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SNS ――ソーシャルネットワークサービス、社会型通信網のことです。
今日は午前中から年金事務所に行って年金手帳を再発行してもらったり、祖母の元に行って身元保証人の署名をもらったりしました。朝から雨が降るいやな天気ですが、それでも歩き回ったおかげで今日中に提出すべき書類が全て揃いそうです。
年金事務所では身分証明が出来る証明書、印鑑、基礎年金番号がわかる資料を持っていき、その場で再発行してもらいました。身分証明証がないとその場での発行は出来ないそうなのですが、運転免許証はいつでも持ち歩いているので問題ありません。ところで、何時の間に社会保険事務所って年金事務所に名前変わったんだろう? つい最近っぽいなー。社会保険庁のウェブページもなんか作り直してるみたいだし。
それから祖母のところに行き、採用通知書を見せて安心してもらって、身元保証書に署名してもらいました。これであとは大学の卒業証明書だけです。それは今日、会社に行く用事があるのでその帰りにでも行くことにします。
本日は東京から新規事業部の部長さんが僕と SNS というサービスについて話がしたいということで、会社に行って来ました。
僕自身は SNS と呼ばれるサイトを利用したことはありません。日記ならば自分のサイトで公開できますし、掲示板等も設置可能なのでそうそう他の人と連絡できないわけではない。一昔前の mixi では本名を晒して友達と再会した、なんて物もありましたが、結局 mixi 内部の情報は外に持ち出されてネットに広がる事案が多発し、安全な閉鎖環境なんて存在しないということがわかりました。そうなるとわざわざ会員にならないと日記等を公開できない SNS は不便以外の何者でもない。僕の日記を見てもらうがために友人に会員登録してくれと頼む気もない。
それはそれとして、SNS をビジネス側から考えた場合、如何にしてユーザーの財布からお金を出させるかが焦点になるわけですが、これらの手法としてはいくつかあります。まずは広告型。これは mixi がとっている方法です。 mixi に訪れた人に広告を見せることで広告料を得る。ユーザー数が多いことを生かした方法です。二つ目にユーザー課金。ユーザーに登録料を支払ってもらう方法です。これは一部のオンラインゲームやニコニコ動画等で使われています。三つ目が SNS そのものではお金を得ず、別に用意したコンテンツでお金を稼ぐ方法です。Gree なんかはこの方法で、SNS サイトに連動した無料ゲームコンテンツを用意し、アイテム課金という手法でお金を得ます。この方法は最近ではアイテムにお金がかかることを理解していなかった子供が大量にアイテムを購入し、携帯代の支払いの段階でようやく親が気が付くという問題が多発しており、少々問題をはらんでいます。これら以外としては wikipedia は寄付によって運営されていたりします。
これらのビジネス手法がすでに存在しているわけですが、SNS においてもっとも気を使わなくてはならないのは如何にしてユーザーを引き止め、増やすかにあります。人がいない SNS に価値はありません。これに関する努力の核は、如何に魅力的なコンテンツを用意できるかにかかっています。Gree なんかはわかりやすく、ゲームコンテンツを絶やさなければユーザーは何時までもついていることでしょう。オンラインゲームはゲームそのものの面白さを追及すればよく、ニコニコ動画はユーザーが動画を投稿続けてくればそれでよい。mixi は多くのユーザーが日記を書けるよう環境を整え続ければそれでよい。wikipedia にいたっては人間がネットワークサービスを扱い続ける限り、ほとんど安泰といえます。
そんななか、新しく SNS を立ち上げてお金を稼げるようにするにはどうしたらいいか? まず、コンテンツを何にするかを絞る必要があります。さらには、SNS サイトを管理する人間、コンテンツを供給する人間を相当数用意しなくてはいけません。大体、儲かっていると見られる SNS サイト運営会社は、一つの会社が丸一丸で管理と制作を続けています。新規事業でとりあえず、と出来るレベルではない気がするのですが、なにかやりたいらしい。
僕が会社にて会った新規事業部の東京の事業所に机があるらしい部長と一時間ほど SNS について話をし、一つのアイディアとして SNS を個人で作りたいと考える人の需要を拾い、レンタルスペースと SNS システムを貸し出して運営してもらう、というアイディアを出しました。このアイディアのポイントは小規模運営を行うことにより、大規模な SNS ではどうしても混じってしまう邪魔な人を排除できるところを売りにする、というものです。
……アイディアを出しておいてなんですが、これってしらたば掲示板とかとどう違うのだろう。管理が難しい分、なかなかユーザーの定着が難しそうだ。
一時間ほどではまとまったアイディアは出ないと思うしかないか。SNS も考え始めると奥が深いサービスです。如何にして烏合の衆たるユーザーたちを組織化させるか。組織化させることに成功すると一定の力の流れが生まれます。そこにビジネスチャンスがある、と考えられますが、掴み取るまでが難しそう。ふむ。
この会社は入社日から社会保険や税金を支払ってくれるらしい。
すいません、まずここで驚きました。僕が前に勤めていた会社でもそうでしたし、この三ヶ月間就職活動で出向いていた会社のほとんどでも、最初の三ヶ月間は社会保険及び年金及び税金の支払いは僕持ちでした。試用期間中は正式な採用ではない、という考えが当たり前だと思っていたのですが、どうもそうではなかったらしい。
「それって違法じゃないかなぁ……」とは会社の人の言葉です。試用期間中であっても、雇用は雇用なわけで。
あとは僕の入社後の動きですが、さっそく客先に行って PHP プログラムを作る仕事があるらしい。いきなりかよ、と思ってしまったのですが、技術的不安があることを述べておくに留めました。まあ、ある程度の問題はその場の勉強で何とかなるんじゃないかなぁ。PHP の全てを理解しているわけではありませんが、いきなり見たこともないプログラムがどっさり、ということはないだろうし。……あと、他にも同じ仕事をしている人がいるだろうし。孤立してしまうと苦しいが、孤立するのを避けることが出来たならば、なんとかなるかも?
あとは七月一日になるそうなので、後二週間ほどは自由にやれるようです。片付けることを早めに片付けたいものです。
久しぶりに大学に来ました。最後に来たのは去年の十月ごろ、僕が離職したときに大学にて僕の就職の面倒を見てもらった人に挨拶しに来たときでした。とりあえず、卒業証明書を確保したあと、また挨拶しに行くことにします。学生部で卒業証明書を取得したあとに就職支援センターに行き、僕を担当してくれた人が別の部署に移動されたことを聞いて移動先にまで行き、挨拶をしました。担当してくれた人は僕のことを覚えてくれていたようで、再就職したことを告げると豪快に笑って喜んでくれました。
就職支援センターそのものにも僕が再就職したことを担当者に告げました。卒業生の就職追跡調査をしている担当者は僕は一度もあった事もない人でしたが、「再就職できたのは君の実力だよ」と言っていました。……まあある側面ではその通りなんだろうけど、一度も会ったことのない人に「君の実力うんぬん」と言われるのは違和感があるなぁ。
最後にゼミの教授にあっておこうと思ったのですが、今日は大学に来てないらしい。残念、と思いつつ、メールを送っておくことにします。
さて……今日はいろんなところに行ったなぁ。昼飯食べる暇がなかった。大学の近くのなか卯で新発売和風牛丼と新発売からあげを食べて帰路に着きました。