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親族で高級焼肉店へ行きました。食べ放題なんかないよっ。
年始となり親族で集まって新年の挨拶と今年の繁栄を願って高級料理店へと来たわけです。大体毎年やってますが、去年と今年はちょっと桁が一つ上の高級焼肉屋へと来ています。
この天檀と言う焼肉店、食べ放題がないかつ個室しかないという高級な焼肉店です。お肉は安いもので一皿千円近くするものばかり。高いものだと二千円します。しかし肉はいい。おいしいです。
ここで一つ不満なことがありました。高級料理店に来た以上、一人一万円分は食べることは覚悟の上なはずで、それならば高級料理を頼まないことは損です。そんなわけで二千円近くするお肉を四人前頼んだわけですが、同じテーブルについている家族から非難されました。高級料理店で高額な料理を注文するのは日本人としてあるまじき行為であるらしいです。
まるで高級料理店を否定するかのような物言いですが、話を聞くだけ聞くとどうしたって最終的な支払い金額が高くなる高級料理店での支払い金額を出来る限り下げたいそうな。水でも飲んでろよって感じですが、本日のお金を支払う人物はうちの家族ではないので駄目だそうです。つまり、高級なお肉を食べられるのはお金の支払い役である祖母でないと駄目らしい。
とりあえず頼んだ四人前分については一人前分を別のテーブルへと贈られてしまいましたが、とりあえず三人前分は食べることが出来ました。なお、四人前を頼んだ段階ではまだ一万円超えてません。以降は手持ち分は食い尽くしたと判断して何も頼まなかったわけですが、その四人前分で一つのテーブル三人分を食い尽くしたと判断したのか、うちの親も何も頼みませんでした。なんともったいない。
この使用金額に対する意識の差はなぜ生まれたのか……子供を生み育てて常に蓄えを増やさなくてはならなかった苦労が抜けていないのか、もしくは本当に僕の金銭感覚がおかしいのか。うーん、普段は蓄えて必要なときに一気に使おうっていう考え方に問題があるとは思えないんだけどなー。使わなければ意味ないし。
人様のお金を使うのだから遠慮しろ、と言われても、そもそもそういう価格の料理が並んでいる店を選んだのはその人様なわけで、遠慮が必要ならば店が選ばれたときに止めろよと思うわけですが、うーん。高級な店に来て安いものしか食べないって、ただ惨めなだけです。
もしも僕が振舞う側になった時にはこのことを踏まえて宣言する必要があるかもしれないです。「高級な店に来て高級なものを食べないのは人生をどぶに捨てている」と。どぶに捨てるのが嫌なら開き直って高級な肉を食べるか、身の丈にあった安い店にすべきです。
いやはや、時々になぜこの二人が僕の親なのか、と思うことがあります。産みの親であり育ての親であり、その二人の子であるはずの僕との、この意識の差はどこから来ているんだろうか。教育に失敗したって奴なのかなぁ。