塊素の生きる現実(日記)

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 四月一五日、月曜日の話

近況報告

 ようやく、労働時間を減らせそうである。

[◆]退職

 三月の終わりに退職したい旨をメールにて報告し、四月一日に四月末にて退職する旨を書いた退職届を提出し、「どうせなら有給消化してからにしろ。あ、その間、何か起きたら助けてね」と相談を受けて退職届が返却され、五月末に退職する旨に書き直した退職届を出したのが四月一〇日。そしたら「会社で用意している書式があるからそっちで提出してね」と言われて指定書式の退職届を提出したのが本日である。どんだけ引っ張るんだよ、法律上じゃ、退職する意思を示してから二週間で会社に行く必要はなくなるんだぞ;

 と、重箱の隅を突いても仕方ない(建前的世間一般では割と大きい問題だが)。退職届を正式に提出しました。完全退職日は五月三一日です。五月一日からは有給消化に入る予定。だがしかし、おそらくは新人研修で出勤しなくてはならないだろう。

 新人研修についてはある程度の予想は出来ているのだが、絶対にかなりしんどい思いをする。フローチャートも満足に理解できていないような連中がいきなり数百人が使用するような業務アプリを作れるはずがない。もちろん社員が手伝うことにはなっているが、約一ヶ月間、新人にずっとついている人はいないうえにみんな別の案件を持っていて忙しいし疲れている。従来は一ヶ月の予定を二ヶ月間に延ばしてでも完成させる、という話はあるようだが、最初の一歩からいきなり延長せざるを得ない案件に狩り出される新人がどのような目に合うかは想像に難くない。労働というものに対して鈍いか、根性があるか、そこに快楽を見出している人でないと続かないだろう。

 新人にこれから退職する人間を当てるのもどうかと思うのだが、それだけうちの会社には人材的資源がないってことである。普通に考えれば、新人研修できるほどの力はない。このツケは一体どこで支払われるのか。新人が辞めるか社員が辞めるか。ろくなことにはならないだろう。

 さて、ぐたぐだと書いてしまったが、まずは僕の退職である。

 僕は二〇一〇年の七月に今の会社に入社した。つまり、今年の七月まで勤めれば勤続三年だった。まあ、ちょっと惜しい気がするが、勤続三年を取るか自分の体及び自分のシステムをとるかと言われたら選択肢なんて在って無きが如し。すでに二年も開発が止まっているのである。いい加減にしてもらいたい。

 今の会社はなんとも落ち着きがない会社だった。貧乏暇無しとは言うが、単に会社に体力がないわけではなく、余計なことをしまくるから貧乏になっているというか。人の異動は激しいが、結局前の部署で受けていた案件をそのまま続けているのだからなんとも意味のない話である。でも部署は変わっているから机移動しーの名刺変わりーの手続きは大変だの、邪魔になることが多かった。

 そんな中で得られたものは少なくはなかったが、悲しいかな、得られたものの大半はネットに転がっている情報の詰め合わせであり、別に会社勤めしていなくても得られるような知識ばかりだった。「グーグル先生に聞け」を企業が地で行ってどうする。本を買えばそれを会社の経費で落とすことは出来るが、手続きが面倒でなかなかみんなやろうとしない。ついでに読む時間もない。仕事で手一杯だ。

 結局は個人の経験がものを言う場面ばかりだった。会社で学んだものは少なく、会社外で学ばなければ仕事が出来なかった。おそらくはそれが正しいという人は多いだろうが、そのような状態では中途採用者しか使い物にならないことになる。新人がどのような目に会うことか。

 とにもかくにも大変だった。自分の時間の大半の時間を捧げてしまった。会社に勤め続ければこれが延々続くのである。課長になろうが部長になろうが事業部長にまでなろうが関係ない。散々働かされる上に数字が達成できなければ首になるのである。いつまでたっても自分のシステム開発に時間をまわすことが出来ないとなれば、今の会社にいることは害にしかならない。

 会社を辞めたあとのために、スケジュールを頭の中に組み立て始めている。実際にこなすのは相当大変なことになりそうだ。自分の気力が続くかも分からない。誘惑に負けてゲームで遊んでしまうかもしれない。

 だがしかし。気力が続かないのもゲームで遊んでいるのも僕である。

 僕を守るために。今歩いている道から外れることにする。

[◆]今後のスケジュール

 五月末までは何かと邪魔が入りそうだが、大まかなスケジュールを考えている。

 現在、急いで作らないとならないシステムは二つある。「電字画情域」(アスキーアート登録サイト)と「世界群歩行者達」(ユーザー管理システムサイト)の二つだ。

 電字画情域は進捗率としては六割というところ。おおよその仕組みは出来ているが、アスキーアート表示部分のページ分割の仕組みを新たに導入しなくてはならなくなったこと、アスキーアートの削除と移動、検索が未製造であることが残タスクである。余裕があるならばデザインにも力を入れる必要があるし、二次開発として「世界群歩行者達」との連携を組み込まなくてはならない。

 世界群歩行者達はまだデータベースのテーブルクリエイト文しか出来ていない状態。まだまともにスキーマを作成して流し込んでいないため、そのクリエイト文がまともに使用できるかどうかもわかっていないが……まあ、ER図的な構成はかなりしっかり出来上がっているのでデザイン的な部分を無視すれば骨組み自体は速くできるだろう。

 世界群歩行者達は今後の僕が形作るシステムの中核になるシステムである。なるべく早く完成させたい。後に続く「冷やかし」(ブラウザチャットサイト)、「自由夢幻会場」(小説投稿サイト)、「やる夫の世界群」(データ集積サイト)では世界群歩行者達の機能を使用することを前提としている。まあ、言っても所詮はデータ入出力サイトなので、データベース部分がしっかり出来ていれば何とかなるはずだ。

 最初に述べた二つはそれぞれ一ヶ月以内の完成を目標としている。完成したらアフィリエイトで稼がせる予定だ。さて、どれだけ稼げることか……。五千円は稼げないと今後に差し支えるかなぁ。2サイトで五千円を稼げたら、単純に考えると10サイトも在れば五万円を稼げるわけで、割といい線いけるのではないかと思う。

 今ならばやれるだろう。

 この二ヶ月から三ヶ月で、僕の人生が決まる。腹を括って作業に当てたい。