塊素の生きる現実(日記)

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2012年02月01日
公共事業案件?
公共事業案件
2012年02月03日
客先常駐、来週の火曜から...
来週の火曜から客先常駐
2012年02月04日
部屋の掃除&パソコン掃除
部屋掃除
2012年02月05日
祖母に会う
いまだに健在な祖母
アスキーアート保管庫進捗
2012年02月06日
客先常駐開始
ソース紛失!?
言うなれば、真綿の山がゆ...
2012年02月09日
これが大企業か!
大企業の事務所にて作業
2012年02月10日
回復作業、完了
回復作業、完了
IT業界は理不尽です
個人差がそれほど無ければ?
2012年02月15日
冥王サーバ不通
冥王サーバ不通
緊急対応が必要な不具合発生?
2012年02月18日
今日も不具合対応
朝、雪が積もっていた
ログを調べてログを調べて
2012年02月27日
二月ももう終わりっすか
世の中、荒れてるのは体力...
涼宮ハルヒのアスキーアー...
2012年02月28日
願い、速攻で叶う
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2017年05月30日
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何かいい手はないものか
効率が上がらない

 二月 七日、火曜日の話

客先常駐開始

 資料を見て分かった。こいつはやばい。

[◆]ソース紛失!?

 今日はお昼から客先に向かうとのことで午前中は自分の会社にでて準備していたのですが、ここで一つ、とんでもないことが発覚しました。昨日、客先にもって行く必要があったために自分が使用しているパソコンのクリーンインストールをしたのですが……そのなかに、バックアップを取り忘れていたプログラムソースがあったのである。

 つまり、成果物を消しちまった!

 完全に忘れていた。クリーンインストールする前に必要なものはすべてバックアップ取ったと思っていたのに……やらかしてしまった。

 そのプログラムソースが必要になるのは二月一七日。まだ納品までには余裕がある。つまり、客先常駐の仕事があるとはいえ、早急に紛失してしまったプログラムソースの回復が必要になるわけで、どうにかして自分の会社にて作業しなくてはならなくなってしまった。客先で仕事をした後に、本社に戻ってきて作業をしなくてはならないのである。……客先で残業をする必要が無いことを祈るばかりだ。

 幸い、今回紛失してしまったプログラムの難易度は非常に簡単なものである。開発期間は二月六日から二月一七日までの二週間も取られているが、かかりっきりで作業すれば三日で済むレベルである。客先で働いて自分の会社に戻ってきて作業して、何時までかかることか……最悪に備えて、土日出勤の許可を取っておこう。申請作業が一つ増えてしまった; くそ。

 これから客先常駐だというのに……バッドコンディションである。

[◆]言うなれば、真綿の山がゆっくり燃えているように

 前々回のプロジェクトの一部ソースが消えてしまったという問題はあるものの、前回のプロジェクトのソースは消えていないので、とにかく午前中は昨日まで作成していたプログラムのデバッグ作業を行なっており、それも何とか完了できて、憂いはあるものの何とか出発の準備は整いました。

 昼飯をいつものメンバーで食べに行き、その足で作業場所へと向かったわけですが……うーむ、なかなか遠いな。家を出なくてはならない時間はしっかりと見ておかねばなるまい。定時辺りで帰れるといいのだが……僕の業務形態は派遣型である。つまり、長く居座れば長く居座るほど僕への人件費はかさんでいく訳で、僕が長く居座ることはそれほど喜ばしいことではないはずだ。……普通はそうだよね?

 とにかく、今日は資料の読み込みに専念して、ようやくどういうシステムを作りたいのかが判明した。システムそのものはどうもそれほど難しいものではないようだ。ただし一部、データをグラフ化して表示しないといけない部分があるようで、その辺についての知識がない僕には見積もりは出せない。そこを除けば詳細設計書作成に全体で28人日、単体テスト作成に12人日、製造に13人日、単体テストに10人日、結合テストで4人日程度かなぁ。インフラ周りとかも含めて、一人で三ヶ月分もあれば何とかなるのではないだろうか。で、プロジェクトは一人でやるにあらず、二人でやれば速度は1.3倍、三人でやれば1.6倍、四人でやれば二倍程度にはなるだろう。つまり、四人でやれば一ヵ月半ぐらいのはずだ。

 さて、実情はというと、去年の十月から開始して一月半ばに納品のはずが、まだ納品できていない。てか、設計書のレビューとか出来ていないってどういうこと? 設計書もチラ読みしてみたが、すさまじくレベルの低い設計書だ。この業界に入って一年も経ってない連中が作ったのかね。いやそうならば、普通はそこそこの経験者が監督してる……はず……でもないな……。この業界、なんか知らんが「先輩から学ぶ」ってのが恐ろしく習慣化されてないからなー。事務職のように見えて、思いっきり職人職なんだけどな、ITの仕事って。

 そんなわけで、プロジェクトとしては恐ろしく熟練度も進行度も低いわけで、こんなもんうまく完了できる可能性はすでに五割を切ってる。何でこんなことになるまでほっといたのか。尋ねればそりゃーもう、いろんな「事情」があるんだろうさ。ちゃんと監視していれば設計書作成終了段階で気が付いたはずであるが……もう少し調査が必要だな。その「事情」の中身がどんなもんなのか、とてもとても興味がある。