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テキストエディタを求めて

 四日ぐらい前には仕事で忙しいと言うようなことを書いていた気がするが、多少は時間がとれたのでAA整理を片っ端からやっている。出来れば、今の間にサイトを最新の状態まで持って行きたいところだ。
  そこで、現在模索しているのがテキストエディタである。

続き

 テキストエディタとは、単純にテキストファイルを作成するためのソフトである。しかし、僕の要望に答えてくれるテキストエディタが意外なことに、少ない。

 僕の要望は主に以下のもの。
・プロポーショナルフォントが使えること。
・初期設定でプロポーショナルフォントが指定できること。
・初期設定でフォントサイズを 12pt に設定できること。
・選択文字列をマウスポインタで移動、コピーできること。
・大きいファイルを開いても処理が重くならないこと。
・大きいファイルを開いても誤作動しないこと。

 まず、プロポーショナルフォントが使用可能か、と言うところでテキストエディタとしての性能差がかなり出るようだ。よく出来ているテキストエディタでもプロポーショナルフォントが利用できないことが多く、それはどうやら矩形処理に関わる問題があるかららしい。ま、矩形処理とは何か僕もよく分かっていないのであるが、動作に関して調べてみるとなるほど、矩形処理をしたかったら等角フォントでないと困るらしい。

 が、矩形処理はいいからプロポーショナルフォントを利用させて欲しいのである。なぜかって言うと、アスキーアートがMS Pゴシックでないとまともに見れないからで、みれなかったら長々と作業するにあたってストレスが溜まるのである。こうした作業環境は珍しい部類に入ることは重々承知しているのであるが、僕の要望はそういうこと。

 初期設定で……というのは、今までワードパッドを使っていたことによる不満を解消するためのものである。実は、ウィンドウズ付属のワードパッドはそこそこ優秀で、プロポーショナルフォントが使えるわ選択文字列や行をマウスポインタで移動できたりコピーできるりするわ、そこそこ大きいファイルを開いても重くならないわ(ただし、誤作動を起こす。選択文字列を移動させようとしたら、なぜかファイルの頭に勝手にスクロールしてしまう)。初期設定でフォント設定が保存できていたら、別のテキストエディタを探そうとは思わなかったかもしれない。実に惜しい。

 で、プロポーショナルフォントを利用できるテキストエディタを探していくと、ようやく二つほど見つけた。二時間探し回って二つしかないって言うのがプロポーショナルフォントの扱いにくさを表しているといえるだろう。テキストエディタの中には「プロポーショナルフォントの対応はない」と言い切っているものもあった。

 GreenPad http://www.kmonos.net/
 Alpha    http://alpha.sourceforge.jp/

 GreenPad はプロポーショナルフォントに対応しているものの、選択文字列をマウスポインタで移動、コピーできる機能は付いていなかった。開発も休止しているようで、今後の発展はあまり望めそうにない。
 Alpha はプロポーショナルフォントに対応、選択文字列をマウスポインタで移動、コピーできる機能がついている。現在も開発は進められているが、現在、大きなプログラム改変の真っ最中らしくていくつかの機能が使えなくなっている。特に「ウィンドウにあわせて折り返し」の機能が使えないのはかなり痛い。しかし、今のところは最も使えるエディタであろう。

 テキストエディタを探すのも、意外と手間なもんだ。

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