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再びレンタルDVDで映画見てます。ネタバレあるのでご注意。
メタルギアソリッド ピースウォーカーでちょくちょくこの映画のことが話されていたので気になっていたのだが、ツタヤで見かけたので借りてきた。
まず、人類の夜明けと称して猿が生活している場面から始まる。ある時、サルたちの前に突然黒い板(モノリス)が現れ、その日、猿達は動物の骨を武器として使うことを覚え、敵対する猿達から優位に立つことができた。つまり、モノリスの影響により猿達の知能が発達した、と言いたいらしい。モノリスは地球外の何者かが用意した人口進化触媒であるらしい。
やがて人類は宇宙開拓を進められるほどに進化し、月にて再びモノリスと接触、モノリスが木星に向けて電波を発していることがわかり、木星に向けて調査隊を派遣した。
二〇〇一年 宇宙の旅で有名なのはここからで、調査隊の冬眠中の博士三人と付き添いの技術者二人、そして人工知能のHALによる旅の話になるわけだが、なんと言うか、割と拍子抜けする感じだった。映画製作当事からしてみるとHALのような人工知能はすさまじい高性能品だったに違いないが、今の時代からしてみるとあまりにも危なっかしいもので、恐ろしいほど安全対策がなされてないものだった。
HALが宇宙船のとある部品がもうすぐ壊れると判断し、その部品を調べてみたらどこにも異常がなく、それだけでHALの性能に技術者たちは異常があると疑い、HALは疑われただけで背信行為だ、と技術者一人を宇宙に放り出し冬眠中の博士立ちの生命維持装置を切った。冬眠中の博士たちは関係ないだろうに……てか、この程度の疑念を掛けられただけで乗務員を抹殺するような人工知能ってどうよ。
唯一、生き残った技術者はHALを停止させるために制御盤を抜いたわけだが、この辺りの動作及び人工知能の反応はメタルギアピースウォーカーでオマージュされている。ピースウォーカーに登場する人工知能から記憶板を引っこ抜いて停止させるのは「二〇〇一年 宇宙の旅」を元にしていたらしい。
で、木星に唯一たどり着いた技術者は木星の衛星軌道上でモノリスを発見し……白い部屋にワープして……幻覚なのか高速で時間をすっ飛ばされたのか、その部屋で生活し、年を取り、やがて老衰の果てに死んだと思ったら赤ん坊になった。そこで映画は終わったのであるが、映画が終わったと同時にウィキペディアに解説を求めても仕方ないと思うのである。
どうも、元は小説らしいのだが映画にするに当たって入れるべき説明を「映画の臨場感が損なわれるから」と言う理由で全部カットされたらしい。おかげで訳がわからないシーンがいくつもあり、解説がないと訳がわからない映画になってしまっている。一応、映画での注目ポイントは人工知能とのやり取りだったのかねぇ……。モノリスが話の主題ではなさそうだっていうのは感じてたのだが。
今の時代だから言えるのだろう。微妙な映画だった。
グーニーズは僕の場合、最初にその存在を知ったのはファミコンのゲームだった。メインBGMが快活な音楽で割りと記憶に残っており、DVDパッケージを見たときには脳内再生が簡単にできた。ゲームはしっかりクリアしているが、ゲームの元になった映画を知らないと言うのが心の隅に引っかかっており、今回、ようやく引っ掛かりを取ることができたのである。
ゲームと同じく海賊船の財宝を求めて地下洞窟を進む物語であったが、ちびっ子たちがそれぞれの才能を生かして罠を回避したり罠を仕掛けたりと進む話はなかなか楽しめた。財宝のありかがやたらと主人公たちの家の近くだったり、いろいろとトラップがある割には洞窟そのものが地上からさして深くないところを通っているとかいろいろご都合なところがあってまさに子供たちの冒険と言う感じだったが、大人の冒険はインディージョーンズ辺りに任せとけばいいって所か。
なかなか人気作だったらしい。製作時期はそこそこ古い。メイン音楽は録音しとこうかなぁ。なかなか面白かった!
この映画は新しい映画である。カプコンが製作したゲームのバイオハザードを基にした映画で今作が三作目なのであるが、ゲームよりも世界情勢は悪くなっていた。世界中にTウィルスが蔓延し、ほとんどの人間がゾンビと化し、生き残るためには都市を避けて旅を続けるしかない状態になっていた。主人公はアンブレラの監視を逃れ続けて一人で旅を続けていたのであるが、なんかサイキック能力に目覚めたみたいでところどころで能力を発揮したりする。
話は比較的単調で、主人公のアリスが旅を続けた後、クレア(ゲームで登場する登場人物。バイオハザード2とコードベロニカの主人公)率いる旅団に合流し、アンブレラの幹部がアリスを狙い、辛くもこれを撃退してアリスはアンブレラの秘密地下研究所へ潜入、しかしそこには抗ウィルス薬を打ちすぎて突然変異した幹部が待ち構えており、これをぶっ殺すことに成功した、と。単純化すると 主人公旅をする→主人公襲われる→主人公反撃する→主人公敵のアジトに突入→主人公ボスを倒す の流れだ。
ホラーの要素は全くなくなってしまってアクションものになっているが、まあいいんじゃないかなぁ。
バイオハザードの名前がついいているが、カプコンとは関係がないらしい。パッケージにはアンデットが地上を支配しておりうんぬんとあるのだが、物語が始まって主人公たちが最初に遭遇したのはゾンビじゃなくて臓器狙いであるらしいただの人間で、別段、アンデットがどうのこうのという話は一切出てこない。地下施設に封印されているXを回収しに来たらしいのだが、Xの正体は全くの不明。通路を進んでいくと先発隊の死体があったりして恐慌をきたす主人公の相方。あまりにも落ち着きが足りない人材である。なんか囚人らしいけどね。つまり、捨て駒として派遣されてきたのである。
ようやく中心施設にたどり着いてXがあるらしい部屋に入ってみればそこにはゾンビが。ようやくゾンビがお出ましかと思ったら、このゾンビ、しゃべりやがるのである。別に人肉を食べるわけでもないらしい。で、んー、と思っていたらここに乱入者がキター! と思ったらバイオハザード云々そっちのけで「キリストがどうのこうの」、「悪魔がどうしたこうした」、「そんな呪文は聞かぬぞそれこれ」とかゾンビ(?)と言い合いを始めて剣できったり差したりし始めたと思ったらゾンビがいきなり炎を撒き散らしたり電撃を放ったりと魔法攻撃を始めたりして、これはバイオハザードと関係ないコメディか何かだと感じ始めました。
なんか瞬間的に科学研究所っぽいところがあったりしましたが、本当に瞬間的に流されてとりあえず主人公は地上へと逃げ、乱入者は主人公を逃がすためにゾンビ(?)の炎やら電撃やら分身やらと戦い、主人公が地上へと逃げ延びて味方に回収されていくところをなんでか乱入者が襲い掛かったりして、もう訳がわからない。ちなみに主人公の相方は錯乱した上に自分たちで仕掛けた地雷に引っかかって自爆しました。
なんか最初は壮大だったのにストーリーが取りとめもない状態になってしまっている。うーん。B級。