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THE DAY OF SAGITTARIUS 公式情報管理局
【涼宮ハルヒ】 THE DAY OF SAGITTARIUS VIP 19 【射手座の日】 解析:有限工房
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原作仕様書

ゲーム名:THE DAY OF SAGITTARIUS V  (SAGITTARIUS = 射手座)
出典:[小説] 涼宮ハルヒの暴走 射手座の日 [アニメ] 第十一話 射手座の日


単純化した仕様

32 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/06/14(水) 19:28:24.45 ID:y3KZjytW0

・チームに分かれて戦う
・勝利条件は相手の全滅、あるいは大将の撃墜
・一人15000隻を与えられる
・分艦隊は一人20個まで
・補給が必要
・ワープ、索敵モードの切り換えが出来る
・偵察機(索敵機?)を飛ばさないと周りが分からない
・スピードは5段階

艦隊は補給艦艇だけを集めたり戦闘艦を集めたりできる。つまり編成は自由
それぞれ決められた能力値を持っていてそれを防御、攻撃、スピードの三つに割り振る事により各艦隊の個性が変化


補給って燃料と弾は分けるべきかな


小説をメインにして読み取った仕様(【】 内の P はページ、 L は行数、~は〜を表す)

【ゲーム内容】
・宇宙空間を舞台にしたチームワーク制、二次元的宇宙戦争。【 P134 L5 】

【必要設備】
・ネットワーク接続が可能な人数分のパソコンと、ゲームサーバー一台。【 P120 L4~7 】
(1チームにつき五台必要との記述もある)【 P119 L16 】
・小規模な対戦ならゲームサーバーはいらない模様。誰かのパソコンをサーバーに出来るのだろう。【 P199 L3 】

【参加人数】
・一名〜(【 P199 L3 】&【 P135 L1 】から推測)
・チーム戦は五名から?【 P119 L16 】

【対戦モード】
・プレイヤー対プレイヤー 【 P199 L3 】
・プレイヤー対CPU (【 P199 L3 】&【 P135 L1 】から推測)
・プレイヤーチーム対プレイヤーチーム 【 P138 L1~2 】
・プレイヤーチーム対CPUチーム 【 P135 L1 】

【勝利条件】
・敵の全滅(初期設定)。【 P132 L13~14 】
・敵の旗艦の撃沈(旗艦設定をした場合)。【 P132 L14~16 】

【敗北条件】
・味方の全滅(初期設定)。【 P132 L13~14 】
・味方の旗艦の撃沈(旗艦設定をした場合)。【 P132 L14~16 】

【ゲーム仕様】
・リアルタイムシュミレーション。ターン制ではなく、ボーとしてると負ける。【 P134 L6~7 】
・基本的にGUIによるマウス操作。キーボードからも操作可能。【 P134 L10~12 】&【 P154 L16 ~ P155 L1 】
(長門が操作に全てキーボードを操っているのは、特殊な自作マクロスクリプトにより入力方法を変更したから)【 P143 L15~16 ~ P144 L1~2 】
・艦隊にはパーソナルネームを付けることが出来る。ただし、敵のパーソナルネームをコードネームに変更することが出来る。【 P138 L10~12 】


・戦闘は二次元的空間で行う。【 P134 L5 】&【 P136 L14~15 】
・艦隊は底辺が短めの二等辺三角形で表示。【 P132 L10 】
・艦隊にマウスポインタを当てると名前を表示。【 P155 L5~6 】


・空間は異様にだだっ広い。【 P133 L15~16 】
・空間内には惑星、アステロイド帯、デブリ(浮遊障害物)が存在している。所在は索敵範囲内に入らないと発見できない。【 P133 L5~6 】&【 P133 L13~14 】
・索敵には分艦隊を作るか、索敵艇を派遣する必要がある。ただし、索敵艇は派遣して、戻ってこないと索敵内容を知ることが出来ない。【 P133 L4~7 】
(アニメでは索敵艇が派遣されたら即索敵情報が手に入っていたが、これでは分艦隊を作る大半の意味がなくなってしまう。製作側のミスだと思われる)【 P155 L16 ~ P156 L1~2 】
(原作にも索敵艇を派遣するとすぐに索敵データが手に入るような記述があるが、最初の説明と矛盾している)【 P147 L4~5 】
 →分艦隊のメリットを後述。
・味方の艦隊の索敵範囲は全員で共有することが出来る。【 P133 L11~14 】
・索敵情報はロケーションウィンドウに随時表示される。【 P168 L3~5 】
・索敵艇は敵にも見える。【 P164 L10~11 】


・スタート時は艦隊は空間最下部で横一列に並んでいる。【 P132 L9~11 】
・艦隊には一万五千の戦艦がついている。【 P132 L11~12 】
・艦隊が保有する戦艦数に比例して、艦隊を表す二等辺三角形の大きさが変わる。【 P142 L7~9 】&【 P155 L4~5 】&【 P168 L2~3 】&【 P169 L10~12 】
・艦隊には「攻撃」「防御」「速度」の三つのパラメーターがあり、最初に与えられる100ポイントを自由に振り分けることが出来る。【 P135 L7~9 】
・艦隊には一万五千の戦艦の他、少数の補給艦隊が付随している。補給艦隊は別の艦隊に移動可能。【 P132 L12~13 】
・補給艦隊は戦艦数0の扱い。ただし、補給艦隊を持っているとその分鈍足になる。【 P142 L7~9 】
・『反旗を翻す』コマンドは存在しない。【 P143 L10 】


・艦隊は最大二十個の分隊に分けることが可能。ただし、一回の操作に一つの分隊しか操作できない。【 P155 L13~14 】&【 P156 L5~7 】
(小説、アニメ上の長門は、ゲーム中にマクロを作ってその全てをほぼ同時に操作した。古泉的にアウト、長門的にギリギリ人間技らしい)
【 P156 L14~16 】&【 P156 L5~7 】&【 P158 L12 】&【 P161 L15~16 ~ P162 L1~3 】


・移動速度が段階分けされている。【 P91 L6 】&[ アニメの五段階速度設定 ]
(前進、後退を決めてから移動速度の段階を設定すると、自動的に進むのではと予測。もしも慣性を再現するならば、止まりたい位置で止まるのに熟練が必要そうだ)
・方向転換に時間が掛かる(パラメーター「速度」に従順)。【 P147 L2~3 】
・移動方向に艦隊がいると、その先に進むことが出来ない(障害になる)。【 P150 L3~4 】&【 P150 L8 】


・攻撃方法はビームとミサイルの二種類(アニメではレーザーとミサイル)。【 P134 L1 】
・ビームは攻撃可能なら即時発射、即時命中。ただし、真正面にしか攻撃できない(射線の概念がある)。【 P134 L1~2 】&【 P147 L2~3 】
(ちなみに、アニメにも射線の概念があるが、ところどころで無視しているような感触がある)
・ミサイルは弾速が非常に遅いがホーミング能力があり、回避不可。ただし、撃墜が可能。【 P134 L2~4 】
・ビームとミサイルは同時に撃てる。【 P165 L11~12 】
・敵艦隊が射程内に入ると敵艦隊との間にラインが表示される。【 アニメ戦闘シーンより 】
・射程は索敵できる範囲内とほぼ同じ。【 P147 L4~5 】
・艦隊のエネルギー及びミサイルは保有量に限りがある。ただし、補給が可能。【 P147 L13~14 】
(実は、小説では補給を受ける箇所が一切ない。最初にみくる艦隊が補給艦隊を全部受け持ち、そのまま片隅へ迷走してしまっている)【 P90 L6~8 】
(アニメも、敵との会戦の時点でみくる艦隊は遠くに離れていたはずだが……?)
・保有する戦艦数が少なくなるにつれ、照準を合わせるのが難しくなる。【 P166 L2~3 】&【 P169 L10~12 】
・保有戦艦数が0になると、小さなビープ音とともに爆散する。【 P166 L2~3 】


・索敵モードやワープ機能の設定はゲームサーバー設定ではない。【 P164 L6 】
・隠し設定で索敵モードのオン・オフが可能(初期状態では索敵モードはオン)。【 P160 L2~11 】
・隠しコマンドでワープ能力の利用が可能(アニメではワープ機能そのもののことが省略)。【 P166 L8 】&【 P167 L3~9 】


・勝利条件を満たすと、ちょろいファンファーレとともに【 You Win ! 】と表示される。【 P169 L13~15 】
・敗北条件を満たすと、音楽が流れるか知らんけれど【 You Lost . . . 】と表示される気がする。


【明言されていない仕様と、疑問がある仕様】
・惑星、アステロイド帯、デブリ(浮遊障害物)の影響力が不明。ただ障害になるだけ? 特殊な性質があると、戦略、戦術ともに複雑化すると思われる。
・速度が五段階というのは小説側では明言されていない設定。しかし、一行だけそれらしいものがある。【 P91 L6 】
・索敵艇の動きが少々不明。索敵したいポイントを指定して派遣し、手動で呼び戻さないと駄目なのだろうか。ポイントについたら自動でとんぼ返りして情報公開、というほうが理に適ってはいる。
 索敵艇の移動速度は割りと早いかも。
・アニメでは索敵艇からさらに索敵艇を派遣していたが、索敵艇は艦隊に戻さないと索敵情報を入手することが出来ない。アニメと小説では微妙に仕様が違うらしい。
・索敵艇は破壊が可能かもしれない。破壊が可能であれば、自分達の位置を敵に知られずに済むため、戦略的に影響が出ると思われる。
・移動しながら攻撃できるのかどうか不明。ただ、照準設定がシビアなようなので、エネルギーの消費を嫌って乱雑に撃ちまくれないかもしれない。
 ただ、ミサイルによる攻撃は移動中の攻撃のためにあるんじゃないかという気がする。
・アニメでは、長門の分艦隊が突然複数現れたようなシーンがあるが、ワープしたわけでもあるまいにこれはどういうことだろう。
 考えられるとすれば、索敵範囲の共有を手動で同期しなければならないという仕様になっている、ということだろうが、手動で同期するなんて話はどこにもない。むしろ、自動で同期できるような記述がある。【 P133 L11~14 】
 アニメの演出のためにそういうふうにした、と考えるのが妥当か。
 原作のほうも突然視界が広がったという記述があるが、単にキョンがモニターを見ていなかっただけとするほうが自然。【 P154 L3 】


■分艦隊のメリットとデメリット
メリット
・索敵艇よりもすばやく、リアルタイムな索敵情報の入手が可能。索敵艇は行き帰りの時間があるために、本来はリアルタイムの情報を得ることが出来ない。【 P133 L4~7 】
 このことから、リアルタイムで遠くに離れた敵を発見して攻撃するにはどうしても分艦隊を派遣するか、味方に突撃してもらう必要があるはずである。
・索敵艇の情報は古いため、すでに敵がその場所から移動してしまっている可能性は非常に高い。「索敵した時点での敵の位置」の注釈がある。【 P133 L14 】
・一つを囮にして敵を誘導することが可能。

デメリット
・操作性の煩雑さの増大。一回の操作で一つの分隊しか操作できないので、数が増えれば増えるほど動けない分隊が増える。
・個々艦隊の戦艦数が減り、それだけ撃沈されやすくなる。

 この点から考えると、デメリットも大きいがメリットもぜひとも必要な側面がある。分艦隊をどれだけ操れるかが、勝敗の分け目、もしくはプレイヤーとしての腕の見せ所になるかも。


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仕様書履歴

2006/09/21(木) 第四版 マニュアルに同封
2006/07/03(月) 第三版 投下
2006/06/16(金) 第二版 投下
2006/06/14(水) 初代スレッド >>37-38 第一版 投下


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