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僕が開発から携わっているゲーム、「THE DAY OF SAGITTARIUS VIP」、通称 TDoS の話。
ここのところ、ブラウザから Flash Player を利用して遊ぶことが出来る Flash 版 TDoS が遊ぶことが出来ない状態に陥っている。この状態はすでに二週間ほど続いているのだが、この状態についてゲーム管理者から何の情報ももたらされておらず、何がどうなっているのか解らなかった。
というわけで、本日にゲーム管理代表者の人にチャットで尋ねてみたのであるが、どうもゲームサーバに対して一秒ごとにアタックを仕掛けられているらしい。ファイヤーウォールの設定で排除しようとしているのだが、アタッカーのほうが上手らしく、拒否しても経路を換えられて手がつけられないらしい。ここまで本格的な攻撃となると素人ではどうにもならないだろう。もとは素人が素人のためにゲームサーバ運営を始めたのである。本格的な攻撃には太刀打ちできず、しかも本格的な防御策を学ぶには守るべきものの価値が低すぎる。どうしても守らねばならないものか、という話になると答えは「いいえ」だ。個人の負担を強いてまで守るものじゃない。
この辺りは実にやっかいな問題である。行動の動機が個人の意地に拠るものになるため、決壊するのはそう遠くないだろう。
いよいよ、TDoS の崩壊が現実になるかもしれない。
小説投稿サイトを散々いじり倒しているのだが、基本的な開発方針は一年以上前に考えられた資料とデータを元に作り直すことだった。で、開発を進めていたら作り直した部分がそもそも要らないものでしたって事があったりして、結構がっかり来る。まあこの辺りはちゃんとした仕様書を作っていない僕に責任があるのだけれども、こういうことがあると改めて、仕様書の大切さがわかってくる。とにかく大切な仕様などは紙に書くようにしているが、そのうち、Word で書き起こさなくてはならないだろう。そういや、冷やかしの仕様書もそろそろ書き直しが必要だな……。いや、実は冷やかしも作り直したいところがあって……。
仕様書を作っても、考えが足りないところがどうしても出てくるのが辛いところだ。この辺りは開発をし続けていればなくなっていくのだろうか。まあ、少なくとも過去の経験にのっとって新しい仕様書は作られていくから、同じ轍を踏むことはあまりないかもしれない。
仕様書って開発のために作られる設計図であると思われがちだが、実のところは将来作るであろうプログラムの下地でもあるんだよね。要するに、使い回しをするためのものである。あれ、そういう話になってくると、とにかく過去になにか開発してないと始まらないのか? 開発を一つもしてないところが完璧な仕様書を作ることは出来ないのか? ありそうだなぁ。
開発が落ち着いたら、ちゃんと仕様書を書こう。そうしよう。