二〇〇四年、四月にあった話

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四月二一日、水曜日の話  走る〜走る〜おれ〜た〜ち〜♪

 いや、実際に走っているのは僕だけですが(笑)

■ とにかく走った ■

 何か重大な目標があったわけではありません。走らないと授業に間に合わなかったというだけです(笑)
 今日の今朝も走りました。今日は一限に授業が入っている日で(大学生はほとんどの授業に関して、受けるか受けないかを選択できます。僕の今日の場合、語学の必須授業だったので受けざるを得なかったのですが)、家を七時半以前に出て七時五三分発の電車に乗らなくてはいけない。家を出たときに発車七分前。走りましたね。
 で、駅に着き、ホームに降り立つと同時に去っていく電車の後姿。行き先案内板には七時五分発の表示。……がっくり。
 この電車を逃したために一〇分ほどのロスが生じてしまいました。まあ、一〇分しかロスしなかったということでまだよかったのでしょう。けれど、不幸とは重なるもの、目的の駅の三駅ほど前でお腹が痛くなりました。くっ、ちゃんと家でトイレに入ったのに……。とりあえず、ロック系の音楽を聴いて体を興奮させ、脳内麻薬による痛み止めおよび便意の抑制を図りました。
 で、目的の駅に着いたらトイレに直行。走りましたね。
 ここでも時間をロスしてしまいました。また走りました。教室に飛び込んだときにチャイムが鳴り、ぎりぎりセーフでした。
 二限目は開いていたので語学というか英語の復習および予習をし、その他雑用をこなして三限目が始まる五分前に次の教室へ向かいました。が、誰もいない……。あわてて携帯で大学の教室変更刑事を確認すると、僕がいた場所から一番遠い棟の教室に変わっていました。そこに無情に鳴り響くチャイムの音。また走りましたね。
 次の授業は出席を取らない授業で遅刻しようが欠席しようが学生が困るだけの授業だったので、とりあえず大丈夫でした。やれやれ……。
 ちなみに、その授業は「人間科学研究法」という名の講義だったわけですけれど、今やっているのは「新撰組」について、です。先生が現在、NHKの大河ドラマでやっていて興味があるだろうから、ということで引っ張ってきた題材なんですが……。まあ、僕は見ていないんですけれどね。授業を要約すると、『今年度に入るまで、新撰組についての研究は誰一人としてやったことがなかった。史料もないし』ということと、『NHKの新撰組は何割かはめちゃくちゃな創作である』ということですね。現段階では、新撰組についてしっかり研究された確かな情報はないらしいです。
 ま、現代人に受ける番組なんて、そんなもんです(笑)

■ 携帯メールについて ■

 携帯。携帯電話なのにメールにばかりこき使われている通信端末です。実は僕、あまり携帯が好きではありません。
 すでに携帯を持って一年以上経ちますが、携帯電話は便利な様で結構不便だったりします。まあ僕にとっての話ですが(笑)
 何か不便って、まずメールを打つのか不便。僕もいまや“親指族”と呼ばれる部類に入るぐらい、親指だけでキーを叩いていますが、それでも打ちにくいことには変わりありません。特に僕は長文を打つ派なので、メールを書くのに時間がかかる。しかも、字数は五〇〇文字までと制限付き。それだけでいいたいことをいうのは難しく、二つのメールに分けることも珍しくありません。
 で、ここが決定的かもしれませんが……僕は携帯でいちいち意味のない会話をするのが嫌いです。意味ないのに時間がかかる。電話にしろと言いたいが、けれどもそれではお金がかかる。そして、メールで長文を打っても、実際にあって話をしたほうが効率的。
 携帯を触っていないと不安という人がいるみたいですけれど(実際、“暇だったら携帯をいじっている”と言っていた人がいた)、そんなに魅力的なものですか? 携帯って。まあ、僕は友達が少ないので、そもそもメールをする人がいなかったりするのですけれど(笑) 一日の大半は携帯の電源を切っていますしなぁ〜(電車に乗るときに電源を切って、そのまま存在を忘れ、思い出したらメールチェックをしてまた電源を切ってしまう。授業中に電源を入れておくような愚かな真似はあまりしたくない。この前、うっかり電源入れっぱなしにしていたことがあったけれど……)。
 ま、僕の携帯に対する意識はそんなだってことです(笑)

四月二二日、木曜日の話  先を越された(笑)

 いや〜、あんなところで先を越されるとは(笑)

■ 大学の切り絵、つぼ、油彩画展覧室にて ■

 今日、授業が終わって建物から出ようとしたとき、ふと玄関傍の部屋で展覧会をやっていることに気が付いたんです。これは大学が主催しているもので、なかなか人気がありません。僕が入ったときも、中には誰もいませんでした。それで、壁にかけられた油彩画、飾られている切り絵、置かれている芸術的つぼを見ていたわけです。いや〜、まったく実用性のないつぼばかりで参りますね。つぼの芸術性がわからないとさっぱり面白くありません。
 で、最後に机の上にあった来場者が足跡を残しておく落書きノートを見つけたわけです。ぱらぱらと見ていくと、なぜか初めの六ページが白紙で七ページ目から始まっています。書き込んでいる人は小学生からどうやら年配であるらしい人までと幅広く、学生はその中に少ししかいなくて、字が崩されていて非常に読みにくいものが多かった。困ったものです。
 で、ぱらぱらと読んでいくと、ようやく最後になりました。そこでまさしくびっくりしましたね。
 あー、僕と同姓の人が最後に書き込んでいる。
 僕もなんか書き込んで行こうと思ったのですが、すでに自分の名前があるのには困りましたね。いやはや、先を越されてしまいました(笑) 僕の大学に同姓の人がいるのは知っていたのですが(僕が入学した当時、僕と同姓の人が掲示板に授業のことで呼び出されていた)、まさかこんなところでお見舞えするとは。
 面白いものですねぇ〜。

■ ページの整備に忙しくなりそう? ■

 僕のページは開設された当時からかなりの成長を遂げたと言うことができると思います。コンテンツも増えましたし、月闇さんやなべなべという貴重な人材も集まってくれました。ゆうさんには問題箇所の指摘をしてもらい、断月君からは生の声を聞かせてもらっています。ありがたいことです。
 で、なんかコンテンツが増えたのはいいんですけれど、似たような名前の場所が多いような気がする。Block Element案内所、技術情報閲覧所、接続総合案内所等々……う〜む。名前を変えようかな、と思っています。特にBE案内所。なんか中途半端な名前のような気がするんですよね。あと、接続総合案内所もかな……。なんか微妙に僕のイメージと違う……。
 と、いうわけで、ちょっとの間整備をしなきゃならないかもしれません。一番楽なのは、現状のままほっとくことなんですけれどねぇ……。多くの場所では背景が完成していないなど、画像に関する問題が解決されていないところが多く、画像はオリジナルのものを使いたいと思っているのだけれど完成の目途が立たずという状態。うお〜〜!! 自分が四人ぐらい欲しい! ページを整備する人、小説を書く人、絵を描く人、大学行ったり勉強したりする人。全員の意思はつながっているという方向で。最後には融合できるようにしてください。
 やろうと思えばどこまでもやれる、はまる。パソコン、ウェブの負の魅力にどっぷり漬かっています(笑)

四月二三日、金曜日の話  けなされたり励まされたり

 いや〜〜〜、久しぶりの実に濃い一日でした。悪い意味でもよい意味でも。

■ 上司がとうとう切れる ■

「あんたなんなの?」
 と言われたのは今日の大学でのお昼休みであった。実のところ、僕は今の職場の活動に付き合いきれなくなり始めていた。あまりに周りを見ていない職場の方針に「もう勝手にやってくれ」と思い始めたのである。で、どうやらそれが態度で発散しすぎてしまったらしい。会話に開始二、三言後にぶちっとやってしまわれた。まあ、爆弾に火をつけたのは僕である。その点、悪かったなと思うが、上司の僕に対する不満等を聞けたのは良かったというか面白かったというか。
「気が向いたときにしかやる気を出さないで向かなかったら出さないで、アンタ我がままだよ。僕は嫌でもちゃんとやっているんだ」
 確かにその通りです。気が向かなかったらやる気は出ません。実にわがままだと思います。
 その後にも「あんた死んでるよ」とか「なんて無責任なんだ。許されることじゃない」とか、「異常だ」とか「人間じゃない」とか言われたりしました。この部分だけを聞くとひどい事言われているな、と思われるかもしれませんけれど、上司の視点に立つと僕はそういう存在にならざるを得ないでしょうね。僕も職場に文句言っていたのでどっちが悪いともつきません。最近は特に世間がめちゃくちゃになり、無理解な人が増えたために誰も彼もどうしたらいいか判らず、ストレス溜まって怒りの捌け口を探している。上司の場合の怒りの捌け口が僕だっただけかもしれません。
 まあ、僕の実にひどいところは、そうして怒っている上司を無表情に見つめて観察してたところでしょうか。相手の怒りの声に実に冷淡に本音をいい、気になるところには平坦に問う。
「僕は人間じゃないって言いましたけれど、では何に見えますか?」
「……わからない」
 てな感じに。
 僕が職場を離れる日は近いかもしれません。今回の件は職場のほうで話の解る人を仲介にしてもう一度議論され直されました。が、なんかもう上司が切羽詰っているのかよく解り、しかも上司はそれを認めていない。
「なんか問題があるなら、具体的に説明してよ。何月何日の行動でどんなときに問題があり、その解決策をさ!」
 覚えてられますか! しかも、なぜ日付まで!?
「人に話をするときだって、この人は何学部で何回生で何の部活に入っていてどこに住んでいてどこの高校を卒業して、そして具体的な人がいるわけだろ!」
 そこまで具体化しますか。ある意味恐ろしいです。
 で、説明にも解決策にも反省点にも抽象的説明一切不可で、具体的、具体的、具体的。頭が痛くなります。あなたはアドルフ・ヒトラーか(ドイツのヒトラーは芸術品を人間を実にリアルに表現した彫像しか作ることを許さず、抽象的な作品を“退廃的芸術”として弾圧した)。
 ……こんなことここで書いているのを上司が知ったら、問答無用で僕の首は飛びますね。なんかもういいや、という気になっているので、書きますけれど。
 なんでこんなことになるのか? と疑問に思われる方もおられるかもしれません。実は切実な問題をはらんでいるんですよね、僕の職場。かなり人情だとか、戦争だとかが絡んでいます。人殺しは絶対悪、ア○○カはテ○国家だ。○○ク人民と○帯せよ! てな感じなんです。
 つまり、僕はそういう活動が嫌になってきた。だから上司が怒った。そういう構図です。
 活動は立派なのですが、けれども学生からは嫌われている感があります。強引な感があるのが問題のような気がするのですが、それを説明するのに「抽象的不可、具体的奨励」の壁が立ちはだかる。どう具体的に説明すればいいんだ……。
 次の月曜日の五時限目に全体での話し合いが持たれるようです。なんか、僕が部活をやめたときと同じような雰囲気が立ち込めているのですが……正念場なんでしょうね、ここが。

■ 授業に最後まで残っていると ■

 そうして職場とこじれたまま授業に出ていました。ドイツ語の再履の授業です。で、今日の授業は「ここの練習問題が出来た人から帰ってもよい」というものだったので、変則的に終わるのが早くなりました。……早くなったのは、先生が教科書のやる場所を間違えていたからかな……。実は僕が受けているのはドイツ語2の再履修です。が、先生がやっているのはドイツ語1の範囲。最初を固めるということかな、と思って受けていたのですが……。他の生徒も不安になったらしく、そのことを先生に聞きました。すると「まあ、最初だからやっておいても問題はありませんよ」との回答。確かにその通り。大学は休みが長く、ドイツ語なんかスカッと忘れてしまいますし(苦笑)
 で、上の条件を満たした人が帰っていきます。僕は先生のチェックをもらうために並ぶのが疎ましく、自分の解答をチェックすると間違えてましたというようなこともあり、一番最後まで残っていました。なんか、チェックをしてもらって振り向いたら、僕以外誰も残ってません。みんな、帰るの早過ぎです。これだから日本の学生は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!! 先生が授業の終わりを宣言する前から帰る準備をするんじゃない! しかもその時だけやることがめちゃくちゃ速い。その集中力を授業に回してくれ……(無理だと思うけれど……)。
 で、最後まで残っていたら「最後まで残っていたよしみで、授業の感想を聞かせてくれ」と先生に頼まれ、そこからいろいろとしゃべりだしました。どうやら、教科書のやる位置を完全に思い違いしていたみたいです。まだそんなに進めていないので、「基礎をしっかり」でごまかせると思いますけれど(笑)
 思えば、実は今日の二限目の授業のときも同じ構図になって先生とよく話をしていたんですよね。どうやら、僕はいつも教室の前で授業を受けているために先生によく覚えられているようです。
 やはり人生長く生きてきた人の話すことは重みがあって面白いですね。特に先生は苦労をなさっている方が多いし、なおかつ見聞が広い人が多い。考えていることも先駆者としていい感じですし(悪い人ももちろんいますけれど)。僕の職場の人も、自分たちの殻にこもってないで先生方の話を聞けばいいのですけれどね。
 で、先生の学生時代のアルバイトの話とか、学べた外国語の種類とか(今でこそ学べる外国語は英語、ドイツ語、フランス語、中国語とありますが、先生が学生のときはせいぜいドイツ語とフランス語だけだったらしいです。なんか中国とかと外交関係が悪い時期だったようで……)。そういう話を聞いて親睦を深め、建物の玄関のところで別れました。
 なかなかいい話が聞けたな〜と思って駅に向かい、改札をくぐって帰路に着いたわけでありました。

 とか思ったら、
「あ、先生」
「あ、君もこっち側なの?」
 感動の再会です。そういうわけで、また親睦を深める話し合いが始まったわけですが、心の中では笑うしかないです。はい。
 先生の家族や先生がドイツ語の先生になったきっかけなどを教えていただきました。なかなか面白かったです。けれど、娘さんの年金をほったらかしにして、それで大丈夫だったのかと聞いておくのを忘れたのは痛かったかな? いやいや、再来週に聞けばいいのか。来週は金色の週で休みだし。
「やはり人生の中で、踏ん張る時には踏ん張らないと。そうじゃないと、人生を長くずるずるといってしまう。自分の可能性っていうのを過小評価しないで、がんばればいいんだよ」
 という言葉には、なんだか温かい気持ちになりました。踏ん張るときには踏ん張る。僕には実にあっている励ましの言葉かもしれません。職場のこともありますし(笑)
 で、仲良くなった責任というかリスクというか、この授業は絶対に予習しないといけないな、と思います。そう言えば次の授業がどこから、という指定は授業中にはなかった。どうしたもんかと思ったらあっと思い出した。授業後の先生からの質問、「どの辺りから解らなくなった?」「そうですね、だいたい前置詞の辺りじゃないですか? この辺りから覚えることが多くなりますし」と自分で開始ポイントを指示していたーーーーーーーーー!!!!!

 予習しておきます(泣笑)

四月二四日、土曜日の話  まったりとした一日

 今日はとても天気がよく、気持ちいい一日でした。特に墓場が最高!

■ お墓参りにいく ■

 今日はまったりとした一日を過ごしておりました。実は職場のほうにて仕事があったのですが、活動が嫌になってきたことを踏まえて行きませんでした(これ、知られたら殴られるかもしれない)。それで、今日はゆっくりと過ごしていたのですが、お母さんがお母さんのお父さん、つまりは僕の祖父の墓参りに行くと言うので、それについていくことにしました。
 本日の空は晴れ渡り、ある意味、外に出ないとなんとも損をするであろう日でした。それでは車に乗ってレッツゴー!!

 いきなりですが、車に酔いました。き、気持ち悪い……頭いたい……。
 いつの間にやら車に弱くなっていたようです。なぜ……? こんなので車の免許なんか取れるのか……?
 そうは思いつつ、お寺に到着。しかし、土曜日のためかほかの参拝客が来ているようで、車を止めること叶わず。少し離れた有料駐車場に停めることに。そこから歩きました。
 お寺というのは街中にあれども静かな環境に整えられているため、街中のオアシスという気がします。墓場もしたりで、静かで開けているために気持ちがいい。まさしく夏のスポットと言うことが出来るでしょう(笑)まあ、用もないのに入るのは不謹慎かなぁ。それが残念ですけれども。また、山の上の墓場に夜に行ってみるかな? 二年前に行ったときはなかなか気持ち良かったもので……。
 数珠を手に祈りをささげ(ただし、僕の場合はポーズを取るだけです。僕の考えでは、こんなところに魂は残っていないのが普通なので。残っていたら、祈るの辞めて何で残っているのかの理由を聞いたあと、理由いかんによっては「さっさと次の世界に行け!」と言います:笑)、墓に水をかけて帰ってきました。帰りはまだ大丈夫だったのですが、車から降りるとふらっと来ました。やはり酔っていたようです(笑)

■ あとはとりあえず寝る ■

 家に帰ってお腹が減ったのでカップラーメンを食べたあと、とりあえず寝てました。休日らしく休みは取るべきだと思いますし。そして寝転がりながらパソコンにおけるフォトショップの使い方を人に教えることを考えていました。この前、僕の友達がフォトショップElements(従来のフォトショップの機能制限版。一般の人が手にしやすいように値段が安くしてあるが、フォトショップをよく知っている人だったら満足できないかも)で画像処理の仕方がよく解らない、と言っていたもので。
 パソコンのソフトの説明は口で説明して理解してもらうのはなかなかしんどいものがあります。さあどうするか。
 一番いいのは、画像付きの説明書を用意して説明することでしょうが、それを作るとなると僕が思いつくのは、HTML。これしかない。つまり、ウェブページで紹介できるような形になるということですね。
 もしも作ったとしたら、僕の画像の作り方に問題があるときに突っ込みをいただけるかもしれないし。作ってみようかな、と思うのですが、そのためには当然、時間と根気が必要になります。
 さて、どうしましょうね? 他にも見たいって言う人、いますか?(笑)

■ というか、もう七〇〇アクセスですか? ■

 ……なんか、早いですね。だって、五〇〇を三月一七日に大学のファイアーウォールに掻っ攫われて、六〇〇を四月七日に断月さんが取っていらっしゃる。……いや、並べてみると平均的なスピードですか? でもなんか、早いような……。
 それはともかく。
 皆さん、僕のページに来ていただき、ありがとうございます! これからもがんばります!

四月二五日、日曜日の話  明日は激戦の予感

 “三十六計逃げるに如かず”とは言いますけれど、避けること叶わず、ですね。ま、穏便にやれるようにします。

■ 絵と掃除 ■

 いつものごとく、休日はまったりと過ごしております。今日は絵を二つ仕上げ、部屋を掃除し、絵をパソコンで処理してウェブページにあげる……ということをしていました。実にまったり風味です。
 ほんとうならここらへんでなんかとんでもないことが! みたいなのりで行きたいんですが、残念ながら何もなし。む〜〜。どうしたもんやら。

■ 僕はどういう人間か ■

 で、まあここのところ僕の人間性についての話題が連発しております。ここでお役立ちなのが「エゴグラムによるあなたの性格判断」です。もしよろしかったら、あとで皆さんもやってみてください。
 で、僕の結果はどうだったのかというと……


エゴグラムによるあなたの性格診断結果

性格
 貴方は社会の規則や常識などと云うものに、殆ど縛られないタイプです。考え方が非常に革新的と云うか、無責任と云うか、とにかく反体制派で有る事だけは間違い有りません。又、周りの人々の動向を余り気にしないタイプで、自分に対する批判なども、全て柳に風と受け流すタイプです。考え方や行動は、徹底した合理主義者で、どんな事態に直面しても、それらを割り切った考え方で、躊躇(ちゅうちょ)する事無く、処理出来るタイプです。完全なマイペース主義者で、自分の生きたい様に生きる事をモットーに、全ての柵(しがらみ)を振り切って、自分の人生を少し離れた所から、鳥瞰(ちょうかん)している様な傾向の強いタイプで有ると云えます。

恋愛・結婚
 計算高く、分析力、判断力に長けて居ますので、反体制的なマイペース主義者で有るにも関わらず、恋愛や結婚は、かなり常識的な線に落ち着く可能性が高いでしょう。しかし貴方は、もともとブレーキ装置の欠けたタイプなので配偶者次第では、糸の切れた凧の様になる可能性も否定出来ません。配偶者に対しては、
 約束を守る事
 責任を果す事
 妥協を忘れない事
 の三つが特に注意すべき点でしょう。

職業適性
 重い責任や使命を課せられる様な仕事は全く不向きですし、常に人の顔色や態度を見て、臨機応変な対応を迫られる様な職業も、避けた方が無難です。故に警察官、刑務官、検事、判事、弁護士など治安関係公務員や法律家。サービス業、秘書、事業家などは全て不適正でしょう。性格的に無難と思える職業は、学者、エンジニア、コンピュータ技術者、各種の技術士、その他でしょう。

対人関係
 ややもすると、遁世の傾向がありますし、それ程で無くとも、我関せずと云う個人主義、孤立主義の色合いが強まって行きそうな傾向が有りますので、そこの所を適当に調整する必要が有るでしょう。



 狙ったかのような判定に思わず賞賛! さすがやぁ〜〜〜。いやはや、こんな結果になってしまいました。だから良しというわけじゃもちろんありませんけれどね(笑)
 ちなみに、僕はこのテストを過去に二回受けています。で、その結果は全部違ったりしています。それを公開しますと、


エゴグラムによるあなたの性格診断結果(二〇〇三年八月一五日)

性格
 平均的な宗教家タイプに、もうちょっと厳しい批判力と、大幅な気儘さ頑固さが、加わったタイプです。それだけに宗教家的な寛容の色合いは、かなり薄まっていますが、福祉運動や慈善運動などに於けるリーダー的な色合いは、むしろ強まっています。性善説的な人生観と合理主義の調和を求めて、自己流の生き方を押し進める可能性の高いタイプです。基本的な性格は、思い遣りや同情心が深く、分析力や判断力の高い合理主義者ですが、かなり気儘や頑固な行動も目立つ、マイペース主義者です。

恋愛・結婚
 貴方は、恋人や配偶者に対して、かなり自分勝手な行動を取る方では有りますが、思い遣りや同情心が厚く、人情味に溢れた性格なので、それによって相手を失うような事は、余り無いと思います。但し、知性や容姿が十人並であった場合の話です。現実的な判断力も高いので、衝動的に暴走する事は少ないでしょう。どちらかと云うと、仕事よりも家庭を重視するタイプで、気儘や頑固な所は有るが、結構、家庭の為には労を惜しまないタイプだと思います。今後は、もう少し配偶者や家庭の意見を取り入れた、生き方に進路変更出来れば、家族関係は万全でしょう。

職業適性
 医師、看護婦(師)、助産婦、保健婦、保母(父)などが最適職ですが、宗教家、カウンセラー、ケースワーカーなどの素質もあるでしょう。警察官、刑務官、自営官、検事、判事、弁護士などの職業は出来るだけ避けるべきでしょう。科学者、エンジニア、コンピューター技術者、プログラマー、キーパンチャーなどの仕事も性格的には、余りお勧め出来ない職種です。貴方に最も向いているのは、何処かに問題の有る人々の面倒を見る仕事のようです。

対人関係
 貴方の社交面における短所は唯一つ、反抗心が旺盛で、我が道を行くと云う気風が強すぎる点です。その為にどうしても、協調性に欠ける面が目立って来る訳です。但し、無闇矢鱈(むやみやたら)とイエス・マンになれと云うのでは決して有りません。イエス・マンになり過ぎると自主性、独立性が乏しくなり、権力に弱く依存性の高い性格になりますので、そこの所は程々にと云う事です。


エゴグラムによるあなたの性格診断結果(二〇〇三年五月三一日)

性格
 何事にも身過ぎ世過ぎの判断が先行しているタイプです。思い遣りとか同情心はかなり高くて、日頃の行動をかなり制約しています。好奇心や冒険心は低く、仕事に対しては、あまり熱意の無いタイプです。責任感や理想を声高に唄えるタイプでは無いのです。どことなく鷹揚に構えていて、いざ実行の段になりますと、余り期待出来ない様な所が有るタイプです。

恋愛・結婚
 優しくて情は深いのですが、計算して見て少し難しい条件を抱えて居る相手だと、すぐに後込みします。難関を突き破る情熱と直向きさに欠けているのです。結婚後、相手がかなり長引く難病などにかかった様な場合、責任感の薄さと、情の深さと計算の高さの板挟みになって、悩みぬく可能性の高い人です。

職業適性
 責任の物凄く重い仕事とか、創造性を強く求められる仕事には全く不向きです。福祉関係の仕事等が最適なのですが、果してそう云う仕事に運良く就けるかどうかが問題です。又、人の世話役、纏め役の様な仕事も向いています。

対人関係
 約束を守らなかったり、人間的な面白味に欠けていたり、計算高かったりする事で、人の非難や敬遠を受ける可能性の高いタイプです。人情味の有る事では、人に信頼されるでしょう。



 長くなってしまいましたが、これらの共通点としては『とってもマイペースな人』、『物事に対する熱意は低く、責任を取るようなタイプではない』、『反体制的、個人主義』、『頭はいいんだけどねぇ〜』など。あっはっはっはっ、とりあえず、現状を打破するにはかなりがんばらないといけないってことですね。
 何の考えもなく進めば、間違いなく破滅が待っています。破滅とまで行かなくとも、変なところでぎすぎすした大学生活を送ることになってしまう。果たして……?

 なんか、こういう事態に直面すると、なんだか人生の縮図を見ているような気になります。事態は僕を中心に回っている。それゆえ、あらゆる方向から負荷がかかります。きっと僕は幸せに死ぬことはできないでしょう。誰からも見捨てられて孤独死するか、はたまた多くの人に怒りを買って撲殺されるか。こんな状況じゃ、どんな死に方をしても「あなたがつぶやく最後の言葉」テストで出たように「みなさん、今までありがとう」と言いそうです(苦笑)
 ま、それは何もせずに流された場合の話。踏ん張るところで踏ん張れば、案外何とかなるものだと思います。
 僕にはそれだけの力があると思うから。ま、傲慢なだけかもしれませんけれど(笑)
 なんとかします。

四月二六日、月曜日の話  激戦、勃発せず

 予想された激戦というかつるし上げはありませんでした。しかし、上司は意識的に僕から視線をはずしていますが……。

■ これは助かったとみるべきか ■

 本日は緊張の一日でありました。授業がすべて終われば職場に出向かねばなりませんが、体が拒否している〜〜! 体に緊張がみなぎり、震えが走ります。くそう、前の授業で【だからあなたも生きぬいて】の前部のいじめ体験の部分を読んで気分が暗くなっていたから! タイミングが悪すぎです。
 それでも戦う決意を固めて職場に向かうと、途中で上司と遭遇。会ったんだから挨拶をしとかねばなるまい。一瞬は上司の死角に回りこんで発見されないようにすべきか……と思いましたけれど。
 それで挨拶したんですよ。すると歯切れの悪い返事しか返ってこず、なにか具合の悪そうな顔をしてすたこらと歩いていかれてしまった。僕はその後ろをマイペースに歩いていきましたけれど。やはり向こうも気にしているらしいです。

 職場にて。僕と上司以外の人ももうすぐ行なわれる会合のために部屋にいるのですけれども、それを入れても落ち着かない。椅子に座れどもすぐに立ち上がって他の人と話したりしていました、僕。
 で、会合が始まりました。……平坦な会合です。普通です。
 この会合は四月にやった行動の総括なのですけれど、それしか提議されませんでした。二時間が過ぎ、僕が予想していたような事は何も起こらずに終わってしまいました。結局のところ、上司のほうももうあまり掘り返したくないのかもしれません。
 すると、事情を知っている仲介役の人が来て、「なんであの話を出さなかったの?」

 出せますか!ヽ(`Д´)ノ

 はっきり言えば、この場では僕はかなり分の悪い立場にいます。良い立場にいても話を持ち出すことはしなかったと思いますけれど……。
 問題とされる議論が進めば、どういう道をたどっても“僕が職場から出て行くか、残るか”の話になってしまいます。で、僕は残るのを選ぶぐらいならば出て行くほうを選ぶ。上司というか職場に付き合えなくなった以上は。
 これはちょっと極論ですけれどね。けれども、僕から言い出せるはずがないんです。「僕は職場にいるのが嫌になったのでもう働きません」なんて言った日には、撲殺されかねません。もうちょっとマイルドに、遠まわしにひねりを加えてごまかしを混ぜて愛嬌をスパイスにしたところで、やはりなんかとんでもないことになりそうです。
 で、どうやら仲介役の人、僕を職場に残るようにしようと必死なのか、僕の言うことを善意に善意に解釈しようとします。お気持ちはありがたいんですが……なんか、そんなに問い詰められると心のこもっていない嘘の言葉しか出てきません。僕はそんなに深い考え方をしている人間じゃありません。本当にただ、やりたくなくなっただけなんですって。
 なんとかその辺りを理解してもらいたかったのですが、きつい言い方にならないようにがんばっていたらなんか二進も三進もいかない。困った……。
 次は水曜日らしいです……。

 で、この辺りを家族に話したら、「別に行かんでいいやん、やりたくないんだったら。ちゃんとした組織になると管理が厳しくなるから辛くなるんやって。むしろ、なんでまだ行ってんの? 変やの」とか言われています。
 難しい……実に難しい。行かなければいい、と言われたら確かにその通り。けれども職場を見捨てるのもなんだか……。
 それを、人情のもつれというような気がします。

■ マイペース人間 ■

 性格テストでマイペースと言われて過去を振り返ると、たしかに僕はマイペース人間でした。
 小学校の頃、周りのみんなは当時の流行の歌を何曲知っているかで自慢しあっていましたが、僕は流行の曲なんか一曲も知らず(知っていてもタイトルを知らず、歌手も知らなかった)、クラスというか学年でただ一人、ゲームの曲にはまっていました。中学校に上がったとき、「(ゲーム曲が好きなんて)あなた、変よ?」と女子に言われたこともあったな〜。
 中学三年のとき、私立の高校をの願書を持っていく際、時間もあるので飯を食べてから行きました。高校近くの駅につくと、今から帰ろうとしている友達に会いました。そのとき、友達は実に変な顔をして僕を見ていましたが気にせず、僕はバスに乗って高校へ。そして、なんか人気のない高校の中を歩いて事務室のところに行き願書を提出。受験票をもらって帰ってきたわけであります。
 で、ちゃんと受験票を交付してもらったことを中学校に報告しに行ったら、「お前、めちゃくちゃ遅かったなぁ。お前の整理番号、他の人からものすごく離れとるぞ」などと先生に言われた事がありました。ほかの人はさっさと済ませたらしいですが、僕だけゆったりペースで事を運んでしまったらしいです。
 高校じゃ、入学したての一年生に行なわれる合宿で、夜の怪談をMDに録音していたのなんて僕ぐらいだし、自分を示すマークを持っているのは多分、学年で僕ひとりだったと思う。さんざんいじられましたからな。高校三年になり、大学受験で忙しくなろう時期にもぼけっとしておりました。おかげで浪人し、勉強しなくてはならないところを小説にはまる。予備校に行くと、昼食がパンの場合は必ず公園に行き、鳩と共に、鳩を足の先に乗っけたりして昼食を食べていました。時には授業サボって植物園に行ったりもしましたしなぁ。見知らぬ土地を歩いたこともありました。
 おじいちゃんが死んだときもマイペースは崩れることなく、ひんしゅくを買ってしまいました。驚きもしなかったし、涙も出なかった。沈痛な面持ちもしなかったし、ただ、おじいちゃんがいなくなったことをすばやく理解していたと言うだけで。

 ま、僕の人生こんな感じだってことです。
 あ〜、もう眠いので、寝ます……。

四月二七日、火曜日の話  壇上での議論!

 今日は久しぶりに濃い授業を堪能できましたなぁ(笑)

■ 「人間も自然的存在」説と「人間は自然を超えた存在」説の対立 ■

 今日は人間論という授業がありまして。今回の授業では前々回に先生から出されていた質問に対する考えを壇上にてマイクを使い、数百人に対して学生が講義する形式を取りました。質問というか議論の題目は、

1.人間が動物を超えた決定的飛躍点は何か。
2.「人間も自然的存在」説と「人間は自然を超えた存在」説の対立について。
3.人間は賢いのか阿呆なのか。楽観的であるか悲観的か。
4.人類絶滅のシナリオ(予想)
5.「鳥の目」で(超マクロに)人間を見ることと、「虫の目」(ミクロ)で人間を見ることの関係について(解りやすく説明すると、地球の年齢は六五億年。それに比べて人類は七百万年。その中で人類は、いったい何をしてきたのか、ということ……だったかな?)。

 の五つ。さて、実は僕、この課題のことをすっかり忘れていまして。他の人がなんか発表している間にせっせと自分の考えをまとめていました(苦笑)
 一応、これでも他の人の発表は聞いていたんですよ? けれども、聞いていても仕方ないようなものばかり。ちゃんと考えてこなかったな、というのがよく解りました。文句言える立場にないので、書いては聞き書いては聞き、なかなかのことを言う人がいたら拍手をしました。考えてない人は考えてないけれど、考えている人は考えているものです。
 今回は先生がランダムに指定した人を一五人ばかり壇上に呼んでやらせていたので、そうそう気のない人ばかりだったみたいなのですが……最後の男の人は違った。今までの人たちとは比べ物にならない大物であった。
 彼が選んだ議題は二番の「人間も自然的存在」説と「人間は自然を超えた存在」説の対立について。まず、自分の考えに関する説明が長い! しっかり考え、いろいろ資料を集めてきたようです。これだけで賞賛ものですが、黒板まで使って説明をしている! あなた、講師のようですよ! 説明にも臆するところがなく、「こいつ……できる!」という存在でした。  彼は「人間は自然な存在である」と言い、人間は〜宇宙は〜と答えられていましたが、ちょっと話が飛躍しているのが難点か。「人間は自然なわけでして、地球も自然でして、そして宇宙も自然であると考えます。そうすると宇宙というのはそこかしこにあるものであり、僕の中にも宇宙はあるし、皆さんの中にも宇宙がある。僕だって自然物だし、このマイクの大だって自然物だし、皆さんがここにいるのも自然です」等々。議題の人間という制約を大きく飛び出してしまっている。面白いので聞いていましたけれど。
 他の人が長くて三分程度で終わらせていたのに対し、その人の説明だけで二〇分は使われたと思う。考えもなかなかしっかりしているし。
 その次は「議論をやりたい人、前に出てしゃべってください。楽しくなってきましたね〜、皆さんも楽しんでくださいよ!」という先生の言葉の元にぽつりぽつりと人が出てきては自分の考えを言っていきます。で、迷ったのですが、考えがまとまったので僕も前に出てしゃべりました。
 前に立つと……先生、お疲れ様ですって気になります。その教室は三〇〇人は入る大教室なのですが、学生の九五パーセントがみ〜んな教室の後ろのほうに座っている。前のほうはがらがらです。そして、後のほうはこっちなんか見ずに友達としゃべりほうけているわぁ……。これはたとえうるさくなくても非常に寂しいものかと思いますね。
 で、僕も三〇分辺りででっち上げた自分の考えを発表したわけです。僕は三〇分で一番と二番の問題を考え、なんか激論をかもし出している二番の考えを公表しました。

 要約すると、僕は人間は自然界の中から発生したものであり、そのような存在は自然的なものであると考える。けれども、人間はその発達した頭脳を用い、本来ならば落雷や火山の噴火などと言った“自然の暴力”とも言うべき力が働かない限り発生することはなかった“火”を、自然の中から人為的に取り出すことに成功した。つまりこれは、自然界の中からエネルギーを取り出すことに成功したということであり、これが今の人類の根幹となっている。次にはもう一つのエネルギーである雷すらも人為的に取り出せるようになったしね。
 そうしてやがて人類は、母なる自然である地球から外に飛び出すことに成功した(宇宙への進出)。これは自然には出来ない所業である。こういうことから、人間と言うのは自然的な存在でありながらも自然を超えた行為を行なうことが出来る存在である、と考えられる。厄介なのは、その自然を越えた所業の中に自殺行為とも言うべき行いが混ざっていること。森林破壊、二酸化炭素の増加、オゾン層の破壊、放射能汚染……。人類はそれの有毒性に気がついている。その部分は賢いのかもしれない。けれども、解っていながらも続けている。その点ではアホだと思う。

 ということをべらべらしゃべってました。ここいらで時間が迫ってきたのですが、先生の「一回発言した人でももう一度発言していいですよー」という声を聞いて、彼が再び壇上に! そして僕の議論に対して反撃してきたーーーーー!!!!
 が、微妙。「ロケットだって、一億年もすれば猫が飛ばしているかもしれない」と言われましてもなぁ。確かに可能性としては否定できないから、彼の主張は無下には出来ない。しかし、微妙に論点のすり替えが起こっていると思うのだが……。
 しかし、短時間でいい言葉が思いつかず、その場ではとりあえず、彼の主張を認めた。彼の場合、はっきりとした事を言わなければ気が済むまい。

 で、授業が終わり、先輩がいたので先輩に声をかけてみた。すると、「君の発言はよかった。おもろかったしな。けれども、あいつの言ってることは解らんかった」と答えられたのである。へぇ〜と聞いていると、「あいつね、なんか人間と自然を等価に置いていたじゃん? それじゃ駄目だろ。人間は自然の下にあるものだよ。それなのに人間が自然と等価と言ったら、人間って何? っていうことになってしまうだろ」。なるほど。
 落ち着いて考えると、先輩の言うことは正しいのである。彼は自然と人間を等価に置いていたのだ。それに気づけなかったの痛かった。気づいていたら、一言言っていただろう。「あなたは不死を信じるか?」と。(解説:もしも人間が〈自然〉と対等とするならば、人間は自分の生死をも制御できるはずである。もしくは、宇宙に生身で出て行っても生きていられるはずである。〈自然〉なんだから)
 ほへ〜と聞いていたら、今度は先生が僕に話しかけてきて、「ああ、○○君だね。君の噂は聞いとるよ

 WHAT!?Σ(゜д゜)

「いい噂ばかりだけれどね」と笑う先生。
 いやいや、僕が驚いたのはそれ以前、“僕が先生の間で噂される存在になっている”というもの。確かに僕は授業に出れば教室の前のほうの席で先生の顔見て講義受けていますし、最近、なんか授業外のことで先生と話したりしていますけれど……。名前を知られているっていうのが……。
 なんか、着実に先生方から人気を得ているようです(笑)

■ 帰りに友達と会う ■

 帰りの電車にて、他の大学に行っている友達とばったり会いました。あわてて「撲殺天使ドクロちゃん 第三巻」(ライトノベル、電撃文庫)を隠しました。この小説、ギャグテイストなのはいいのにところどころで性的なっ! そんな! そんなの知られたら僕もう表出て歩けません! ちくしょうこれが現代のすさんだ出版社会っていうものなのですか!? 売れりゃいいのか! けれどもそのイラストにもうファオウォォォホホホホホォォォゥゥゥーーーーー!!(僕の耳から“なにか銀色のトロッとしたもの”が流れ出ています)

 すいません、桜君(小説の主人公)が僕に乗り移ったようです。とりあえず、人前で読むにはばかられるようなイラストがあるので、隠しときます。
 友達は現在三回生、教職を取るためにがんばっているようです。教職をとろうと思い至ったのが三回生からなので、それ関係の授業を詰め込み、さらには教員研修のために母校に書類を出さないといけないそうです。最近は環境系のボランティア活動をしているらしく、それなりに面白いそうです。忙しいみたいですけれど、本人は充実していそうなのでいいでしょう。
 なんか、そんな彼に“かっこよさ”を感じました。大変だけれど、教師になるためにがんばっている。いや、それはただ免許が欲しいからだけだと言っていますけれどね。けれとも、何かにがんばっていることは間違いないのです。それに比べたら、僕は好きなことをやっているばかりですしね(笑)
 気がつけば「あいつ、かっこよくなったなぁ」とつぶやいておりました。その日はコンビニでハイチュウを買って帰ったしだいであります。
 家に帰ったら明日の英語の予習をせねば。そう思って今、英語の予習もせずに日記を書いている僕がここにいるのでした(笑)

四月二八日、水曜日の話  拍子抜けに終わる

 本日こそは職場で激闘が! と思っていたんですけれどねぇ……。

■ 上司、謝る ■

 部屋に入ると、いきなり謝られてしまいました。全面的平謝りです。なんだそりゃ? と驚いてしまいました。
 なんか、こうして僕の職場との戦いはあっけない幕切れとなってしまいました。拍子抜け、というのが僕の素直な感想です。僕は気持ちの奥底では戦いを求めていたようです。多分、僕は人をダシにして自分を試したいという欲求があるのだと思います。実にひどいことなのですけれども。
 で、謝られてしまったのでとりあえず喧嘩したことは水に流すことにしました。だからと言って、これからも職場でよろしく、というわけではないのですけれども。ただすっぱりと行かなくなるのではなく、緩やかに行かなくなる、というだけです。……ふぅ、人間、綺麗事だけじゃうまく行かないようになっているんですね……。

■ クリアフォルダー、紛失♪ ■

 実に些細なことなんですけれども……僕、イラストなどを描いた紙を入れたクリアフォルダーを紛失してしまいました♪ 特に大切な情報があったり、五割以上完成した絵がなかったのは救いか。学生部のほうに届けられているわけでもなさそうだし……やはり誰かにパクられたかなぁ〜。

■ 明日からゴールデン! ■

 明日からゴールデンウィークです。大学生は大体、一週間のまとまったお休みに入ります。四月二九日から五月五日まで、ですね。この間に授業の予習や復習、課題やその他様々なことを片付けねばなりません。僕の場合、家族と共に小さい山に登りに行ったり旅行に行ったりする予定です。ま、予定だけ、というものありますけれども(笑)  さてと、僕のページも持つと更新しなければ。リンクをさらに追加し、出来れば音楽紹介ページを何とかしたいところ。あと、小説を書きたいし絵も描きたい。やることはたくさんあります。無駄なことはしていられないかもしれません(笑)

■ 七〇〇ヒットはなべなべ君! ■

 僕のページもとうとう七〇〇アクセスを達成いたしました。皆様、ありがとうございます!
 今回のキリ番ゲッターはわが下僕、なべなべでした! これからも僕のために働くのだ〜〜〜!!(笑)

四月二九日、木曜日  今日から一週間ぷらすいちの《金色の週》!

 ま、こういうときにかっこつけるのはお約束ってことで(笑)

■ いちんち中パソコンの前で ■

 今日一日、『初心者の、初心者による、初心者のためのフォトショップ講座』を製作し続けていました。いや〜、朝の十時(起きて、朝食を食べたあとすぐ)からやり始めて、次の日の午前二時までやり続けると目が痛くなりますね。今日、パソコン画面以外に見たものは、朝食、昼食、夕食、妹が僕の部屋に持ちこんだ漫画(原獣文書:なるしまゆり、ウイングコミックス)だけですな〜(笑)
 当初、一枚の絵(トップページに出したキアヌとチト)を製作しながら製作過程の画像を保存しまくってそれを使う予定だったのですが、実は画像が足りなかったり製作手順に問題がある箇所があったりして、また多少絵の製作をやり直していました。説明書を作りながら必要な画像を入手していたわけです。
 で、基本的にこの説明書はPhotoshop Elementsを使っている友人のために作ったものであり、けれどもPhotoshop 7.0を使っている僕としてはこちらの説明もしたい。処理方法が同じところは片っ方の処理風景を出しとけばいいんですけれど、処理方法が違うとなれば二つとも出さないといけなかったわけで。必要に応じて起動させたり終了させたり。パソコンのファンが止まる事はありませんでした。同時に音楽演奏ソフト(Winamp)も動かしていたしなぁ〜。
 遅くまで作業していた甲斐あって、何とか完成させることが出来ました。けれども、どれぐらい初心者の人に解りやすいものか……?
 さらには、この説明書にはツールの使い方などでパソコンの画面画像をふんだんに使っています。もしかしたら、著作権に引っかかるかもしれないという問題をはらんでいたり。とりあえず、出してみようとは思いますけれど。
 しかし、こういうのを作っていると、僕は本当に人に物を教えることが好きなんだな〜と思います。小説の書き方にしろ、初めは自分のためだったけれど、完成させたのは人のためだったし。
 はぁ〜、教師になりたい……。

■ 【冬のソナタ】、【白の巨塔】の人気の秘密って? ■

 なんか、職場の人が言っていたんですけれど、【冬のソナタ】、【白の巨塔】というドラマがあります。僕は名前は知っていれど、どちらも見たことないんですけれど。話を聞くと、かなり面白いらしいです。
 で、職場の人は他の人と考えているうちに【冬のソナタ】、【白の巨塔】の共通点を見つけました。人気あるドラマの共通点です。
 それは、『おちゃらけがない』ことらしいです。
 日本の大抵のドラマというものは必ず、人を笑わそうという演出が入っています。「日本では笑いが取れないと芸能人になれない」と言われているようで、お笑いがないとどうしても駄目らしいですね。
 そして、【冬のソナタ】、【白の巨塔】にはそれがない。お笑いを取ろうなんてしていない。【白の巨塔】はちょっとあるらしいですけれども。これが、二つの番組が人気のある理由ではないか、とその人は言っていました。
 確かに日本人、お笑いが好きです。僕としては、国風というか社会的に疲れるようになってんだろうな、と思います。だからお笑いで癒そうとする。いや、お笑いが好きな人は得てして疲れているもんですってわけでは決してないです。はい。
 まあ、日本ではお笑いが当たり前とされてきた中で【冬のソナタ】、【白の巨塔】のようなドラマが人気を博しているということは、何かしら転機が訪れているということかもしれません。
 わりとどうでもいいことのような気もしますけれど(笑)

四月三〇日、金曜日の話  ワイルドでもインドア

 今週号のジャンプのアンケート葉書抽選プレゼントの文句に『ゴージャス&ワイルド』とあり、表紙を飾る少年も上半身裸に豹柄腰巻と実にワイルドそうです。けれども、プレゼントはどれも室内で遊ぶもの。すでに少年たちの中では『ワイルド=インドア』になってしまったのか!?

■ さらわれる ■

 今日の朝、食堂にてお母さんがお皿を片付けていたら、棚の中の皿が雪崩を起してがちゃーんとやってしまいました。ああ、さら、われてしまった(笑)

■ 短いネタを連発しませう ■

 今日は大物はなく、小物がたくさんありました。上のもそうですが(大皿が三枚割れたのが小物か……)とりあえず、連発で押し切る!

1.MDウォークマンが不調
 僕がいつも使っているMDウォークマンが壊れてしまいました。なんか、ギコギコウィーンウィーンと音を立てていると思ったら、いきなり演・奏・中・断。それ以上演奏不可。……埃でも詰まったのかな? まあ、僕には教訓があるために今度は分解はしませんけれど(笑)

2.三週間溜めていた週間少年ジャンプを一気に読む
 なんか最近、三週間ぐらいジャンプを読まずして、暇なときに一気に読むという状態になっています。パソコンから離れなれなくってねぇ〜(笑)

3.庭に山芋が!
 僕の庭には山芋が植えられています。ちょっと前までは絶滅したものと認識されていましたが、去年からつたが伸びてむかごがたくさん作られました。で、それが庭に落ちて新たな山芋が出来たーー!! けれども、店で売られているような立派なやつではなく、まさしく粗野菜という感じ。食べるにしても全然身がなく、とりあえず植えとくかという感じです(笑)

4.昨日の日記に誤りが!
 あう、ドラマの名前、【白の巨塔】ではなくて【白い巨塔】だったー! 断月君、指摘してくれてありがとうございます。

5.ページ更新の確認方法を変更予定
 更新情報のやつがなんか面白くない、さらには役に立ちそうで役に立ってないところがある、ということを考えた末、更新情報の表示方法を変えようと思います。それと同時にいるようないらんような情報も載せるつもりです。ちょっと重くなりますけれど、ご了承ください(笑)

■ 五月七日〜九日、五月一四日〜一六日にBlock Elementは…… ■

 え〜と、実は昨日に決まったんですが、五月七日〜九日、五月一四日〜一六日のそれぞれ三日間、Block Elementは旅に出ます。

 すいません、かっこつけました。その日、僕の大学の僕の学部のみで行なわれる一回生全員参加の二泊三日の交流合宿に、支援スタッフとして行くことになったので〜す♪
 僕は去年、迎えられる側としていきました。その時に支援スタッフとしてきていた先輩と仲良くなり、その関係が現在まで続いて支援スタッフとして呼ばれてしまったという経緯(いきさつ)があります。申し込み用紙を出したのは僕自身の意思によるものですけれども(笑)
 そしておとついに支援スタッフ申込者の顔合わせというか打ち合わせをしました。五〇人ぐらいの応募があると思ったのですが、二〇人しか申し込みをしていないようで……。意外に人気がありません。しかも、前半(五月七日〜九日)は七人が希望し、後半(五月一四日〜一六日)は一四人が希望しているというアンバランスさ。数が合わないのは両方に行くと希望を出している人がいるからです。僕もその一人です。どうやら、皆さんアルバイトで忙しいようです……。
 そして昨日、両方に行ってもらう、との連絡が来ました。去年は楽しかったですが、今年は働きにいくことになります。ま、人の面倒を見るのは好きなので、楽しくやれると思います。
 がんばります!



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