塊素の生きる現実(日記)

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涼宮ハルヒのアスキーアート 保管庫 完全終了

 跡地は残りますが、他は綺麗さっぱりなくなりました。

[◆]2006/07/08

 2006年07月08日。「涼宮ハルヒのアスキーアート 保管庫」がプログラムの欠片もない、ただの静的 HTML ウェブサイトとして公開された日である。当時は PHP はおろか、JavaScript でどんなことが出来るのかも知らなかった。ただ HTML の書き方だけはわかっていたから、とにかくネット上から消えてしまったサイトのキャッシュを拾い集めて何とか見れる形に直しただけの代物であった。

 「涼宮ハルヒのアスキーアート 保管庫」は僕の初めてのデータ保管サイトである。作りは至極単純でテンプレHTMLを繰り返し繰り返し貼り付けて製造するだけだが、とにかく表示するべきデータ量が多い。表示量が多いと欲しい情報にたどり着けるための仕組みが必要になり、どうすれば使いやすいサイトになるのかに延々頭を悩ませていた。

 そしてそのうちに人力操業ではやっていけなくなり、プログラムでのウェブページ作成を思いついて CGI や C 言語を勉強し、仕事で使っていた VBS や VB.NET を検討し、最終的には PHP へと落ち着いたわけだが、そのときから早くも七年が過ぎた。

 今じゃ製造するウェブサイトはすべてが独自フォーマットの独自コーディングルールに乗っ取って作られた PHP ウェブアプリケーションとなっており、同業者にも驚かれる程度のものが作れるようになった。

 現在、「涼宮ハルヒのアスキーアート 保管庫」の後継である「電字画情域」はデータベースも組み込んだかなり高性能なサイトになっている。高性能ではあるが、大まかな仕組みは「涼宮ハルヒのアスキーアート 保管庫」のものをそのまま使っているのだから、六、七年前に考えた仕組みがいかによく出来ていたかを実感させられる。昔の僕は賢かった!(自画自賛)

 で、本日、運営は終了したものの残していた「涼宮ハルヒのアスキーアート 保管庫」のサイト構成ファイルを全て削除し、跡地用サイト移動ページを放り込みました。「涼宮ハルヒのアスキーアート 保管庫」はこれにて完全に終了したことになります。

 運営終了時に必要データは引き上げており、残っていたものはいわゆる空き家でしかなかったわけですが、削除してしまったあとはまるで今まで住んでいた家が取り壊れさて無くなってしまったのに似た寂しさを感じました。無くなってしまった場所にはもう戻れない(バックアップはあるにしても)。

 さて、引き続きがんばりますっ。