塊素の生きる現実(日記)

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月内目次
2010年12月05日
日記、書けてないねぇ;
日記について
今日は結構暖かかった
2010年12月09日
新人研修(?)、最終日
新人研修(?)の最終日
残業
2010年12月10日
仕事の調子
仕事の調子
2010年12月11日
午後一時まで寝ていた
よく寝た日
ソフトウェア開発会社は所...
2010年12月12日
妹が室外機カバーを買ってくる
れっつ工作!
シューティングゲームで遊ぶ
2010年12月13日
解雇されるかもしれない
正社員として雇うことはで...
「上から目線」について
2010年12月14日
試用期間延長
変わり方が分かりません
2010年12月15日
第一回新規事業アイディア...
プレゼンテーション
2010年12月17日
ゲロを吐いても
ゲロを吐いてる人を見かけた
2010年12月20日
ヘッドフォンが壊れる
ヘッドフォンが壊れる
2010年12月22日
忘年会
忘年会
2010年12月23日
ヘッドフォンの修理と年賀状
壊れたヘッドフォン
年賀状の回収 丸太を作る
2010年12月26日
プラズマテレビを買いました
日立42型プラズマテレビ...
2010年12月28日
仕事納め
仕事納め
2010年12月31日
大晦日
雪が積もる
土壁の補修
プラズマテレビ到着
最新の日記
2017年05月30日
次の仕事が決まった
次のお仕事
2017年05月25日
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2017年05月06日
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指が動かない日々
自我とは何か
2017年02月13日
風邪ひいたかも
2017年初の日記がこれ
たぶん風邪(インフルでは...
2016年12月09日
何かいい手はないものか
効率が上がらない

十二月一三日、月曜日の話

解雇されるかもしれない

 今のままでは正社員として雇うことはできない、らしい。

[◆]正社員として雇うことはできない

 本日、部長に応接室に呼び出されたと思ったら部長のほかに取締役の人までいて、「もうすぐ試用期間の期限になるけど、このままでは正社員として雇うことはできない」という話をされました。二人が言うには、どうも僕自身の社会常識、およびビジネスシーンにおけるコミュニケーション能力が未熟であるため、僕に客先に出る形の仕事を回すことができない状況にあるらしい。うちの会社は社内で行う受託開発のほか、客先に出向してシステム開発を行う人材派遣で成り立っているわけで、僕の部署は人材派遣型の部署である。が、僕個人に会社の看板を背負わせられるほど、僕に資質があると判断できないようだ。

 これに関しては僕自身としてはどうしようもない。現段階で資質がない、と判断されているわけだが、ではいつになったらその資質が僕に備わるのか僕には予想が付かない。なぜならば、僕自身は社会常識とコミュニケーション能力が足りていないとは今まで思っていなかったからだ。確かに、時々に相手の頭にハテナマークが浮かんだり、どうも的を得た回答を出せていないようだと感じるところはあった。それらに関してはその都度、なんとか言い直したりしていたのであるが……それらが積もり積もった上での判断であるらしい。

 ここにこうして状況を書いているわけであるが、「~ようだ」とか「~らしい」とかの単語が目に付く時点で、うまく今回の話し合いの要点を僕は飲み込めていない。相手が話していることは分かるのだが、提起された問題の解決策について僕は現在、道筋を見つけるに至っていない。おそらく、今後も見つけることはないだろう、と感じている。社会常識とコミュニケーション能力は、社会と付き合っていく中で育まれるものであると思う。今後も末永く社会と付き合っていくしか実につける方法はないと思われるのだが、つまりは現時点においてそれらを必要分、手に入れることができないという意味でもある。

 僕は二六歳である。取締役からは「二六歳の人間にこんな話をするのは正直、辛い」と言われました。部長や取締役にとっては、この辺りの話は二三歳か二四歳の段階で学び取っておいてもらわないとならないことなのだろう。僕は社会人一年目は十人程度の零細企業に入ることになったわけだが、そこでの生活において必要な社会常識、必要なコミュニケーション能力を手に入れるには至らなかったようだ。まあ、仕事がないって騒がれ始めた時期であり、さして多くの人と相対することはなかったのだが……。

 学生時代まで戻ってみると、コミュニケーション能力等については目も当てられない。多くの人と相対はしてきた。しかし、それらの人々から受けた評価は「変人」であった。どこがおかしいのかは教えてもらえなかった。変人ではあるものの、コミュニケーションに苦労したことはほとんどなかったが……やはり、どこかしら問題はあったのだろう。

 部長と取締役がこの話し合いで僕に課した問題は二つ。「何になりたいかをはっきりさせること」、「どうしたら会社にとって必要な人材になれるかを真剣に考えること」。

 前者の質問についてはそれほど苦労しそうにないが、後者の質問に関しては全く見通しが立たない。

 「明日、また話を聞く」ということで話し合いはお開きになりました。一時間も経ってた。さて、どう答えたものか。

[◆]「上から目線」について

 コミュニケーション能力に関して部長個人から言われたのであるが、どうも僕の話し方は「上から目線」であるらしい。

 話し方や言葉の選び方が、上から物を言っているように聞こえるらしいのだ。これについては心当たりがあるが……かと言って、直し方が分からない。僕自身は上からしゃべっているつもりはない。もとより、部長の上にいるわけじゃないので、上から目線に立てるはずがない。こういうとき、僕は「僕が上に行っているのではなく、相手が下にわざわざ回りこんでいるのではないか」と思うことがある。まあ、こういうことを思っている時点で「上から目線だ」といわれたことが過去に何回かあるわけで、そのたびに悩んでいるのだが、答えは出ていない。

 上から物を言っても、僕自身はさして面白くはない。そもそも、全体を見通せていない状態では上から物を言ったところで墓穴を掘るだけである。見えていない事情、見えてはいない感情、そういうものが多い中では、意見もろくすっぽ言えやしない。

 そんな中で「上から目線」で物を言えるのは、ある意味では才能かもしれないなぁ。今のところはプラスに働いてくれたことはないが。いや、働いているのだろうか? 分からない。僕のあだ名がすぐに「リーダー」になってしまうのも、周りの人たちが僕の言動を「上から目線だ」と思った結果なのかもしれない。僕はそれを、僕が率先して問題にあたるからだと思っていたが、そうでなかったのだとしたら。割と問題なんじゃないだろうか。リーダーと呼ばれることは。

 気色悪い問題だ。これは友人たちに今一度、確認する必要があるだろう。

 僕は変人というよりは、「気色悪い人間」なのかもしれない。不愉快ではあるが……。