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母親が祖母のところに行くというのでついていきました。
僕の祖母はすでに七〇歳を超えているはずであるが、現在も働き続けている。祖母が働かなくてはならない理由は色々あるのであるが、そろそろ休んでもいいような気がする。僕が七〇歳の時にはウェブページを作り続けているか、死んでるかのどっちかだろうなー。出来るならばもう明日から、できれば五〇歳から、どうしてもというなら六〇歳から働かずに自分のやりたいことをやり続けたいものであるが……まあ、僕の人生設計は置いといて。
会えるときに会っとかないと、なかなか会いづらいのでこういう機会は逃せない。とりあえず祖母が働いている店に行き、コーヒーを飲んで色々と話をしたり聞いたりして去る。こういうものであるが、貴重な時間だと思う。
……今日は店では休日出勤しなくてはならない事案があったらしい。社員の人たちが働いていた。どうも、系列会社のほうから機材や部品の在庫管理徹底の通達が来たらしく、在庫管理作業をしているらしい。詳しい話は避けとこう。
それらの作業も僕らが店に来てから三〇分程度で終わったようで、社員の人たちはみんな引き上げていった。僕らは店に残ってコーヒーをもらい、色々話した後に店を去った。
大体、祖母に会ったら「仕事辞めたい～」という話をするのであるが、祖母は働き続けて四十年以上であり、仕事を辞めることに賛同してくれるわけも無い。しかし、働くことの大切さとお金の大切さについては達観しているのでいつものその話になる。
年配の人の話は人生を歩む上での指標になりやすい。これを利用しない手は無いだろう。時代が違うといえば違うので現代に適用できないものもあるが人類不変の真理も多分にある。そのあたりはきっちりと聞いておきたいものである。
うっかり差分データの編集用ストアドプロシージャを作り忘れていた。ので慌てて作ることになってしまった。さらにはストアドプロシージャ全体にバグが見つかったのでそれも全部修正しなくてはならなかった。またサーバにあげなおさなくてはならない。すぐに終わるけど。
さて。画面側プログラムの製造があまり思わしくない。データのやり取りを MySql に任せるようになったので、比較的単純化しているはずなのであるが、僕のプログラム技術の向上に伴ってどうしてもプログラム改変を施さなくてはならない部分が多数見つかっており、その辺りを一斉に直している。仕事で作っているプログラムではあるまいに、個人的に作っているプログラムにおいて妥協なんぞ考えられない。とことん追求するのみである。
それにしても、製造した当時は「会心の出来だ！」と手を叩いて踊っていた記憶があるのだが……まだまだ上はあるようだ。今作っているプログラムもとことん追及ってことで僕が持ちうる技能を持って「清く正しく美しく」（※１）プログラムを仕上げているが、これもまた陳腐化するのであろう。
僕にとってより良いプログラムを。それこそは生きがいである。
※１ 清く正しく美しく
塊素が掲げるプログラムに対する信条を表したもの。
清く …… 単純で
正しく …… バグも無く安心の稼動を誇る
美しく …… 簡素で分かりやすいソースコードを作成
