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これほどまでに自分の精神力が豆腐並だとは。
昨日、紙パック1リットルのコーヒーを買ってきて昨日の晩から今日の午前中に飲んでしまったのだが、そのせいか非常に気持ち悪くなってしまった。吐き気がするし、頭痛もする。部屋の暑さのせいで熱射病になったかと思ったほどだ。昨日のケンタッキーの件と合わせてちょっと偏食が過ぎたのであろう。本日の午前中と、お昼は頭がまったく使い物にならなかった。
それにしても、自分の思考と言えば脳みその中で行なわれているはずなのだが、頭の具合の悪さを改善するにはどうしたらいいかとか、脳みそが脳みその状況を改善することを考えているっていうのはなんだか変な気がする。思考状況が悪いことを思考が把握している。……どうやって? 動作がおかしい脳みそが自身の動作がおかしいことを把握する。なかなか面白い。単純に脳みそと言っても一枚岩ではないってことなんだろうが、考えてみると面白い。
こういうことを考えること自体が既におかしいのだろうがまあ、元気なときには何も感じないけども、風邪を引いたときには元気であることは素晴らしいと思えることに似ている気がする。息を止めたら息ができることの素晴らしさが分かる事に似ている気がする。
とりあえず、しばらくコーヒーのがぶ飲みは控えよう、そうしよう。
しばらく休んでトイレに何往復もしてたら頭痛も治まった。やれやれ。
大抵のアプリケーションにおいて、もっとも大切なのはプログラムそのものではなく、データの管理の仕方であると思われる。データがどこにどのような形で持たれているかにより、プログラム側は最適な形へと変化する。データが欲しい形そのままの形で記録されているのではなく、加工しなければならなかったり、色々なところ目からかき集めて加工してくっつけてようやく欲しい欲しい形になるような状態であるとプログラムは複雑怪奇なロジックを含まざるを得なくなり、プログラマーは非常に苦労する。なるべく苦労をせず、なるべくエラーが起きない形でデータを持っていてくれると非常に助かるのである。
さて今回は、特定の形のデータに対応しているプログラムが既にある中で、データの持ち方が変わってしまった場合の話である。こういうことが起きた場合、それはプログラム側からすると一大事であり、多大な修正が必要になることが大半なのだが、今回、そういうことをやることになった。もしもこれが仕事ならコストの莫大な増加を理由に確実に反対される場面であるが、僕が製造している電字画情域は仕様を決めているのは僕であるならば仕様を元に製造を進めているのも僕なわけで、僕が仕様を変えたい、変えなければならないと思ったならば仕様は変更され、それに伴ってプログラムの修正を僕が行なわなくてはならない。ああワンマンメーカー。
うだうだ書いたが、データの持ち方を変えたためにプログラムの修正が必要になったのである。そのための作業を今日一日進めてきた。
そして。
もしかしたら仕様変更を行ったのは間違いだったのではないか、と修正中に感じてしまった。
大抵、仕様の問題点って言うのは実物を作り始めてから分かる。仕様を考えるというのは言わば机上の空論を組み立てることで、机上の空論にしても実現可能な様に構築するのは当然ながら注意されるのであるが、それでも実際に作ってみたら何かおかしいなって部分は出てくるものであり、それが現場の努力で簡単に何とかできるものならいいが、根本的にこれは破綻してますってな状況に陥るととてもまずいわけである。場合によってはそれまで行なってきた作業が全て無駄になる。
製造中、本当にこれでいいのか、と何回も頭の中で反芻した。気温の高さのせいか午前中にがぶ飲みしたコーヒーのせいか、頭の動きが悪くて正しいのか正しくないのかが判断できず、吐き気を催すほどであった。まあ、これは単純に僕が大改造前のプログラムのバックアップを取り忘れたと思っていたからかなりひどいことになったからで、あとでハードディスクバックアップ保管場所には昨日の状態のプログラムがあることを思い出してずいぶん気が楽になったのであるが。
それにしても、まさか吐き気を催したり頭を抱えてうめいてしまうような状態になるとは思わなかった。自分の精神力は図太いほうだと思っていたのだが、どうも大したことなかったようだ。
結局、大改造後のプログラムが正常に動いてくれたので問題はなかったことが証明され、ずいぶんと時が楽になった。
冒険するときにはバックアップを。これはとても大切なことである。