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企業の面接の三次面接。つまり、最終面接。
いきなりですが、遅刻しかけました。あれだね、会社まで家から一時間でいけるって言っても、約束の時間のもろに一時間前に家を出たらダメだよね。さらに一〇分ほど早く出ないとダメだよねーと思っても後の祭りです。雨が降りそうでしたが、雨が降らないことを全力で祈りつつ移動し、何とか雨に降られることだけは回避されました。そして僕が会社にたどり着いて人事部の人を呼び出したのと僕の携帯に電話着信がきたのがほぼ同時でした。約束の時間ジャスト一分前でした。針の上では間に合っても、心象的には完全に遅刻です。
それはさておき、「ちょっとぎりぎりでしたね、どうされましたか?」と聞かれて「申し訳ありません、家を出る段になって家族に引き止められまして」と実に苦しい言い訳をしつつ、面接を開始しました。面接官は一次面接、二次面接と同様の各部署の部長四人。内容は僕の人となりを見直す点もいくつかありましたが、それ以上に僕が運営している PHP サイトについての内容が多かった感触があります。さらに言えば、「それらのサイトを社内で開発できるとしたらどうしますか?」とか「それらのサイトをより発展させれば利益が出ると考えられますか?」とか「個人で開発するのと組織で開発するのと、どちらのほうが好ましいと考えますか?」など、舌の上で転がされているような質問が多かったように感じます。
つまりは、暗に僕の作成したサイトを社内に取り込み利益を上げられるシステムを作ろうと考えているのではないか。
……考えすぎかなぁ。彼ら四人は僕のサイトを見たことがないはずです。アドレス等、教えたこともありません。サイトの名前を延べたこともない。ただもしかすると、特徴から手繰って発見することは可能だと思う。「小説投稿、アスキーアート、ブラウザチャット」の三つで検索すれば、とりあえず僕のサイトが出てくる。確証は……この日記読めば取れるな;
まあ、今のところ、僕のシステムが会社に召し上げられたとしても、僕のサイトは僕のサイトとして確保できればそれでいいので提供していいと思っています。やはり、一人で開発を続けても限界は確実にある。組織で取り組めば相当な速度で相当なものが出来ることはほぼ、間違いない。よっぽどのことがない限りは。
その他、いろいろな質問を受け、こちらからも質問を行いました。中途採用者は入社時に受けるべき研修はないらしい。むう、やはりプログラム勉強は独自にしなければならないか。
面接はどうやら一時間近く受けていたらしい。三次面接、つまり最終面接ともなるとやはり慎重に行われたということなのだろうか。その割には特に詰まることもなくしゃべれたし、さらには今後の指針となるであろう貴重な助言を得ることができた。企業における採用担当者がどのように考えているのかというのは、面接を受けて聞いてみないとわからないものであり、それに答えていただけただけでも非常に価値があったと思う。
さて、面接の感じから、もしも入社したらすぐに東京に飛ばされそうなのであるが、ま、ここいらで親元から離れるのも一興だろう。友人等に会えなくなるのは寂しいことではあるが、僕の友人にゃ僕に会えなくなって残念がる奴はいても寂しがる奴はいないから安心だ。今は電話もネットもあるし。どっちかというと、引っ越す際に何を持っていけばいいのか選別が難しそうだなってことぐらいで。漫画やライトノベルは全部実家に放置で、おそらくサーバとメインパソコンも置いていくことになる。東京に何年勤めるか、で変わると思うが、一年以上だったら持っていくかなぁ。サーバに関してはインフラの都合上、家においておいたほうがいいとは思うけど。上り、下りが不自由なく使えるのは一軒家の特権だよ。
そんなに長く東京にいないのであれば、サイト開発データをCDなりUSBメモリなりに入れて持ち運び、新しくノートパソコンを買うことにしよう。
まあその辺りは就職できてからの話だ。就職できなければあっさり霧散する。
ひとまず、やることやって、あとは涼宮ハルヒのアスキーアート保管庫のデータ整理でもしていよう。