二〇〇四年、五月にあった話

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五月一日、土曜日の話  友達の演劇を見に行く

 なかなか熱演だったと思います。

■ 葵の上 ■

 今日、僕は友達から誘いが来て、その友達の演劇を見に行くことになりました。予備校の小さな部屋で行なわれる、役者三人と音響やら照明係やらで十人に満たない人数で行なわれた劇だったんでけれど。
 今日は暑かった。服は上下共にコンソメスープとギャグを言ってしまいそうなぐらいの紺一色。開演二〇分前に家を出て、走って特急に乗れたから良かったものの、汗だくだくです。電車の中で体を冷やすのに一生懸命でした。
 そして会場にたどり着き、知り合いに会い、友達が出演する演劇を見ていたわけです。『葵の上(あおいのうえ)』という三島由紀夫という人が作った劇で、登場人物は好男子の主人公、なんか精神治療で性欲を解放されていると言うやばげな看護婦、旅先で病に倒れた主人公の妻、そしてその昔、主人公に惚れていた貴婦人。

 旅先で倒れた妻の見舞いに主人公が病院へとやってきた。看護婦は精神治療だ愛だ性欲だリビドーだと聞いてもいないことを言いまくり、真夜中の見舞い客が来たことを知らせる。見舞い客は主人公に惚れた貴婦人(主人公は多分三〇代前半だが、この人は四〇代前半)で、主人公の妻を苦しめ殺すために毎晩来ているのだという。貴婦人は主人公によりを戻すように迫るが、主人公は頑として拒否。そうするうちに、貴婦人は実は主人公への思いが形になった生霊であることが明かされる。主人公は生霊の願いを拒否するが、最後の最後で生霊が病室に忘れていった手袋を渡しに行って連れ去られ、主人公の妻はそのまま死亡。

 そういう話でした。特に何が言いたいというわけでもない劇でした。これで何かを言いたいのだとしたら、「女は怖いぞ気をつけよう」としか……。この劇でなにげに濃いのが上の分から見て解るとおり、やばげな看護婦さんです。貴婦人も濃かったが、こいつも濃い。貴婦人の狂ったような愛の告白よりも、看護婦の台詞のほうが印象深かったり。だって、インパクトあるんだもん……。
 全体で三〇分程度の劇でしたが、まあまあの出来だったと思います。拍手!

■ ウォークマンを修理に出してその後に ■

 ウォークマン、保証期間を二〇日過ぎていて無料にならないっぽい。くそうと思いつつ、妹から『原獣文書』という漫画の第六巻を探してくるよう頼まれて古本屋へ。そこで目的の品を探しながら漫画を立ち読みしていました。
 いや〜、『ぴた天』という漫画を立ち読みしてしまいました。僕の中で“内容を知りたいのだけれど女の子っぽくて買えない”という判子を押されている漫画です。内容は普通の恋愛物だったのですけれどね。
 内容は、小六男子の主人公が「あなたを幸せにしますーーーー!! てへへへへ」と女の子に抱きつかれるところから始まります。やはり恋愛物、手合い頭のインパクトが大切なのか!?
 とびきり面白いというわけでもなく、読み始めたらとりあえず内容が気になるので読み続けるというタイプの漫画でした。僕の場合、ほとんどの漫画がこれに入るのですけれども。世間一般では、こういうのを“惰性で読む”というらしいです。
 で、そこにあったのは最終巻を覗いた一巻から七巻まで。それを全部読んでいたわけですが、僕の左腕には財布やウォークマンが入った袋とお父さんに頼まれた四〇型丸型蛍光灯。それを持ったまま読んでいたので、三冊ぐらい読むと腕の筋肉が痛くて動かせません。固まっちゃってるぅ〜……。
 それでも負けず、立ち読みで二時間ほど過ごしてから家に帰りました。空は少し暗くなっていました。
 家に帰ってノートに日記を書きつけていると、携帯にメールが来て、『お前、店に来てただろ』。友達がその古本屋でバイトしていたようです。ちっ、見逃した……(笑)

五月二日、日曜日の話  月闇さんとなべなべの邂逅

 まあ、今日は顔合わせのみって感じで、深いことは何もしませんでしたけれど(笑)

■ BEFWPの三人、集う ■

 本日、Block Element Web Page、略してBEFWP(ベフダブリューピー)運営関係者である三人、Block Element、月闇、なべなべがBE宅に集いました。
 午後一時。近くの駅に僕となべなべは待ち合わせの駅に到着しました。五分過ぎていましたが、まだ月闇さんは来ていない様で助かった、と思いました。それでなべなべと最近のことについてしゃべっていたのですけれどね……なべなべに月闇さんの特徴を教えていたんです。
「月闇さんは気配を隠すのがうまい。気がついたら背後を取られていたりするからな……あと、何か面白いものを持ち歩いて見せてくれる人だ。まあ、長い会話には向いていない人で、説明するのがにがてかもしれない」
 とか話していたら、本当に背後を取られたーーー!! 「いえ、あっちから廻り込んできただけよ」と笑顔で話しておられます。なんで廻り込むんですか……。
 どうやら月闇さんは僕らが家を出る数分前に駅に着き、単独で僕の家を目指していたらしいです。しかし、前回と同じところで違う道を進み、二回ほど迷ったそうです。その間に僕らは駅に行っていたわけで……。僕、携帯を家に忘れて連絡がつかない状態だったんですよね。ふう、ここに携帯の危険性があります。情報の送り手が、受け手がちゃんと携帯を持っていると思い込んでいるのに受け手が携帯を持っていない場合、とんでもない思い違い、すれ違い、先走りなどをしてしまうかもしれない。今回、月闇さんは僕の家の前で僕の携帯に電話をかけ、誰も出ないことで駅に来ているのではないか、とこちらに来たそうです。月闇さんが聡明な人でよかった。
 そして三人で僕の家へ。家に入り、話し合いが始まります。そのうちにフラッシュを見たり、ゲームをしたりしました。が、このゲームが曲者だった……。月闇さんはパソコンのデータを運ぶ都合上、ノートパソコン持参でやって来られました。その中に入っていたシューティングゲーム、『東方紅魔郷』の難しさになべなべと僕は驚きました。僕ならゲームパッドを使ってなんともならない、というような弾幕をキーボード操作でやってしまわれるんですよ、月闇さん……。
 その後に出されたのがファミコンエミュレーターと『改造マリオ』ゲーム。誰かがオリジナルのマリオブラザーズを改造して作ったゲームです。なかなか不条理なゲームが多く、「というか、これはゲームじゃないだろう。ただのデータの塊だ」というようなゲームが多い。てか、ゲームが始まったと思ったら周りが破壊不可能なブロックに囲まれていて、どこにもいけない。どうしろ、と?
 そして、なんかまともそうなゲームがあったんですよ。難しいけれども。マリオは青い服を着ていました。変にダッシュジャンプがでかく、敵はウサギのようなのがパタパタ飛んでいる。第一関門はものすごく広いマグマの溝を飛び越えること。ダッシュジャンプをするのだけれど、そのまま飛んだのでは途中で敵にぶつかって死ぬ。かと言ってダッシュジャンプしなければマグマは越えられない。ジャンプの飛距離は非常に調整が難しく、だいたい七〇〜八〇人ぐらいがマグマにお沈みになられました。三人、爆笑です。しょっぱなから泣かせる難しさです。で、月闇さんはさじを投げ、なべなべもさじを投げ、僕がやりました。いろいろ考えてやっていたら、飛び越えられたんですよ! そのときの興奮はここでは伝えられないでしょう! もう笑いましたね! 神業でしたね! そのまま突っ込んでゲッソーにふちあたって死にましたけれど。(笑)
 その後も何回も繰り返し、飛び越えてもブレーキをかけようとして逆方向キーを入れてそのままマグマの中にどぼんというのが四回ありました。で、ようやく安全地帯にたどり着き、エミュレーターならではのクイックセーブをしてさらに進みました。すると、なんかループゾーンに入って……結局、クリアできないと判断しました。
 その次はかなりまともなマリオでした。で、それを意地になって進めていたんですよ。ソリャもう何回も死にましたね。プレイしていたのは僕ばかりで、なべなべによれば死ぬときに発する僕の言葉が面白いらしい。まあ、亀をけって土管に跳ね返ってダメージ食らったときに「ぶべらっ!」、空中を漂うゲッゾーにやられたときに「ふゅお〜〜〜!!」、城の中のファイアーバーに挟まれたときに「くきーーー!!」。「気をしっかり持て!」とはなべなべの言。もうびしばしと頭を叩かれました。これ書いていたら、自分って愉快な人間だなって思います。自覚はありませんけれど(笑)
 で、ステージ7−3の時になべなべが「八時から新撰組が始まるから!」と非常に惜しげに帰っていきました。月闇さんと僕は戦いを続行しました。そして運命の8−3にたどり着きました……クッパを倒した〜〜〜!! 先にいたのはピノキオでした。ピーチ姫じゃないの……。そして始まる9−1。冒険は続くのか……と9−3に進み、クッパをマグマの奥底に叩き込みました。……ピーチ姫キタ――――!!!
 なべなべよ、お前の無念、仇(かたき)は確かに討ったぞ! 「いや死んでないし(笑)」という月闇さんの言葉には適当に頷いておいて。結局八時半までかかってしまった……。
 その後、月闇さんからページに載せる新しい絵を預かり、ゲームをもらい、こちらもゲームを貸したりしました。う〜む、なべなべに月闇さんのテレホンカードコレクションとか見せておきたかったなぁ……。
 十時に家を出て、月闇さんを駅まで送りました。そこで今後の活動について相談を。とりあえず、今度会うのは五月十日の月曜日。月闇さんはもう一度なべなべに会い、絵を描くことに関する話し合いをしたいと言っておられました。今日はゲームに没頭してめぼしい活動をしなかったからな〜。
 今日は顔合わせというまでに留めていて、今度はちゃんとした活動をしましょう、ということにしました。まあ、なべなべも今度、東京の出版社に漫画持込をするらしいので忙しいそうです。皆様、応援をしてあげてください!
 今度、この三人が一箇所に集うのは最低一ヶ月以上経ってからだと思います。それまでは、またさようならってことですね(笑)

 それにしても、日記を書きながら郷のことを思い返すと、「これが友達ってことだよね」って思います。まあ、笑いあうことばかりが友達の関係ではありません。喧嘩もしますし、糞真面目に話し合う事だってあります。けれども、同じ場所にいて嫌な感じはしない。それこそ、友達というものだと思います。わっはっはっはっ。

■ 明日は職場の観光、か…… ■

 明日は職場の観光行事に付き合うことになります。場所が地元なんでまだいいですけれど。解散したらさっさと帰って来れますし。予定では今日がその職場の観光行事の日だったんですが、僕が「おじいちゃんのところで飯を食べることになってました」というと、「じゃあ三日ね」と簡単に変更されてしまい、三日に変更されたらあきらめようと思っていたので付き合うことにしました。まあ、賭けに負けたってことです(笑)
 こんなふうに言い訳をしなけりゃ行かないようなところに何で行くのか。嫌ならやめりゃいいじゃないか。周りの人はみんなそう言うんですけれどねぇ……。ただ一言、「人間関係は複雑でややこしく、そしてすえ恐ろしいものである」としか言えません。今は緩やかに過ごすしかないんです、たぶん……。てか、それしか思いつかん。なんかいい手はないかな、と思いますが、難しいところですな。
 ただ、完全に職場の人たちを見限るのが嫌なだけです。はい(笑)

五月三日、月曜日、憲法記念の日の話  憲法記念日に平和記念センターへ

 職場の観光で、立命館大学付属施設、立命館大学国際平和ミュージアムに行ってきました。

■ 参加者は四人だけ ■

 参加者は四人だけ。職場には全員で八人ぐらいいるのに。まあ、僕自身も乗り気じゃないので人数なんか大したことじゃないですけれど。いや、三人や二人だけになれば非常に嫌ですけれど。
 で、一路京福電鉄(ワンマンの、どこで乗っても、たとえ隣駅までであっても二百円のチンチン電車。まあ、隣駅までならば歩ける程度の感覚で駅がありますけれど)で近くの駅まで向かいました。この京福電鉄、京都映画村の近くを通っていて、そこに行く人が利用しています。で、会社側もそれを判っているから、駅には『誠』の文字の書かれた旗がはためき、駅員さんはなんかこう、池田屋とか襲撃した人たちと同じ半被(はっぴ)を着ていたりするわけです。ま、稼げますからな、それで。僕らは映画村をスルーし進んで、立命館大学に向かいました。
 立命館大学の綺麗な女子大学生に会えんものか、と思っていましたけれど、そんなもん会えるはずもなく、平和ミュージアムにて主に一五年戦争、第一次世界大戦から第二次世界大戦までの日本の状況、外国の状況を学びました。ここだけをみると、「人間って、というか日本ってアホの国なんだな」っていう気がします。一五年戦争は悲惨を極めたんですよ。徴兵制に学校兵器工場化、侵略に強制労働、二千万ぐらいの死者(実際にはこれの一.五倍ぐらいの死者がいるみたい)。こんだけやって原爆落とされて、国民は政府に騙されてきたことが明るみに出たし、結局国民は誰も得しなかった。誰もが大損どころか破産した。
 それがたかだか五〇年前の話。日本国民のほとんどはこれのことをほとんど知らず、知っている人たちの意見は無視し、今まさに戦争をやっている、と。アホですわ。
 こうなると、人類は戦争を続けたいのかもしれないですね。反戦をしている人はいるにしても、それは人類を一つとして考えた場合、ただの気まぐれなのかもしれません。も〜、なんかそう思えてくる。
 で、二時間ほど資料館をみて回りました。この資料館ですけれど、どうやら人気は全然ないそうです。係員は平和ボランティアのおじさんとおばさんがやっており、昨日に三五人来たのは奇跡だな、なんて話をしていました。僕たち四人が来たときもものすごく嬉しそうで、資料を見ていると後から突然やってきて説明をしてくれたりと、実に暇そうでした。今の世の中、局地的に平和すぎて平和記念館は見向きもされないんでしょうなぁ。『平和なときに平和に気づかず、失うことでのみ平和を知る』って感じですよ、今の日本人って言うのは。
 閉館時刻になり、外に出たのちにまたチンチン電車に乗り、回転寿司を食べに行くことになりました。けれどもゴールデンウィークのせいか、五〇分待ちの大行列。予定を変更してラーメンを食べました。
 その後、歩いて駅に向かい、途中で僕は他の三人と別れて音楽を聴きながら家へと歩いて向かい、途中で古本屋に入って漫画を読み、それから家へと帰ったわけです。
 完全に無駄ではなかったと感じるのが唯一の救いか。「連休が明けたら会おう」という上司の言葉に返事をしなかったのが、僕の本心だと思います。

■ パソコンでシューティングをしていたら…… ■

 昨日、月闇さんからいただいたシューティングゲーム、【東方紅魔郷】で遊んでいたんですよ。そしたら排熱ファンがかなり力みだし、キーボードの部分まで熱くなり始めました(BEのパソコンはノートパソコンだから、CPUやメモリの上にキーボードがある)。メモリが足りないのかなぁ……と思いつつ(XPに必要なメモリは512MBらしいけれど、BEのノートパソコンは256MBしか積んでいない)、ゲームをやっていて、ゲームに疲れたので音楽だけを聴いていたんです。サウンドテストを使って。で、聞いているだけじゃつまらないからゲームを実行させつつ別の作業をしていたんですよ。
 そしたらもう熱くなりまして。危機感を抱いた僕は冷蔵庫から凍った保冷剤を持ってきて、放熱板としてノートパソコンの下に敷いているアルミ板の端に乗せました。アルミ板は放熱板の役目を果たし、熱くなっていましたから。
 すると、保冷剤が見る見る溶けていくわけです。相当熱くなってまっせ? で、ゲームを終了させたのちもファンはずっと止まらず……ワードパッドしか起動していないのに、一時間以上ファンが動き続けています。大丈夫かな……。
 ああ、もっとメモリが欲しい。そうしたら、もうちょっと楽できるのではないか、と思います。
 この先、暑くなりますしねぇ……。

五月四日、火曜日の話  寝不足は精神の敵だ!

 昨日の深夜、午前三時までゲームやってて、寝不足です……。

■ ゲームに毒される ■

 ここのところはまっているシューティングゲーム、【東方紅魔郷】。タイトー(シューティングやパズルを作っているゲームメーカー)の現社員が同人ゲームとして売り出したシューティングゲームで、そのできばえは普通のコンシューマーゲームと変わるところがありません。ただ、主人公も敵も、空飛んだり妖怪だったりするけれども可愛い女の子しかいないというだけです。野郎はいません。
 で、なかなか難しいゲームです。画面全体が敵弾で埋め尽くされたら死ぬしかないでしょう? ボム攻撃で生き延びても、ボムは数に限りがありますし。コンティニューは三回まで。それを使い切っても六割五分までしか進めません。敵が強いんです……。
 で、説明書を読んだら、ああ納得。弾幕ジャンキーのためのゲームですか。必要なものに弾幕免疫? お子様は帰れ、ということですか? しかも、シューティングのやりこみ要素であるパターン化をメイン? ヘーイ、パターン化ってナンデスカ? 敵の動き、敵弾の動き、自分の動きと攻撃のタイミングをすべて覚える? わ〜、大変だ。実に大変だ。
 まあそれはいいとして、【東方紅魔郷】で午前三時半まで遊んでいて、午前九時に起されたものだから六時間も寝ていません。寝不足のため体がだるく、慢性的な眠気が襲ってきます。忍耐力が大幅に低減しており、妹などのつまらない言葉に殺意を覚えることもしばしば。僕、寝不足になると沸点が低くなるんですよ……。
 今日は昼ごはんを外に家族で食べに行ったんですけれど、眠くて会話どころじゃなかったです。注文して飯が来るまでぐったり。飯を食べて妹がチーズケーキを食べている間ばったり。それからドリンクバーでジュースを飲み、グレープフローズン(氷を細かく砕いたもの。カキ氷に近い)を食べました。フローズンを出す機械、どうやら出すところが氷で詰まっていたらしく、初めはぼたぼたとしか出なかったんですけれど、つまりを直すボタンを押すとドバーっと出て来て、かなり焦りました。
 で、家に帰ってきてからまた【東方紅魔郷】。このゲーム、音楽もなかなかいいものがあります。特に第一ステージの曲。シューティングゲームって今までに何作かやったことありますけれど、大体第一ステージの曲が一番いい。そして、第二ステージの曲が一番悪い。そんな感じだと思います。
 曲だけを聞いていることもあります。で、本来ならばウィナップとか、音楽再生ソフトで再生するのがCPUにとって一番楽なんでしょうけれど、このゲームに使われている音楽ファイル(WAV)、ゲーム中に何回もループさせることを前提にしてあって途中でいきなり切られます。まともに音楽を聴きたかったらゲームを起動して、そこで聞かなくてはならない。CPUにとって一番きつい話。パソコンも非常に熱くなりますし。
 さて、どうするか……。

■ トップページについて ■

 最近、このページ、いやこのセクト(sect:地域、地区)も体制が整ってきて、いろいろと変更しているところがあります。このセクトの名前も【Block Element First Web Page】から【Block Element First Web Sect】に変えよっかな〜なんて思ってます。
 さらには最近はエントランス(トップページ)がごちゃごちゃしてきたので、何個かに分けたほうがいいんじゃないか、とも考えています。転送量の問題ではなく、デザインの問題ですね。微妙に無理をしているような気がするんです……。
 あと、なんか僕の整備能力を上回るぐらい、ファイルが多くなってきました。時間が足りません。このゴールデンウィークで何とかなるかな、と思っていたものは何とかなったようでかなりぎりぎりです。ずっとパソコンに食いついていて処理できたようなものであり、英語の予習や宿題がほったらかしの状態。泣きそうです。
 本当のところ、月闇さんのページやなべなべのページの整備はそれぞれに任せたいのですけれど、どちらも「できない」、「覚えられない」で僕に一任しているので……。なんか、キーボードが扇形に見える……。
 この先、どうなるんでしょうね……。

五月五日、水曜日、こどもの日で祝日の話  レッツゴー山!

 今日は家族とともに京都の有名な山、〈愛宕山〉に登ってきました。

■ 運動不足を実感する ■

 山登りというのは、きついものです。けれども、登っていれば体力増強間違いなしです。
 僕は四年前までは夏に家族とともに山登りをしていました。いろいろな山を登りましたねぇ〜。南アルプス、白馬、槍ヶ岳、八方キレット等々。それらの山に比べれば愛宕山なんて初心者の山です。けれども、四年のブランクがあって山登りがきつい……。僕の大学受験、そして妹の大学受験でおいそれと旅行に行けないと親が判断したもので……。
 で、もう汗が吹き出ます。歩いてるときはいいのですが、休んでいたりすると急激に体温を奪われて寒いというか冷たい。着替えは持ってこなかったので、自然に乾燥するのを待っているしかなくて……。昨日雨が降ったせいか、寒い風が吹いていました。緑は綺麗でしたけれどね。初夏なので新芽が出ていて、それが綺麗でした(笑)
 愛宕山と言えば僕は何回か来たことがあります。最後に来たのは小学生のときで、親の友達である人とその娘さん=僕と同じクラスの女子、そしてその女の子に誘われた別の女子が来ていましたっけ。つまり、大人二人と小学生三人(一人は僕で、二人は女子)で行ったわけです。冬で、雪が積もっていました。ああ懐かしい。ちなみに、その僕の親の友達の娘さん、この前の同窓会で会いました。ちまきを僕に押し付けたその人です。思えば、変わっとらんな……(笑)
 で、頂上付近にある愛宕神社で昼食を食べ、この時期に満開の八重桜を見ながら参拝し、帰ってきたというわけであります。保津川は相変わらず激流でした(笑)

■ 教師になれるのか ■

 今日、友達から「俺は教師になれるか自信がない」というメールが来ました。彼は今年大学三回生であり、今年から教師になることを目指している男です。で、彼が言うには、「俺よりも頑張っている奴なんてたくさんいる。みんな教師になろうとしていて、別に教師になろうと思っているのは俺だけじゃない。きっとみんな努力しているんだ、子供のことを知ることが出来るサークルとか入ったりして。それなのに俺は机上のことばかりで……。そういう奴らに比べたら、俺は教師から遠いんやろうなぁ……。俺は教育のことを解ってないんやろうなぁ」ということらしいです。
 ちなみに、彼はこの前に電車の中で会い、僕に「かっこいい」とつぶやかせたあの彼であります。ま、切実な問題なんです。
 思うに、彼は今までの人生の中で充分に自分の世界を広げることが出来なかった。教師になろうとしている人が教師になるために頑張ることは特別なことではありません。確かに彼の場合、教師を目指し始めるが遅かったというハンディはあります。けれども、まだやれるはずである、と本人は言っていました。だから、僕は大丈夫だろうと思います。きっと、本人がどれだけ教師になりたいのか、それだけが問題なんだと思いますね。
 机上の理論だけでいいんです、初めのうちは。あとはそれを実践で使ったとき、どのようにして変えていけばいいのか(適応していけばいいのか、ではなく)を知ることだと思います。
 恥ずかしながら、僕も教師になろうかなって思っているクチです。けれども僕の大学からでは僕のなりたい国語の教師になることは出来ません。その辺りは……どうしようかな。今の大学を出たあと、別の大学に入りなおしてやってもいいかもしれません。そん頃には自分でお金稼いでいると思いますし(笑)
 自分の将来を決めることは実に大変です。その上、何かお手本があるわけでもない。早く決め法がいいのか遅く決めてもいいのか、一生懸命考えるべきなのか果報は寝て待てで行くのか、当事者には解らないことが多いです。だから、慌てている人はよく見ます。暴走しそうになっている人も。僕の場合、マイペースなもんだから、やれ適当に、なものですけれど(笑) これが原因で、人生はいつも綱渡りをしているんですけれどね(苦笑)
 ま、人生は楽しむ! 将来のために今を犠牲にするのは僕としては馬鹿らしい。今を楽しめば、おのずと自分のやりたいことは見えてきます。それでいい、と僕は思っています。ま、綱渡り人生であることは間違いないと思いますけれど(笑)

五月六日、木曜日の話  明日からちょっと合宿へ

 Block Elementは明日より二泊三日で、学部の交流合宿についていきます。そのため、少なくとも二日間はページの更新はされませんです(笑)

■ 二泊三日の合宿! ■

 明日より、僕の学部で一回生を対象に行なわれる合宿に上回生ボランティアとして行って来ます。これは来週の週末にもあり、そちらにも参加するので、そのときもページ更新されません。あしからず(笑)
 さて、明日より合宿ということで準備をしていますが、今日、連絡事項を確認し忘れた……。む〜、多分、何もないはずですけれど……。まあ、何もないということを前提に(おいおい……)準備をしている最中です。向こうは電気も何もない山の中。携帯の電波は届くがいちいち携帯をいじるなんてことしないだろうから(僕は、という意味で。大抵の人は向こうに行っても携帯をいじっていることだろう)基本的に必要ないのだけれど、一応持って行きます。
 あとはお菓子、軍手や懐中電灯、なんかの小説、トランプやウノ、着替えと洗面用具、ゴミ袋と雨具ぐらいかな? あとは暇なときの落書き用にボードと紙でも持っていこう。それぐらいです。あ、あとはMDウォークマンなど……。僕の録音できるウォークマンはただいま修理中で手元にないので、お母さんの再生しかできないMDウォークマンを持って行きます。
 さてさて、後輩の顔を見てくるわけですけれど、可愛い子いないかな〜。もしいたら、お近づきになりたいもんです(笑) あとはそれなりに友達が出来ると嬉しいです。まあ、僕は取り扱いが難しいらしいのでそうそうできるような気がしませんけれど(笑)
 雨が降らないように祈っておきます(笑)

 と、綺麗に終わらないのがこの合宿の陰の部分です。この合宿、土日を潰すために授業の予習とかが全く出来ないんですよね〜。月曜日火曜日に予習をしなければならない授業がないのは大助かりですけれど。まあ、合宿で休めないわけでもないので、日曜日に帰ってきて勉強することは出来るかな……。
 ま、大変だってことです(笑)

■ 魔法円と世界の創り方について ■

 世の中には魔法円というものが存在します。魔術で使われるあれですね。最近、魔法円に関する知識がまとまったので発表〜♪ なお、この考えは【手の内からこぼれる世界】で使う予定。

 魔法円はそのうちなるところに世界を創造する空間である。魔術師は円を描き、外の世界から隔離された空間を作り、そこに魔術師が望む世界を創り上げる。
 円を描いて世界から隔離したあと、世界の基礎となる正三角形と逆三角形を描け。正三角形はその頂点に火(エネルギー)、水(エネルギーの受け皿)、土(それらを支える土台)を表す。逆三角形はその頂点に光(魂)、闇(生命)、現世(両者の交じる場所)を表す。
 魔術師は世界の中心となりて、世界を創造せよ。世界を創るための情報を空間へとつむぎだし、世界を変質させよ。
 バブラソスクネシス、ワイルワイルイムラント、ムーライナン。(世界よ、我の望む姿に変質し我を助けよ)

 上記の魔術詠唱は短縮が可能である。そもそも、上の魔術詠唱は今作ったやつで何か意味があるわけではない。右の括弧の中の意味があると思って詠唱するべし。熟練していけばただひと言叫ぶだけで魔術は発動するだろう。
 で、この魔術における有効範囲であるが、基本的には円の中でしか有効でないはずである。隔絶された世界の中でしか世界変容は出来ない。円を崩せば、たちまちのうちに外の世界が中の世界を侵食し分解してしまう。この侵食に耐えて、いかに長く外の世界でも魔術を行使できるのかが、熟練した魔術師の格になるだろう。
 より強い魔術を使うためには、世界の想像、変容させるプロセスにおいて熟練された技術を使い、なおかつ侵食されないほどの頑強な世界を創り上げる力が必要とされる。逆に、世界の創り方もろくに知らない存在が魔法円を描いたところで魔術は使用できない。
 魔術師になるには、まずはある程度の世界の創り方について知らなければならないものであると推察する。

 以上、魔術の使用法推察。


 追記
 魔法円によく似たもので魔方陣というものがある。これは魔法円とは違い、世界の変容を促すものではない。だがしかし、精神を増幅させるという意味合いの元、呪いなどに使われることがある。魔方陣はオカルトと言うよりは、数学である。

┏━┳━┳━┳━┳━┓
┃0┃1┃2┃3┃4┃
┣━╋━╋━╋━╋━┫
┃2┃3┃4┃0┃1┃
┣━╋━╋━╋━╋━┫
┃4┃0┃1┃2┃3┃
┣━╋━╋━╋━╋━┫
┃1┃2┃3┃4┃0┃
┣━╋━╋━╋━╋━┫
┃3┃4┃0┃1┃2┃
┗━┻━┻━┻━┻━┛

 左の図のように、縦横斜め、どの列であってもすべての数を足すと同一の数になるものを〈魔方陣〉という。方陣というのは四角形のこと。

五月七日〜五月九日、金曜〜日曜日の話  合宿に行く

 合宿の話はこちらで行ないます。ご移動願います(笑)

五月一〇日、月曜日の話  合宿から帰ってまいりました!

 眠くてきついです……。

■ 疲れは抜けれど眠り足りず ■

 昨日は午前零時に寝たんですけれど、午前十一時まで起きませんでした。それだけ、疲れていたということみたいです。けれども、それても眠り足りないっす。なんか、いろいろ夢を見ました。結構まとまった夢でしたね……なんか、マクドナルドで男の店員に「このセット、頼めませんか?」「このセットは二五歳から三〇歳の人用でして……」「……僕は二四歳なんだけれど、だめ?」「すいません」という会話をしていました。あとはビルの中を歩き回っていましたねぇ。綺麗なビルで、地下には電車の駅がついていました。
 それはともかく、大学に行って授業を受けねばなりません。焦る気も起こらず、朝食を食べて弁当を用意してもらって大学へ。月闇さんから借りていたCDも返さなくてはなりません。で、今日は職場には行かない。行ってもすぐに帰る。そう考えていました。やってられません。
 朝はどうも眠り足りないようで、機嫌がよくなりません。朝食のときはお母さんとか、なんかもう話しかけてくれるなって気になってました。大学で授業を受けている間に直りましたけれど(笑)
 合宿の感想はどうだったのか、と聞かれると、良くもあったが負担が大きかったというのが感想です。あまり楽しいと感じることもなかったし。今週末にも行かないといけないんだなぁと思うと、ちょっと辛いかも。向こうの人ともまた来ますって言っちゃったしね(笑) ある程度、楽しみにはしています。
 で、そのあとの予習や復習、レポートに苦しめられる、と。本当に大変です(笑)

■ 月闇さん、フロッピー忘れる ■

 今日、六時ごろを目途に月闇さんに会いに行きました。借りていたCDを返すためです。で、月闇さんがいるところが職場に非常に近いというか隣なので、職場の人に遭わないように注意していました。遭わないのが一番幸せです。てか、職場の近くに行くと体が嫌がるんですよね。僕はやはり、職場に行くのが嫌なようです。やれやれ。
 で、職場の人間とは誰も遭わずに月闇さんと合流しました。ここでCDを返し、なにかコンパイル(ゲームメーカー。ぷよぷよで有名。すでに倒産)のその昔のゲームがたくさん入ったCDを借りました。雑誌の付録らしいです。
 で、大学を出た僕たちは話し合いのすえ、一時僕の家へ。僕に見せたい文章があったらしいです。が、月闇さん、その文章を入れたフロッピーを他のフロッピーごと大学に忘れた模様。月闇さん焦ってました。で、話し合いの末、とりあえず僕が明日、回収しておくことになりました。今週は駄目で、来週の土日に渡すことにして、月闇さんは雨の中、お帰りになりました。
 やれやれ、と夕食を食べて、合宿中の日記を書いているときのこと、携帯がなりました。職場からでした。
 どうやら、なんか来て欲しいらしいです。で、適当な理由をつけて断ってたら、とりあえず明後日の昼休みに来て欲しいと言われました。ま、どうせ職場の傍に行かないといけないのでそれは了承しました。
 明日は月闇さんのフロッピーを回収できそうにありません。すいません、月闇さん……。



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