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復旧に二日かかりました。
ここのところ涼宮ハルヒのアスキーアート保管庫にかかりっきりなため、話題がAA保管庫の話ばっかりなのであるが、ご容赦願いたい。
さて、今日はAA保管庫の運営にあってもろに精神衝撃を受けることがあった。
AA保管庫はそもそも、「涼宮ハルヒのジャズ雑談らじお」という2ちゃんねるスレッド住人のために構築されたものである。構築した当初は別段、存在を世に示すこともなく細々と構築していたのであるが、2006年12月19日のパレスチナの車両銃撃事件抗議デモにハルヒが使われたと言うニューススレッド内においてAA保管庫へのリンクが張られたために一気に知名度が上がってAA保管庫はハルジャズ住人のためだけのものとは言えなくなった。当事は他にもアスキーアートを保管しているサイトがあったためにまださほど重要ではなかったのが、現在は涼宮ハルヒのアスキーアートを保管していた最大手サイトが閉鎖してしまい、僕のAA保管庫の価値はそこそこ上昇したらしい。
やか゛て僕は大学を卒業してソフトウェア開発会社に就職し、そこでプログラム技術のノウハウを学び、しばらくして PHP を勉強して小説投稿サイトを作ろうと考え、しかしいきなり複雑なシステムを作るには力量が足りないと感じたために練習としてプラウザチャットサイトを構築し、そこで培った技術力を涼宮ハルヒのアスキーアート保管庫に転用してアスキーアートの登録を第三者が行えるようにした。他のサイトも PHP 技術を叩き込んでさまざまなタイプのサイトを作る足がかりとした。
そしてつい最近、AA保管庫のプログラムを仕様変更して、今まで第三者には触れさせなかったアスキーアートデータファイルに第三者が編集を掛けられる形にしたわけである。この編集は正直、僕の管理能力の限界に挑むものである。データファイルを勝手に編集できると言うことは、第三者が勝手にアスキーアートを破壊することが可能となるわけで、最悪の場合は破壊者といたちごっこを演じなくてはならなくなる。もちろん、それに対抗するための手段は用意しているものの、管理者としての負担が増えることは間違いない。便利になると言うことは、どこかで苦労している人がいると言うことなのである。
と、色々がんばっていたのであるが、サイト運営から約三年半過ぎた今でも、サイト運営の根幹には「涼宮ハルヒのジャズ雑談らじお」の存在があったと言っていい。しかしながらここのところ、ハルジャズ住人にはサイトはまったく使われていない、もしくは忘れられているんじゃないかと感じることがあった。なんともすれば、僕のAA保管庫には登録されていないアスキーアートがしばしば使われることがあり、それと同時にネット上のほかの場所にずいぶんと便利なアスキーアートサイトが登場したこともあって、サイトの価値が下がっていることは明白だった。だからこそ、必至にアスキーアートを第三者が登録できる形にサイト構築をしていたのだが……。
本日、決定的にヘコむことがあった。
ハルジャズ住人が僕の知らないアスキーアートを使用した。それは僕が監視しているアスキーアート投稿スレでは見たことないものだった。だから、堪りかねて「そのアスキーアートはどこで見つけたものか」と尋ねたのである。
示されたのは、別のアスキーアート保管サイトのアドレスだった。
かなりショックだった。別のアスキーアート保管サイトを示されたと言うことは、涼宮ハルヒのアスキーアートについて僕のAA保管庫が当てにされていないと言うことだからである。涼宮ハルヒ専門でありながら、他のサイトに涼宮ハルヒで負けた。面目丸つぶれもいいところなわけで面目が潰れたのは僕自身の力量不足が原因に他ならないのであるが、それをハルジャズ住人から叩きつけられたとなってはもはや、ハルジャズ住人の役に立ってないということである。
「ハルジャズ住人のためのサイト作り」という存在意義は枯れて折れてしまった。
残っていたのは「涼宮ハルヒのアスキーアート保管庫」は腐っても僕のサイトであるということだ。僕が作ったサイトであるからこそ、たとえ人から必要とされなくなっても放り出すわけにはいかない。「管理に行き詰ったから」「掲示板の雰囲気が悪くなったから」「個人が特定されたから」「ただ単につまらなくなったから」程度で閉鎖するサイトと比べられちゃたまったもんじゃない。
てなわけで、突き詰められるところまで突き詰めていきたいものである。フレーフレー俺!