇年です。最近の歌などは小説に盛り込むことは出来ませんが、五〇年以上前の歌などはそのまま書き込むことが出来ます。例えば「ちょうちょう」とか。ちょうちょうは二番もあるんだけど知ってます? ただし、なぜか雀の歌なんだけど。
 また、著作者に許可をもらえば使うことが出来ます。有名所のはお金を取られるみたいですけど。詳しくは社団法人日本音楽著作権協会 JASRAC(この先262KB)をご覧下さい。
 まあ、著作権の話なんかは関係ないですよね。独自に創れば全く関係ない川の向こうの話です。無視する訳にはいきませんけれども、あまり気にしないでいきましょう!
 詳しくは「社団法人 著作権情報センター」のホームページ(この先37KB)で著作権法をご覧ください。……そのページをそのままHTML書類で保存しておくことをお勧めします。長いっすよ〜。



4.機種による差異(オンライン小説、または作成元と違うOSでテキストを読む場合のみ関係あります)



 パソコンでもっともよく知られているOSが、Windows、Macintosh、UNIXです(他にも別のOSはあります)。
 さて、それぞれの機種には“OS依存文字”、もしくは“機種依存文字”というものが存在します。OS依存文字とは一つのOSを使って書いた文字は同じOSの元でしか正しく読めないというもので、図形文字のスペード、ハート、クラブ、ダイヤ、括弧1、マル秘などといった省略文字(一マスに二、三文字を押し込めた文字。文字パレットにあるはずです)がこれに当たります。
 省略文字を使うと、違うOSを使っている人はちょっと辛いので、なるべく使わないようにしましょう。
 また、文字化けを起こしたり(注1)妙な文が入っていたり(注2)することもあり、変な所で改行が行なわれていたりすることもあります。基本的に防ぐ方法はないので、ユーザーがそのことを知っておく必要があります。

注1:文字のフォントが正しくなく、読めなくなること。マックはもっぱらこれで、日本語で書かれた文章が英語のフォントに変換されてしまっている場合が多く、ちゃんと直せば読むことは可能。
 ウインドウズの場合はエンコード失敗のものが多く、Wordなどエンコードを変える事の出来るテキストアプリケーションを使うか、ネットブラウザに読み込ませて対応する。それでも駄目なら諦めるしかない。

注2:Macintoshで小説を書き、ネットで公開したりすると時々見る。文章の狭間に“「「「「「「「「「「「”と入れた覚えのない文字列が入っていたりする。ちょっと邪魔。