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なべなべ君との定例会が行なわれました。
今日はなべなべ君の家に遊びに行きました。思えば定期的に僕から遊びの約束を取り付けるといったらイチノイカズイ殿のほかにはなべなべ君ぐらいしかいません。とはいえ、なべなべ君との定例会には目的があり、実のところあんまり遊んでいるという感覚がありません。どこかに出かけるわけではなく、なべなべ君の家で話をしているだけです。いやー、一人暮らしっていいねぇ。
さて、今回の定例会では高校生時代の友人の一人が結婚したという話を聞きました。僕はその辺りの話を全く聞いていなかったのですが、彼の耳には届いているようです。つまりはこれこそが定例会の目的です。なべなべ君は僕の高校生時代の友人達の情報を集積するサーバの役目を果たしている。僕はそれを聴きに行っているわけです。
まあ、大仰に言わなくても、単に彼のほうが僕よか友達の情報網を持っているってことなんですけども。
最近の彼の楽しみの一つは植物を育てることらしい。今は楓を植木にて育てていましたが、これを始めるきっかけというのはどうも僕らしい。僕の家に遊びに来たときに僕が部屋で育てている観葉植物に感化されたそうです。そう言えば、イチノイカズイ殿も似たようなことを言ってたなぁ。カズイ殿に贈った植木鉢はまだ使われているだろうか。
三時間ほど、遮光土偶の「遮光土偶」という名前の妥当性について議論しあったり（なべなべ君はかたくなに「眼鏡土偶」のほうが妥当であると言い張った）、友人達のことについて情報交換をしたり、政治であるとかアニメや漫画であるとか（僕がギルティクラウンを見ていたのでそのストーリーを解説した）もうすぐ起きる金環日食について、なんで「金環」と呼ばれるのか解説したりとか、四方山話を繰り広げていたのである。
話だけをして会合終了となる友人って言うのも彼だけの気がする。まあ、議論は激突したり平行になったりすることが多い友人であるが、貴重な友人であるだろう。
