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ソフトウェア開発をするに当たってよく必要だと言われるものがある。僕にはそれがない。
「オブジェクト指向型プログラムを作ったことがない? では、今回はご縁がなかったということで」
と、いう言葉と共に電話は切られることとなった。
状況を簡単に説明すると、今日は就職相談の日でハローワークに行き求人票を見て何とかいけそうなところを探してハローワーク担当者に二社ほど電話してもらったのであるが、そのうちの一社は最初に書類審査ではなく面接を行うという会社で、しかし会社側の担当者が不在で僕が家に帰ってから再度会社に電話した際に、担当者から「まずは電話で面接を受けてもらい、それから書類審査になります」と言われて、いくつかの質問に答えたのである。結果が「オブジェクト指向型プログラムの作成スキルがないので採用できない」であった。
今のところ、ソフトウェア開発会社は二つほど応募したが、どちらにおいても「オブジェクト指向型プログラム」の単語が付いて回る。つまりは、プログラマーとしてオブジェクト指向型プログラムの習得は大抵のところで求められると言うことだ。が、僕は今のところ、このオブジェクト指向型プログラムと言うものに触ったことがなった。PHP においてもオブジェクト指向型プログラミングと言うのはできるのであるが、差し当って僕のサイトでは必要な技術ではなかったため、教本のオブジェクト指向型プログラミングの章はすっ飛ばしたのである。あいたたたた。
おそらくは今から学んだところで就職面接には間に合わないだろう。と、いうわけで、またしても趣味の範囲でオブジェクト指向型プログラミングを勉強することにした。就職面接でその技術力がないがために落とされた、と言うのも引っかかってはいるのだが、どの道、オブジェクト指向型プログラミングは C++ を勉強する上で必要になる。勉強して損はないはずだ。
さて、オブジェクト指向型プログラムとは何か。まずはここからである。
オブジェクト指向型プログラム、と何回も書くのは面倒なので「オブジェ指向」と略記する。
オブジェ指向とはプログラム言語そのもののことではなく、触感では「プログラムの書き方の一つ」である。これを使うことによってプログラムの処理能力がどう上がるのか、と言う部分はよく判らない。ただ、「使えば便利」と言う感じである。便利である以上、使わない理由はない。ちなみに、このオブジェ指向は言語によって使えるか使えないかが変わってくる。オブジェ指向で有名なのは C++ と JAVA 言語。これらはオブジェ指向を使ってプログラムを作ることを前提としている。
どうしても使わなければならない、と言うものではない。とりあえず、オブジェクトと呼ばれるプログラム部品を作っておくと、部品の中身がどんな構成和しているのか知らなくても、他のプログラマーに再利用されやすくなるとか、うんぬんかんぬん。多分、PHP のオブジェ指向の章の内容をかじっただけだから、うまくオブジェ指向の旨みを感じられないのだと思うのだが、PHP のオブジェ指向って言ったら、「データ変数と関数が詰め込まれた一領域(カプセルと言う)を先に作っておき、あとはパラメーターを渡せば欲しいデータをたたき出す、もしくは処理をしてくれる物」という感じである。これはプログラムが走り始めたら HTML を出力した段階で全メモリデータが開放されてしまう PHP ならではの簡略化という感じだ。これが普通のアプリケーションならば、アプリ起動中は常にオブジェにデータを持ち続けるのであちこちで実に使い勝手がいいもの……らしい。
とりあえず、今のところすぐに使えそうなのが PHP しかないので PHP でオブジェ指向を勉強するつもりである。ちょうど、涼宮ハルヒのアスキーアート保管庫の仕様を変更しなければならない、という時期に来ていたので、ちょうどいい。どれぐらいで使えるようになるか不明だが、ちょっとやってみよう。