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明日の午前六時からテストするから、それまでにプログラムを仕上げろって。
僕は誰かが悩んでいるたびに、誰かと別れるたびに、いつも祈っている。「あなたの進む先にあなたの幸せがありますように」と。
それは相手の幸せを祈っているようでいて、実のところ相手がどのように進んでどのような結果を得ようとも何の責任もとろうとしない偽善的なものである。相手の進む先に幸せがあるかどうかなんて、僕には分からない。ただ、在って欲しいと思っているだけだ。
何が起きるか分からない癖に、相手に進むことを勧めているのではないか。そう考えたことがある。とはいえ、立ち止まっていても何も始まらないということもあり、結局進むしかないというのであれば、僕の祈っていることは単に「あなたが幸せになりますように」という言葉をもじっただけになるのかもしれない。
まあ、単なる自分の言葉の考察である。
……僕はとにかく、「あなたの進む先にあなたの幸せがありますように」と祈っている。いつも祈っている。
だから。
そろそろ、僕も誰かに、祈られてもいいんじゃないか。誰かに祈って欲しいんだ。
僕の進む先に、僕の幸せがあるように。