塊素の生きる現実(日記)

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その後
2010年07月09日
大よそ一週間
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歯がやばいかもしれない
歯が欠ける
2010年07月14日
なんとか仕事についていけ...
なんとか仕事についていけ...
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ゼミの同窓会
卒業からはや三年
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2017年02月13日
風邪ひいたかも
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たぶん風邪(インフルでは...
2016年12月09日
何かいい手はないものか
効率が上がらない

 七月一七日、土曜日の話

ゼミの同窓会

 本日は大学ゼミの同窓会です。

[◆]卒業からはや三年

 大学を卒業して早くも三年ですが、本日、再び大学のゼミ仲間と同窓会が開かれることになりました。僕自身、自発的にこういう催しを行おうとする気がないため、誰かが立案、提案、実行してくれるのは大変ありがたい。なんと言っても、僕と関わりがあった人たちが今何をしているのか元気でやっているのか、というのは気になるところなわけで。

 僕は大学において社会心理学を専攻していました。……とはいえ、今、何か社会心理学的な知識が頭に残っているのかと言えばもはやほとんどちんぷんかんぷんです。たまには教本とか読み直さないとなぁ。読んでいるうちに眠くなりそうだけども。それはさておき、少し大学生時代のゼミの話をすれば、まず社会心理学は女子に人気がある分野で応募者数は女子のほうが多かった。ゼミを選ばなくてはならない時期に吊橋効果とか自分の恋愛型についての授業とか、恋愛に絡んだものが多かったからだろう。ゆえにゼミに入った仲間には女子のほうが多かったわけだが、いざゼミに入ると学問としての難易度が予想以上に高くて落伍者が出るほどだった。僕はそれほどとは思わなかったのだが、この辺りは文章を読みなれているかどうかにかかっている気がする。

 無事に卒業できたのは男子三人女子六人。このうちの女子二人はおそらくは人間性の違いから孤立してしまい、講義中からこうした同窓会にいたるまであまり関わりがなかったし、今もない。で、大体男子三人女子四人、そして教授の八人でしめやかに会合が開かれるのである。

 今回は男子の一人が都合が合わなくて来れず、男子一人が集合時間の大幅な間違いにより一時間ほど遅れ、女子一人が仕事の都合で遅れてくることになり、男子一人女子三人、そして教授の五人で先に同窓会を開始することになった。ちなみに、この男子一人というのが僕である。

 今回の同窓会は僕の就職祝いを兼ねていると唐突に決まり、みんなに祝ってもらいました。無職のまま会って苦い顔されるよりも何倍もよかった。

 教授はこのたび、新しい本を出版されたようで、後日に教授の研究室に行けば著者割引を受けた本を売ってくれるそうです。これは近い内に取りに行かなくてはなるまい。その他、いろいろな動きがあったようですが大人の都合により検閲されました。かなり忙しい目に合っているのか合わされているのか、時間が空くのが午後九時以降とか実にハードな生活を送っているようです。しばらく前に教授が別の大学に移籍するかも知れないという話があったのですが、移籍はひとまずなくなったようです。学術の世界もいろいろあるらしい。

 僕の同期の仲間たちの話を聞けば、それぞれがそれぞれの人生を歩んでいるらしい。ただ、今のところは苦戦続きのようで悩み事も多いようだ。僕自身もそうだが、僕らはすでに二十代後半であり、恋人がどうした恋愛がどうしたという話が出来る時間は過ぎ去り、結婚といういまやありがたみが薄れている行事を前に首を振ったりうずくまったり蹴り付けたりとしているのである。ぶっちゃけると、男にとっては結婚というのはそれほど意識に上るものではない。相手がいなければそれまで。努力して探さなくてはならないのはお家関係であることがほとんどだ。結婚できなければそこそこ自尊心に響くし悲しくもなろうが、女性ほどのものではない。

 女性にとっては相当深刻な問題だろう。結婚できるかどうかは二十代から三十代後半に掛かっていると言ってもいい社会情勢である。遅れれば結婚できる可能性そのものが磨り減っていく。これは男よりも早い。相手がいる人はまだ気が楽だろうけども、相手がいない人は大変だろうと思う。婚活ビジネスは今日も盛況だ。これが今日の「誰にでも平等で誰にでも能力がある時代」の姿なわけだ。これゆえに別に誰かに頼らずとも一人で生きていけるもんだから、他人と係わり合いが少なくなってしまった。ここ最近で付き合いが深いと言える人は親族を除いていったいどれほどいますか? 僕には一人もいないよ! イチノイカズイ殿とも最近会ってないしなぁ。外に出ても一人で出かけて一人で遊んで一人で帰ってくるのがオチです。で、一人で遊んでも面白くないから出かけません。家でのウェブページ作成はパソコンがあればあとは無料で出来ます、そりゃお金も貯まろうものだ。

 話が脱線してしまった。

 一時間が過ぎて遅れてきた男子一人も加わり、場の人数は六人に。楽しく食事をさせていただきました。それにしても、なんだか同窓会の数を重ねるごとに行われる場所がパワーアップしている気がする。意外とリーズナブルな価格設定ではあるのだけれども。そんなもお酒が入っていろいろ湧き出すものがあったのか、いろいろなことを教授に相談したりしていました。主に結婚関係についてでしたが、既婚者として齢を重ねている教授の話は説得力があり、質問者の指針になったようです。疲れて寝込んだ人もいました。お疲れ様です。

 デザートも食べ終えた後、仕事が終わって遅れてきた女子が近くの駅まで来たので店を出て合流しました。こちらも変わりなく元気そうでした。その後、一同は遅れてきた男子の(家族の)所有物である車に乗り、カラオケに行くことになりました。車できたもんだから飲み放題を前にしてアルコールを飲むことができない仲間は少しかわいそうでしたが、確かそれほどお酒が好きでもなかったはずなので内心、それほど残念に思ってなかったかもしれません。カラオケでは終電のことを踏まえて部屋を一時間取り、歌うことに。一時間に対し人数は七人。切り詰めても一人一曲、多くて二曲というところ。

 一時間では少々どたばたと歌った感がありますが、僕は「創世のアクエリオン」と「残酷な天使のテーゼ」を歌い、さらに最後にザードの「負けないで」と歌わされました。いや、なんか歌わされたんです。で、ザードの「負けないで」という歌に関して僕の脳みその中にそういう名前の歌の記憶がなく、歌えるかどうか解らなかったのですが、歌そのものは聞いたことがあったようで普通に歌えました。そういえば、高校生のときにザードが大好きな友達がいたなー。あのイケメン、今頃何してるのかなー。航空自衛隊でがんばってるかな?

 本当はバンプオブチキンの「才悩人応援歌」とか石川智晶の「アンインストール」とか歌いたかったのだが、まあそれは仕方ない。「創世のアクエリオン」と「残酷な天使のテーゼ」も何とか歌えてよかった。余談だが、家に帰ってから喉が痛み出して最近はまったくカラオケに行っていないことを思い出した。歌を歌うのもきつくなってきてネェ、年には勝てんワイ。

 そんなわけで、終電前には駅に戻ることができ、解散したのでした。いやはや、楽しかったー!

 あ、そういえば、なぜリーダーと呼ばれているのか聞くの忘れたなぁ、聞こう聞こうと思ってたのに。まぁ、いいか。また今度聞くことにします。