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お昼まっさなかに日曜大工です。月曜だけど。
今日もオンラインゲームで遊んでいたら、昼ごろ、僕と同じく盆休み中の父親に呼ばれて近所にあるお地蔵さんの祠の修繕工事の手伝いをさせられました。修繕工事をするってことをあらかじめ言ってくれれば、パソコンもエアコンも止めていったのに! いきなり三時間も出ずっぱりになるとは予想してなかった。
お地蔵さんと言っても、完全な人の形をしたものではなく、五角形に近い石に卍の印と袈裟みたいな布を着せただけの簡単なもので、聞くところによるとどこかの川から運んできたものらしい。どこの川かは不明だが、近所のコンクリ固めの川からではあるまい。抱えられるぐらいのそんなに大きくない岩で、それが祠に収められている。
今回の修繕内容は、その祠の三方向、右、後ろ、左側の板に新しい板を貼り付けて、見た目だけ綺麗にする見ものらしい。祠自体はしっかりした造りでとても素人が綺麗に修繕できるようなものではない。なので、直すのではなくて綺麗な板を貼り付けて見た目だけ取り繕うらしい。それならば簡単そうだ……と思ってはいけないってことはどんな場合でも通用するよね。新しい板は僕の親父の手によって寸法を測って切られていたが、はめる際にはまず、元からあるいたの隅を抑えている木の棒を外す必要があり、まずは釘抜きから始めたのであるが、この木の棒がずいぶんやわらかくて釘の周りを抉ればすぐにボロボロになってしまう。釘を抜くという点ではいいのだが、ボロボロになるので余り良い感じではなかった。とりあえず木の棒を取り除き、元からある板にボンドを塗りたくって新しい板を貼り付け、真滝の棒で固定しなおして一方向の修繕を完了。祠の左側から始めて右側も同じ手順で直し、最後に大変だったのが裏側である。
後は右側、左側のような長方形型ではなく、長方形型に屋根の形を継ぎ足した三角形部分が存在し、祠の傍で形を見ながら板を加工する必要があった。うまく角度を測る手段もなかったため、何回も切ったり嵌めたり削ったりを繰り返すことになったが、何とか嵌めることが出来た。嵌めることができたって書くと簡単そうだが、言葉では言い表せない大変さがあった。この修繕にかかった時間は三時間である。
修繕に伴い祠の向きを変えたのだが、そのときにお地蔵さんが倒れるなどやや罰が悪い感じだった。お地蔵さんの祠には鍵つきの柵が掛けてあってお地蔵さんに触れられないんだよねぇ。聞くところによれば、その昔に賽銭泥棒が出たということで柵が設けられたらしい。不届きな輩がいたものである。
開始が十二時で終了が午後三時。この間、飲まず食わずだった。日陰での作業だったから良かったものの、これが日向だったら熱中症にかかっていた可能性がある。やれやれ。
結構疲れたなぁ。日頃から肉体労働してないせいだろうね。体力がない。