塊素の生きる現実(日記)

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どぶ川に足を突っ込む
花見偵察
2010年04月04日
花見で焼き蕎麦
焼き蕎麦不好評
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なべなべ君とおしゃべり四時間
おしゃべり四時間
2010年04月06日
にじり寄る退屈
父親がまたしても花見
最近、退屈
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五つの会社を選定
五つの会社を選定
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履歴書を書く
履歴書を書く
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自由夢幻会場、公開
自由夢幻会場、一般公開!
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二つの面談
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プログラム以外の仕事もや...
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2010年04月21日
不採用通知一通目
不採用通知
日本でアニメとかゲームが...
2010年04月22日
面接二社目
まずはアルバイトでどうで...
料理はおいしいか?
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児孫の為に美田を買う
児孫の為に美田を買う
2010年04月26日
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やる夫AA録、更新終了
会社面接三つ目
2010年04月27日
スキルが足りません
スキルが足りません
オブジェクト指向型プログラム
2010年04月30日
オブジェクト指向型プログ...
オブジェクト指向型プログ...
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2016年12月09日
何かいい手はないものか
効率が上がらない

 四月ニニ日、木曜日の話

面接二社目

 本日は大阪で会社面談があります。

[◆]まずはアルバイトでどうでしょう

 火曜日に面接を受けた会社から連絡があり、「ゴールデンウィークまでにアルバイトみたいな感じで会社に来てもらって体験してもらいたいのですが」とのことで、コール伝ウィークまでの一週間のうちの開いている日は全てその会社に行くことにしました。とはいえ、予定が空いているのがすでに三日程度しかないので三日だけの体験学習になりそうです。とりあえず、一日目は明日となりました。

 ちなみに、アルバイトと言っても実質体験学習だと思うのでお金は出ないと思われます。僕に手伝えることがあるのかどうかも不明。全くの謎。

 どうなることやら。

[◆]料理はおいしいか?

 本日の面談企業はホテル会社です。求人票によればウェブページの保守やホテル内コンピューターの保守作業とのことなのですが、相手はかなり大きな企業なので人材能力も高いものを要求されそうです。ホテル会社のウェブページを見ていてそう思いました。何でこんなとこの求人に応募したんだろう、というのはもう考えないことにします。こういう望みの薄いところに押しかけて偉いさんの顔を拝むのも面白い。ほとんどそんなノリです。

 さて、ある程度の時間を見計らって大阪に向かったのですが、ホテルの近くまで来ておいて道を誤り、道を間違えたっぽいと感づいた段階ですぐに近くのコンビニに入って店員に道を尋ねました。そんなに外れてはいなかったけど遅刻確実。電話連絡はすぐに行いましたが、なんかこう、しょっぱなから遅刻をやらかすという普通に考えて印象の悪いことをしたなぁ。

 さて、ホテルについてみれば何で道を間違うのかと思うぐらいでっかい建物なわけでつまりはこういうところに自分は縁がない人間であることを感じたわけですが、フロントに話を通して担当者を呼んでもらいました。すぐに担当者の人が来て面接室に通されたわけですが……。

 いやあ、ぶっちゃけると、人事採用担当者だけと話すことを想定していたのに、面接室には人事担当者意外に三人の人間が待ち構えており、計四人の人間を前にして面接を受けることになってしまいました。強烈にまともな面接です。というか、こういう面接もありうるとこ言うことをなんで想定しなかったんだろう。やっぱ僕はなんか足りない人間なのか。

 とはいえ、四人だろうが五人だろうが、面接のやり方は変わりません。基本は質問と回答です。質問内容は難しいものはありませんでした。ただし、僕が用意できる答えは採用に不利なものが多かったかなぁ。英語はできるかと聞かれれば苦手ですと答え、いきなり多くの人と接するようになるわけだが平気かと聞かれれば、そのような環境に入ったことがないのでわかりませんと答えざるを得ず、そして「うちはホテルの経営をしてるんだけど、ホテルのことはわかる?」なんて質問には「わかりません」としか答えようがない。「うちのホテルを利用したことは?」という質問にはもはやお手上げです。ハローワークの求人票を見るまでホテルの存在自体知らなかった僕に利用経験があるわけがない。やっぱ、住んでる次元が違ったようです。……存在自体知らないような接客業企業はダメかな、これは。

 ちなみに、このホテル内のIT担当人数はたったの四人らしい。そのほかは外注しているとのことで、しかも人手は足りているような口ぶりでした。何で求人なんか出したんだろうか。上の人たちの暇つぶしか?

 今回の面接でわかったことは、求人票に書いてあることが全てだと思うと想定し得ない状況に追い込まれてしまうということです。求人票はどういう人材が欲しいのかを書き記すもののはずですが、求人票に書かれていないことこそが大切だったりする場合が多そうな気がします。火曜日に面接しに行った企業もそうだったし。英語力が必要なら書いといてくれよ、そんなこと一言も書いてなかったじゃないか。

 最後に僕のほうから質問を出す機会があったわけですが、具体的なIT担当者の人数とホテル内の設備状況ぐらいしかまともな質問が思いつかず、最後の質問は面接をしてくれた人たちがよく話の例えにコックを出していたことを思い出して変化球を投げときました。

 「ここの料理はおいしいですか?」

 変化球はそこそこ効果を出してくれたようで、一瞬、面接官四人が呆けた表情を見せ、おそらくは面接官の中で一番偉い支配人っぽい人が「……誰が答える?」と苦笑したことにまあまあ満足しました。全員がホテル関係者なわけですから「おいしい」以外に答えなんかありません。むしろ、全員がホテルの料理を毎日食べているはずです。ここは従業員用の食堂が設置されている場所なので。この質問は「このホテルを一度も利用したことがない」からこそできた質問です。向こうにとっては馬鹿にされたと感じたかもしれませんが、僕の知ったことではない。

 ともあれ、「正直おいしいですよ」と答えを聞いたのでいづれは食べに来ると思います。食い意地は張ってるからね。

 こうして面接はお開きになりました。何かあれば電話で連絡するとのことでしたが、普通に不採用通知が来ると思います。

 帰りには道を教えてもらったコンビニによって商品を買うがてら御礼を言い、後は家へと帰りました。

 まあまあ、楽しい一日だったかな。疲れたけど。