塊素の生きる現実(日記)

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 六月ニ三日、土曜日の話

Java プログラム 「Lucy」

 今日は会社の同僚教育用に Java プログラムを作ってました。

[◆]Java 教育

 約一週間前に会社の上司から「 Eclipse を使用した Java 開発が出来るよう、同僚達を底上げしてやって欲しい」という指令がきた。なもんで、この土日に資料を作ってしまおうと言うわけであるが、さて、Eclipse の設定をテキストにまとめたものの、それだけで Java 開発が出来るようになるわけではない。

 個人的な考え方であるが、プログラムの勉強をするに当たって必要なことは「何が出来るのか」を大雑把にでも先に把握しておく事である。「どうやってやるのか」ではなく、「何が出来るのか」。出来ることがわかっているならば、どうやってやるかは勉強すればいいだけの話である。てなわけで、何が出来るのかを教えるためにプログラムを作ってみた。

 とりあえず Java 開発するに当たって、Eclipse の使い方と Java の開発方法とコンパイル方法と、ついでにデータベースも扱えるようになるといいらしい。まあ、いいらしいと言っても一、二時間の講習会で使えるようになるはずもなく、各自で勉強してもらうことは必要である。が、勉強するにはしたってサンプルは必要だ。これぞと言うサンプルを用意しなくてはならない。

 土日を使ってまで準備する、と言うことは会社のために土日を潰しているってことで嫌う人は多いようだ。が、まあ作ろうとしているサンプル「 Lucy 」は僕自身の今後の Java 開発に役立つプログラムになるだろう。叩き台としては非常にいいサンプルになるはずだ。

 Eclipse の準備方法を書いたテキストは用意した。これは講習会で口頭で解説しつつ進めればいいだろう。講習会に参加していなくてもテキストを読めば設定そのものは出来るようにはしてある。

 Java プログラム「 Lucy 」は登録者記憶プログラムである。個人情報を要求し、入力された値を記録し一人分のデータをオブジェクトとして管理する。オブジェクト指向とは何ぞや、と言うもものの最も簡単な答えだ。まずはここから始めればいいだろう。このプログラムは Ver 1.0.0 である。バージョンアップした Lucy Ver 1.1.0 はデータベースを用いてプログラムが終了したあとでも登録者を記憶し続ける。記憶の改ざんも Eclipse から行なうことができる。そこまで説明できるとおおよその Java プログラム開発が出来るようになる、はず。

 バージョンアップを重ねていけば結構でかいシステムが作れそうな予感がする。講習会が終わった後も開発を続けてもいいかもしれない。

 ちなみに、Lucy とは隠語である。その昔に僕が書いたライトノベル風小説からの引用で、正確な意味は「研究室の子供達( Laboratory Children )」である。これを略して LC 、名前風に直して LuCy である。

 さて、これを見て java 開発のやり方を理解してもらえるといいのだが。今日中には完成しなかったので、明日も時間を使いそうだ。