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次の仕事は Java を使ったウェブアプリケーションの作成です。
「明日、セミナーに行かれるんですよね？」と朝の掃除のときに人事の人に言われて「ナンノコトデス？」と答えたわけですが。あわてて部長に聞きに行くとちゃんとした連絡を僕まで回していなかったらしい。明日、新人セミナーを受けることにされていたようだ。ちなみに、僕のほかには人事部から一人、出されるらしい。
もらったセミナーのパンフレットのタイトルは新人定着セミナー。「若者を会社に定着させる方法を学びます」と謳い文句が書かれているわけだけど、この内容だけを見ると若者が受けると言うよりは管理職の人たちが受けるべき内容な気がする。しかし、参加募集要項には三十五歳以下と書いてあったりするんだよなー。つまりは、若者が会社に定着するよう洗脳でも仕掛けてくるのであろうか。会社を辞めることの損失を延々聴かされたりするんだろうか。たとえサービス残業であっても率先して受けて会社のために尽くすことがよいことです、とか述べられたらどんな顔をすればいいのだろう。うちの会社はブラック企業だったのか、失敗したとしか思えないだろう。おそらくは。
それはそれとして興味がある。しっかり受けてきますかね。
Java を使いウェブアプリケーションを作る仕事が一ヵ月後にあるらしい。
と、いうわけで、その仕事に必要な学習を行うことになった。使う言語は Java であり、Java を使ってウェブアプリケーションを作るために Struts というフレームワークを同時に勉強することになった。このフレームワークと言うのは早い話、ウェブアプリケーションを作成するためのものであるらしい。サーバとなるコンピューター側でビジネスロジックと呼ばれるただデータをやり取りしたり編集したりするプログラムとブラウザに情報を出力するための HTML を作成する JSP をつなぐものであるらしい。これらを満足に使えないと仕事にならないと言うことで勉強することになったのだが、こちらは Java のことをろくすっぽ勉強していない人間なのであんまり自信はない。勉強しようと思っていても家に帰ったら遊んでいるのだからどうしようもない。
ともかく、これを使えって言われてるんだから使わざるを得ない。しばらくは勉強ですかね。
