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今日は朝の朝礼を僕が担当することになっています。
前の会社でもそうでしたが、今度の会社も朝に朝礼をするわけで、何でもいいからスピーチをすることになっています。スピーチは皆さん、かなり嫌っており、できればやりたくないと言う不満をよく聞きます。しかし、それぞれのスピーチを聞いているとうまい人から下手な人までいるわけで、下手な人に関しては確かに訓練が必要かなと思ったりもしました。ただ、三、四ヶ月に一度のスピーチでどのぐらい力が付くのかは不明です。まあ、あまり期待できない。
とはいえ自分の番になったらちゃんとやらないといけないわけで、僕に朝礼の番を示す人形が回ってきたときにはそこそこ覚悟をし、スピーチのあとの経営理念唱和に向けて経営理念暗記に努力したりしていました。本当は経営理念を書いた紙を読んでもいいらしいんだけど、うちの部署は暗記した上で紙を見ずに唱和するという伝統があるらしく、その伝統の歴史は半年ぐらいの深みがあって作られた理由が「紙を見ながら読んだら声が小さすぎた奴がいたから」らしいです。大きい声で読んでくれてたらこの伝統は存在しなかったのだろう。声が小さいのは罪だ。
さて、僕のスピーチ内容はスピーチそのものに絡めた内容で「前の会社でも朝礼スピーチをしていました」と言う話をしました。簡単に書くと「前の会社でもスピーチやってたんだけど僕の次の人が遅刻しまくったせいで一週間、僕が延々スピーチやる羽目になりました」という内容。事前の脳内シュミレーションではもう少し横幅のある事を言うつもりだったのですが、少し緊張してしまって話の骨格部分しかしゃべれませんでした。言いたかった事も少しずれてしまったしなー。本当は「嫌な事を続けることで自分を磨く、逆境が自分を強くする」ときれいにまとめたかったのですが、実際には「嫌な事が続いても開き直ってやれば案外楽しかったりするものです」と気楽なものになってしまいました。
スピーチのあとは必至に暗記した経営理念の音頭をとり、無事に終了。朝礼後、「ちょっと間違ってなかった？」と同じ部署の人に言われたのですが、さらに他の人からは間違ってなかったと言われてほっと胸をなでおろしました。とちってたら嫌だしなー。
さて、次は何時になることやら。
