< 2009/11 | 新 | 2010/01 > | ||||
2009/12 | ||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
01 | 02 | 03 | 04 | 05 | ||
06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
本日は失業認定日です。
本日は失業認定日なのでハローワークに行ってきました。
失業認定日とは、一ヶ月ごとに存在する雇用保険失業手当を給付するに当たっての確認日です。失業認定日から次の失業認定日の間の就職活動状況と雇用状況を確認して、それを勘案した失業手当が支給されます。就職活動状況はハローワークの定めるサービスを利用したか、または会社に対して就職活動をしたかどうかを見ます。ハローワークの定めるサービスを利用するとサービスを受けたことを証明する判子がもらえます。就職活動をしたかどうかは自己申告ですが、会社に確認が取られるので嘘を付くことはできません。雇用状況は一日に四時間以上働いたかどうかを自己申告するものです。この申告で働いて収入を得たのに働いていないと申告すると不正受給があったとしてすでに受給した分の返金と全体で受給するはずだった金額の二倍の罰金を支払わないとされています。いわゆる三倍返し。嘘を言っても調べれば解るんです、とハローワーク側は強気です。
ただ、この嘘申告に付いては実際のところ、ハローワークの手に余る部分があるだろうなとは思います。大阪府のほうじゃこうした不正受給に関して回収できないまま五年が過ぎて時効になってしまった物が多いみたいなので、見つけたところで実際に回収できるかどうかは別問題と見ていいでしょう。
ハローワークにて用意していた書類を提出……しようとして、書かなくていいと思っていた書類は実は書く必要があることに感づいて慌てて記入したと言うことがあったりしましたが、提出して名前が呼ばれるのを待っていました。初めての失業認定日なのでちょっとこれでいいのか分からない……。
特に問題はなかったようで、三〇分ぐらい待った後、無事に名前が呼ばれて次回の失業認定日について説明を受けました。また、別の受付に行って初回の人用の説明を受けてくれと言われて受けることに。
次の受付では初回失業認定日の人が提出する簡単なアンケートを提出しました。簡単に言えば、次の仕事の職種の希望はあるか、どこかの採用試験を受けているか、すでに採用されているか、何か職業訓練は受けたいか、などを書くものです。
僕は職業訓練のところに「農業関係」と書いていました。ので、担当者から「就農コーナーに行き、担当者に会ってください」と言われました。かくして、もう少しハローワークに留まる事になりました。
少し待った後に就農担当者と話をしました。
話の内容はなんとも味気ないものです。大雑把にまとめると「いきなり農業なんて出来ないから、別の仕事をして収入を得つつ農業の情報を集めたほうがいいですよ」ということ。また、就農に関しては詳しいことはハローワークではなく、就農専門の場所があるそうなのでそちらに行ったほうがいいとの事です。いくつかの資料ももらいました。
現在は農業法人もあるので企業に勤めるように農業を行うことは出来る。この他には自作農として自分で土地を得て農業をする方法があるが、その場合は元手が三百万から五百万は必要。二、三年は農業で収入が得られるとは思わないほうがいいので、その間、赤字を出し続けてなお何とかやれるだけの資金が必要である、等々。
堅実な提案かなと思います。まあ、ハローワークにしてみれば夢を見て農業始めてそのまま白骨化されても困るのでしょうし、とにかく安全な地盤を固めたいみたいです。しかし、そんなちんたらやってていいのか……。なお、別の仕事に着くとなるとやはり前のキャリアを行かして再びソフトウェア会社に、と言うことになりそうなのですが、またなぶり殺しにされるのが落ちです。
ウェブページデザイナーならまだ楽かなー。と、思ってハローワークのパソコンを使い求人票をめくってみた訳ですが、求人票を何個か見てなんだか地雷臭を感じるものがいくつかあって苦笑するしかありませんでした。就農コーナー担当者は「今は農業もそうですが、IT関係も人手不足ですから」と言っていたが、なぜIT企業が人手不足なのか分かってるのだろうか。社員が突然脱走するなんて、他の業界でも珍しくないの? ついでに言えば、僕が仕事やめた理由って言ったら仕事不足による人切りだったんだけど。
とりあえず求人票をめくっていって、全体を通して気になったことが一つ。ウェブページデザイナーを募集しているところは大抵がドリームウェーバーの利用経験を採用条件もしくは優遇条件につけていることである。ドリームウェーバーは現在は Adobe が販売しているウェブページ作成支援ソフトである。僕は大っ嫌いなソフトであるが、まあ、企業が使いたがるのも分からなくはない。作成しながらウェブページのプレビューを見ることが出来るし、そのプレビュー画面を直接いじることでウェブページを修正できるから、とても便利だと思っているのだろう。しかしながら、そんな方法で修正を加えたら最後、不必要なタグ、不必要な属性がめちゃくちゃに取り付けられてページが重くなってしまう。もっと華麗に作るべきだ。
あとはやはり、中途採用って事である程度のスキルを持っていることが条件になっている。僕は半人前でしかないので割りとハードルは高め。しかも、技能の七割は独学に頼っている。会社で培った技能って言ったら、フローチャートと SQL ぐらいだ。……十分か?
そろそろ、自由夢幻会場の開発に入らないとな。
日曜日あたりからプレイしていたスーパーファミコンのファイナルファンタジー「4」をクリアしました。13ではありません。我が家にプレステ3はない上に興味わかない。
勢いで始めてそのままクリアしきった感じですが、とても面白かった。グラフィックはドット絵だしストーリーは正義が悪を倒す王道だし、主人公は何か人間味にかけるし悪者は純粋に悪者です。しかし、面白さで言えば最近遊んだとても高性能なグラフィックのゲームよか面白いです。ファイナルファンタジー12を糞ゲーと呼ぶ人はいても、ファイナルファンタジー4を糞ゲーと呼ぶ人はいないんじゃないかな。ちなみに、5、6、7は順調に面白くなっていっているので、大体8から落ち始めたと言えるかなー。8で危機感を感じて9でまた少し面白くなったものの、そこからどんどん面白くなくなってます。おそらく、ゲーム監督が変わったりしてシリーズとして終わりを迎えたんでしょう。
スーパーファミコンあたりのゲームって言うのは、ゲームをしているにしても本を読んでいるような感覚があります。キャラの移動や雑魚敵との戦闘はページをめくっているような感覚があり、この感覚で言えば4なんてページをめくるのにとても苦労するむちゃくちゃ薄っぺらい本でしかない。ただ、実際の本と違うのは脇道(ストーリー上では必須ではないイベント)があると言うことです。進むべき実際の道筋以外のところに小ネタがあるわけで、それがゲームのいいところかなぁ。
古いゲームは本の感覚があるのですが、だんだん時代が進むと本は漫画になり、いまやテレビ、そして映画みたいになってきました。最新のファイナルファンタジー13はムービーゲーだといわれています。用意された映像を見てるだけ、戦闘は○ボタン一つを連打するだけ、脇道はほとんど用意されておらず一本道。つまり、プレイヤーが本当の意味で遊べるようには作られていないと言うことです。
ゲーム機の性能が良くなったのでそれに見合うゲームを作らなくてはならなくなってきたのは確かにあると思いますが、遊べないゲームに興味はありません。本みたい、漫画みたい、テレビみたい映画みたいと言いましたが、ゲームは本や漫画やテレビや映画そのものではないんです。それらを作りたいならゲームコーナーで売るべきではないですな。
ここからファイナルファンタジー4そのものに関する感想。
ゲームテンポはなかなかいいけど、ややバランスは悪い気がする。割と初期の段階で全ての魔法が使えるキャラが登場したのにはびっくりした。まあ、いわゆる死亡フラグってやつなんですけれども。しょっぱなから全ての魔法使えて死なないなんてそれこそゲームバランス崩壊だし。
割と主人公が人の言う事をあっさり信用するのでややお使いが多い気がするけども(人を簡単に信用するのは主人公に限らないのだが)、おかげでレベル上げにはそんなに困ったことはない。どっちかって言うとレベルよりも金銭面で困ったことが多かった気がする。装備もまあまあ高いけど、本気で金をためたのはロマリアの酒場の会員証かなー。会員証手に入れたけど、その結果見れるイベントがマジで脇道って感じだった。
ゲーム背景として飛空艇が発明されている時代となっているせいか、5、6、7、8、9あたりでは画期的な乗り物となっている飛空艇があれよあれよ三つも手に入ったりするのには少々面食らった。つーか、4なのに宇宙船が出てくるとかどれだけ時代先取りしてんだぁぁぁぁ! つーか、そういう意味じゃ12とか酷いよなぁ。10は知らないけど、12は別に世界全土を股に掛けるわけじゃないしな……。一部の地域内でのすったもんだに終わるからな、あれ。そうか、あれ、別に世界を救うための旅じゃないんだな;(ゲームシステム的には、4よりも12のほうが断然、フィールド総面積は大きいが)
4のゲームシステムは不評だったのか後のシリーズには引き継がれてないが、たとえばポーションは99個までが後のゲームの通例であるが、4では99個以上持てる。ゆえにラストダンジョン突入前はハイポーションを500個ぐらい持っていたのであるが、ラストダンジョンは何かゲームバランスおかしくて敵がめっちゃ強く、大量の在庫も使い切って補給に戻ると言うことが三回ぐらいあった。まあ、敵が強いから倒したときの経験値も多くてなんかすぐにレベルが上がるのは良かったんだけども……ラストダンジョンだけでレベル20は上がったんじゃないの?
魔法の登録位置を手動で変更できるのは便利だった。必要な強力魔法を一番最初にしておくとすぐに使えて便利。あ、私、ファイナルファンタジーのバトルモードはアクティブ派なんで、ちんたらしてると敵が連打攻撃してくるので大変なんです。しかし、そうなるといらない魔法がはっきり浮き出てしまうんですけどね。
モンスターの強さとかで言うとラストダンジョンのボスモンスターは雑魚モンスターに比べて破格に強かった。封印されし古の武器って言うのがラストダンジョンには存在していて、それぞれの武器のところにボスモンスターがいるんだけど、大体一回目では全滅している。二回目以降はぎりぎりの操作と運で乗り切った場合ばかりで、こうなるとラスボスはどれだけ強いんだと割とラストダンジョンではレベル上げに勤しんだ。まあ結局、ラスボスでも一回全滅し、二回目は一人を回復役、一人を攻撃役、一人が弾除けで一人が蘇生役で一人はずっと死んでてもらったとか割と酷い状態だったのだが、せっかく古の武器を全部そろえたのにほとんど使ってない。攻撃は魔法ばっかだったしー。まあ、あれで倒せてよかった。
エンディングはお疲れ様でしたと言う感じで、なかなか満足するものだった。やはり、昔のゲームのほうが良作多い気がするよ。プレイしていて楽しいしね。今後に関しては……期待できないかもなぁ。すでにゲームの時代じゃない感じがしてるしね。そういうもんかもねー。