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これもまた、経験である。
本日の仕事を終えて難波へと直行。いやー、今回の参画プロジェクトは仕事はそれほど忙しくも難しくもないし、六時には帰ってもいいし、難波まで直行できるし、家まで一時間だし、単価も前回のプロジェクトよりも高いしで文句ないっ。
銀行でお金を下ろした後、今回は日本橋の中でも電源に強い店に直行。ちなみに、昨日、グラフィックスカードとサウンドカードを買ったのもここである。この二つに関しては他の店と僅差であったが、二つ揃ってまとめて買えるのがここしかなかったのである。
電源もピンきりが明確に分けれているパーツである。パソコンを支える動力源であり、安定して長く使えることが求められる。
まず見るべきは 80PULS マーク。電源効率試験認可賞であるが、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プレミアムとあって、プレミアムが最も効率が良く、そして値段も高い。ブロンズは大抵が六千円台でそれほど品質が良くないものが多い。壊れやすい、音が大きい、消費電力型解凍である。プレミアムになると一万五千円台から。ワット数がでかくなればなるほど、注意すべきであろう。
で。
80 PULS プレミアムの一万五千円の玄人志向の電源か、80 PULS プレミアムの一万八千円の SUPER FLOWER の電源か……両方とも 850W で今使っているものよりも 100W もでかい。これなら他のパーツを交換し続けたとしても三年は使い続けられるだろう。
気が付いたら一時間も悩んでた。その間、ずっと棚の前にいたわけではなく、たまに他のパーツも見ていたりしたのであるが、基本的には頭の中には電源のことしかなかったと言ってよい。
流石に家に帰ってから組み立ての時間、確認の時間がないって言うのはまずいので思い切ることにした。SUPER FLOWER 850W 一万八千円を買わせていただこう。
少しお金が余ったので、スカイプやネットラジオ用にマイクも購入。使う場面があるのかどうかは不明だが、ヘッドセットはもう飽きた。四千円のを買ってしまったぜ、へっへー。
家に帰ってさっそく取り付けよう。
電源パーツはパソコン内部に存在するパーツの全ての動力源である。電源を交換するとなったら全てのパーツから電源コードを引っこ抜いて交換しなくてはならない。また、電源はコードが多いパーツである。色々なパーツに引っかからないよう気を配りながら配置しなくてはならないが、引っこ抜く際にも無理はしてはいけない。
で。悲劇は四つのハードディスクの電源コネクタの交換時に起きた。それほど無理をした記憶はないのであるが、コネクタを引っこ抜くにはそこそこ力が必要で何かしら無理がかかった可能性は低くない。電源コネクタを新しいものに交換し終わって戻そうとしたときに、ハードディスクのデータコネクタのひとつが外れていることに気が付いた。電源コネクタを引っこ抜いたときに外れてしまったのだろうと思って誘うとしたのであるが、何かおかしい。
へし折れた。
やっべええええええ!!!
ちょい待ってよ、こんなところでハードディスク破損!? こいつは……Dドライブ[道具箱]か。フリーソフトや同人ゲームソフトやよく使うアイコンなどが記録されているディスクである。いわゆる娯楽用のデータしか入ってないのでそれほど痛手にはならないのだが……ゲームとかはCDもしくはDVDから再インストールすればいいだけの話だし。フリーソフトもまあ、古いものも多く、新しいものを入れなおせばいいだけだ。しかし、ハードディスクをこんなところで壊すことになるとはなぁ。ちなみに、データ自体はバックアップを全て取っているので、本気で痛手にはならない。壊れてしまったハードディスクの代わりは……外付けハードディスクのケースに入れたまま、使ってないのがある。その中身を取り出して入れ直せばいいんじゃないかなぁ。
てなわけで、ハードディスク交換。コードのコネクタ部分にはへし折れた端子のプラスチック部分が入り込んでしまっていたが、コンパスの針でコチョコチョやったら取り出すことが出来た。
とりあえず、アクシデントはあったものの、交換自体は完了した。あとは起動確認してケースのふたを閉じねばならない。
問題なく PSO2 まで起動できるようである。稼働状況は至って良好か。音も静かだし。気になっているのはグラフィックスカードとサウンドカードが近すぎることぐらいだろうか。グラフィックスカードのファンをサウンドカードが思いっきり塞いでいるので、エアフロー的にどうなんだろう。まあ、平気かなぁ……? 次にマザーボードを買うときには考慮しないとならんね。
で、問題。
起動したはいいものの、自動バックアップタスクのことをすっかり忘れてた。午後十時を回ると自動的に各ハードディスクの内容をバックアップ専用ハードディスクに送り込むのであるが……。今、Dドライブに当たるハードディスクには何も入っていない。バックアップはミラーリングコピーなので、存在しないファイルは削除されるようになっている。
つまり、バックアップ全損。
今まで取っていたバックアップファイルが全部削除されてしまうという事態に陥ってしまった!! しくじったああああああ!!
まさかバックアップファイルを消しにかかる状況が生まれるとは思いもしてなかった。最初にも述べたが、最悪、中のデータはフリーソフトは最新版をダウンロードしてくればいいし、ゲームソフトはインストールしなおせばいいだけである。しかし、事態は深刻である。もしもこれが[格納庫]ハードディスクが対象だったら……作りかけのウェブサイトのデータなどが全て失われてしまう。一巻の終わりである。ああ、またバックアップディスクを作っておかねば。
で。
目に付いたのが端子へし折れの為、ハードディス交換に使うためにハードディスク本体を取り出して今は空になっているケースである。よく見るとこのケースのハードディスク接続端子は電源コネクタ差込口と一体となっている。つまり、電源コネクタ部分か生きているならば、そちらを支えとしてデータコネクタの金属端子とうまく接続できるのではないか、ということ。
やってみた。
データ、読み取れとります。
やった! これでデータを復旧できる!!
九死に一生を得たか……こんなもん、内臓ハードディスクを外付けハードディスクドライブに変換するパーツを持ってなきゃ、助からなかったぞ……気が付きもしなかっただろうし。
そしてわかったもう一つの点。外付けケースに入れていたハードディスクはほったらかしのまま使っていなかったのであるが、このケース、非常に熱がこもる。むちゃくちゃ熱くなってハードディスクが熱暴走を起こす。すると、パソコン側がブルースクリーンエラーを巻き起こして落ちる。。
てなわけで、むき出しで使用。
これで、データも完全復旧できた。あー、助かったぜ……。