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今までウェブサイト上に動画を掲載したことはないのだが、この度、挑戦することになった。
僕が遊んでいるオンラインゲーム、ファンタジースターオンラインにて、僕が運営しているチームのチームサイトに動画を掲載しようと決めた。丁度チームサイトに載せた方がいいのではないかという動画をチームメンバーが持ってきてくれたので、これを使わせてもらうことにした。すでに撮影者に掲載の許可も取ってあるし、ネット公開できるかどうかの確認もしてあるから準備よし。
ウェブサイトでの動画掲載というと、一般的には YouTube やニコニコ動画に登録してある動画を引用形式で持ってくるのが一般的だ。これには理由が二つある。一つはそれらのサービス内において簡単に引用できるよう手段が用意されていること。もう一つは単純に、一般的なブログやレンタルスペースによるサイト運営では、大容量になる動画ファイルを置く事ができないことによる。最近は無料でもレンタルスペース300MBなんてところもあるが、動画一つ50MBもあっては辛いものがあろう。
その点、自宅サーバ内部にある我がウェブサイトはサイト容量なんて50GB割割り当てても平気だ。ちょっとハードディスクを腐らせすぎた。ぜんぜん使ってないのにすでに六年も使い続けてて、そろそろ壊れやしないかとどきどきしてるのだが、それはさておき。
ここ最近はブラウザ側も動画というコンテンツに対応してきたのでかなり楽に動画掲載が出来るようになっている。HTNL5 でいけばタグ一つで動画を掲載できると言う。なんてありがたい。
だが、ここで立ちふさがったのが多数あるブラウザ間で再生できる動画ファイル形式が統一されていない、という問題だった。
HTML5 にて一般的に使われるであろうと言われているのは、Google が開発、提唱した「 WebM 」という規格である。オープンソース規格であり、どうやらエンコードソフトも多数出ているようだ。さて、これが全てのブラウザで使えるのかというとそうではないらしい。Apple が出しているブラウザ、Safari は将来的にこの企画を使わなくなると言う。これは企業間の争いによるものだろう。致し方ない。他には「 Theora(拡張子:ogv) 」や「 H.264(拡張子:mp4) 」があるらしいが品質が悪いとか特許料が発生するとかあるらしい。
で、全てのブラウザに対応するにはどうしたらいいかというと、この三つの規格のファイルをそれぞれ用意して、HTML5 タグの方で全てのファイルにリンクを張り使えるものをブラウザに選択してもらうというもので、足並み揃えて貰わないと50MBの動画ファイルが三つに増えることになるんですねという何か微妙な方法をとらざるを得ないようである。そうしない場合、動画は再生できない。
元は WMV の動画ファイルを三つのファイルに同時エンコードしてくれるソフトがあったのでファイルのほうはどうにかなった。ウェブページのほうはまあ、やり方自体は簡単なものなので問題はない。容量もある。
まっすぐここまで来られたら良かったのだが、最初はあれこれと試行錯誤したり、HTML5 に対応していないブラウザでも再生できるようにしようとか思ったり、一つの動画形式では全てのブラウザに対応していないことを知らなかったせいで調べまわることになったりとか、なかなか時間を食ってしまった。最後はとにかくメジャーなブラウザでは再生できることを確認するために延々動画を見まくったりとか。
テストが終わってウェブサイトに公開し終わったとき、ようやく頭の上の重石が外れた気がしてややテンションが高くなってしまったが、とにかく疲れた。次からは疲れないことを祈って、また別の作業へと進むのであった。
どうにもゲームを午前二時台までやってしまっている。早く寝ないと次の日に差し支えるのだが……そもそもプレイを始め時間が遅くなっているのが問題かなぁ。
現在は力を入れて作っているサイトがあるわけではなく、ひたすら稼働中のサイトの点検とか手直しとかを細かくやっているのであるが、細かい修正点が結構多くてどうにも時間が食われている。そろそろ次のサイトの製造を開始しなければならないのであるが、まだ着手はしていない。
物を作れば保守の手間も増える。できる限り手間を増やさないように、作ってる最中に手間になる部分を潰しておきたいのだが、なかなかうまくいかない。「修正部分」は運用が始まってから出てくるものなのである。
最近はグーグルの検索結果とかも考慮しないといけないから余計に見るべきものが多くなっている。やれやれ。