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ゲロを吐いたとしても、働きに行かねばならないこの世の中。
今日の朝の通勤中、道端でいきなり吐き戻している人がいた。歩いている状態から立ち止まらずにいきなり吐き、しかし止まらずそのまま駅へと向かっていった。それは数日前の僕の姿とほとんど同じで、体の調子がおかしかろうとも働きに行かねばならないこの日本社会の過酷さをひしひしと知るばかりだった。気軽に休むことができない。
……僕の場合は吐いた後、電車に乗り込んでしかし無理だと思い、電車を降りて家に帰り、休んだわけだが、あの人は会社へと行ってしまったのだろうか。
どうしてこういう世の中になってしまったんだろうね。
