塊素第一情報区画

− 塊素のコンピューター自慢 −

 ここでは塊素が利用しているコンピューターの解説、および自慢をしています。

 この情報は 2010/05/25 時点のものです。

外観

コンピューターの使用状況

解説

[コンピューター本体]
 写真右下の左側黒がメインコンピューター。パソコンのように見えるが、マザーボード的には実はひとつ上のワークステーション。詳しいスペック等は後述。自作品。
 写真右下の右側銀色は自宅サーバ、「世界群歩行者達情報区[冥王]」。二十四時間稼動。自作品。
[モニター]
 机上中央の大きいモニターがメインモニター。メーカーはLG、型番は L226WA。1680 x 1050 サイズ、22インチ。四万円。
 机上右側のモニターはメインコンピューターのサブモニター兼、サーバのメインモニター。切り替え器で適時切り替えられる。メーカーは Dell、型番不明。1024 x 768 ピクセル、15インチ。父親が使っていたものを使わなくなったからと貰い受けたもの。
[スピーカー]
 ONKYO GX-500HD(B)。四万九千七百七十円。基本的に店頭に在庫を持たない商品であり、メーカーに注文する必要がある一品。音質は素人の耳で聞いても非常によい。

メインコンピュータースペック

OSWindows Vista Ultimate 64bit (6.0, Build 6001 SP1)
値段:二万四千八百八十円(OME価格)
CPUAMD Athlon(tm) 64 X2 Dual Core Processor 6400+ (2 CPUs),~3.2GHz
値段:三万三百五十円
CPU クーラーメーカー:サイズ 忍者--NINJA 型番:SCNJ-1000
値段:四千二百八十円
物理メモリー6144MB RAM(1GB x 2、2GB x 2 PC2-6400、つまりDDR2 800MHz)
値段:
1GB メモリは二枚で一万三千六百五十円
2GB メモリは二枚で九千四百六十円 ……半年で 1GB の値段が四分の一か……。
マザーボードメーカー:ASUS 型番:M2N32 WS Professional
(ワークステーション)
値段:三万九百八十円
グラフィックスボードメーカー:GALAXY
チップ:nVIDIA GeForece GTX 260 VRAM:896MB DDR3
値段:一万九千九百九十九円
サウンドカードメーカー:ASUS
型番:Xoner D2/PM
値段:一万九千九百八十円
ハードディスクSeaGate 160GB 7200rpm x 2 値段:ひとつ六千七百八十円
SeaGate 500GB 7200rpm x 2 値段:ひとつ一万二千八百八十円
電源DoubleGraphic2 750W (AP-750GTX)
値段:六千九百九十円
ケースAntec P182
値段:二万千八百円
メインモニターLG L226WA 22インチ。
値段:四万円
サブモニターたぶん15インチ。
Dell 製メーカーパソコン付属品の使いまわし。
キーボードDell 製メーカーパソコン付属品の使いまわし。
マウスDell 製メーカーパソコン付属品の使いまわし。
値段計二六万四千八百四十五円(内消費税 一万三千二百四十二円)
Vista Windows エクスペリエンスインデックス評価

Windows エクスペリエンス インデックスとは

Windows エクスペリエンス インデックスは、コンピュータのハードウェアおよびソフトウェアの構成の機能を測定し、この測定値を基本スコアと呼ばれる数値で表します。一般的に、特により高度でリソースを大量に消費するタスクを実行する際には、基本スコアが高いコンピュータほど、基本スコアが低いコンピュータよりも高性能で高速であることを示します。

(中略)現在、基本スコアの範囲は 1 〜 5.9 です。

※ Windows ヘルプとサポート より抜粋

解説

 金に糸目をつけず買いあさった結果、当時としては異常なほどに高スペックマシンが出来上がった。ちなみに、店員に素で「いくら掛けたんですか?」と聞かれた。

 マザーボードは種類的にはパーソナルコンピューターではなくワークステーション。しかし使い勝手はパソコンと同じ。冷却ヒートシンクがついており、ATXマザーボードとしては部品の配置が少し狭く感じる。マザーボード裏側にも熱を排するためのアルミ板が取り付けられており、マザーボードそのものの冷却性能は相当に高いようだ。SATA HDD コネクタは九つ装備で余裕あるハードディスク設置が可能、って絶対にそんなに使わない。LANポートも二つあり、ワークステーションとしての機能を発揮できるがたぶん一つしか使わない。拡張性は相当高いが、後述のグラフィックスボードがでかすぎてちょっと沈黙気味。

 ケースの構造は下に電源という形になっているため、電源と CPU、メモリの熱が混ざることがない。代わりにマザーボードへの電源コードがぎりぎりの長さであった。マザーボードの背面を通す構造になっているのが利点であるが、もしも届かなかったら無意味な構造になっていたところだ。届いてよかった。下部にハードディスク四台、中段に四台入れられるシャドウベイ八段構造。このシャドウベイは取り外し可能でケースの外でハードディスクの取り付けが可能。また、ベイを取り外すとファンが取り付けられる。前に吸気ファンを取り付けると後部の排気ファンとの連携が取れ、効果的な空気の流れが出来上がる。ただ、吸気ファンは埃を呼び込んでしまうので、網は張って置かなくてはならない。かなり埃がたまります。

 CPU は当時、FX(もっとも最新のバージョン)のひとつ下のものを購入。つまりは AMD Athlon(tm) 64 X2 シリーズの最上級である。値段もそこそこ高いが、さらには CPU クーラーが付属していない。これは AMD の値段に対する割りきりであると僕はみなした。CPU クーラー分を削ったのであろう。まあ、そのほうがよく冷える CPU クーラーを別途買うことができるわけで、ある意味でありがたい判断だと言える。ちなみに、CPU クーラーを素手で持ったらヒートシンクで手が切れて血がついた。僕の血を浴びて一生懸命がんばってほしい。そんなに付いてないけど。

 メモリは特に好き好みなく、ヒートシンクがついているというだけで買った。端子部分に埃がたまらないという利点があるが、CPU クーラーの下に完全に入ってしまうのがメンテナンス的にやや残念なところか。掃除や交換の際には CPU クーラーを外さねばならない。2GB 分を購入し、様子を見て 4GB に増築予定であったが、実際に使ってみて 1.2GB 以上を使うことはめったにないことが観測されている。Vista は XP 以上に大食いだといわれているが、悩むところだ。
 二〇〇八年 五月 二日に 2GB メモリ x 2 を購入して計 6GB 体制になった。これにより使用メモリが 1.8 GB ぐらいに増えたがなんともない。今後、永久にスワップすることはないだろう。今までもしたことなかったけれども。

 これまでに使用していたグラフィックスボードが壊れたため、急遽買い換えることになりました。チップ能力およびメモリ容量は前のものより向上しているのに値段は五万円も安い。恐るべしグラフィックスカードの進化速度。大型クーラーを備え、GPU コアの温度は 45 度〜 55 度程度。ゲームプレイしには加熱するものの 75 度程度にしかなりません。そこそこの3Dゲームにもきれいに表示してくれるので、文句はありません。しかし、大きい。前のグラフィックスボードより大きいかもしれない。よって、グラフィックスボードの下にある SATA HDD コネクタと PCI ポートは使うことができない。

 サウンドカードは ASUS が二〇〇八年になってから発表した Xoner D2/PM を購入。最初は onkyo のサウンドカードにしようとしていたのだが、残念なことにこちらのサウンドカードはどれも Vista 64bit に対応していなかった。対応する気もないようだ。それで、Vista 64 bit に対応している新しいサウンドカードを探し、この度 Xoner にしたのである。全二重をサポートしているので入力と出力が同時に行うことができ、ボイスチャットをしても自分が話しているときに相手の声が聞こえなくなるという状況には陥らなくなった。ゲームにおいてもどれだけ複数の音が重なろうともすべての音が正常に再生される。また、音質も相当に向上した。
 ただ、すこし出力ワットが小さいらしく、スピーカーで再生するにはややパワー不足を感じる。また、7.1 ch 再生もできるのだが部屋の広さの問題上、複数のスピーカーを置くわけにもいかず、全力を発揮できないでいる。

 それならば 2 ch だけでも力を発揮して欲しいと ONKYO が販売している PC 向けスピーカー、GX-500HD(B) を購入。店頭には置かれない、注文してから届く高級スピーカーである。このスピーカーから出される音は以前に使用していたスピーカーでは出せないような深みのある音となっており、お金を出しただけの価値はあったと実感できる一品だった。光デジタル入力に対応しているので光ケーブルでサウンドカードとつなぎ、満足できる音を出してくれている。ヘッドフォンジャックも備えているので、音漏れが気になるときはヘッドフォンを使用することもできる。

 ハードディスクは四個設置している。ハードディスクひとつでパーティション1つ。ハードディスク一つを分けるなんてまどろっこしい真似はしない。まず、Cドライブ160GBにはOSが入っている。基本的にCドライブでないとまずいソフトウェア等しかCドライブに入れない。気軽にOS再インストールできる環境を整えている。Dドライブ160GBにはゲームやフリーソフトウェア、よく使う顔文字辞書や壁画を格納している。つまりは便利な道具箱。実のところ、ここが死んだら本気でまずいかもしれない。Eドライブは500GBを RAID 1 で使用している。大量のテキストファイルやら冥王サーバのバックアップやら音楽やら画像やら、さまざまな種類のデータを格納している。一回、ハードディスクをクイックフォーマットしてしまい、500GBという大きさの前にデータの復旧が困難になった。何とか以前に保存していたバックアップディスクからデータを復旧できたものの、DVDなどにバックアップを取ることが大切なことだと思い知った。バックアップを取らないための500GBの RAID 1 だったのに。でかすぎるハードディスクも考え物である。

 メインモニターは店に行ってまあまあ大きいものを購入した。あまり事前に情報集めをせずに買ったのであるが、そこそこ利用できている。液晶なので動画鑑賞時やゲームプレイ時に色むらがかなり出てしまうが、特に文句を言う気はしない。ちなみに、2ちゃんねるのスレッドではかなりの酷評を受けている一品であった。しかしまぁ、僕は満足している。慣れてしまえば見にくいとも思わない。

 サブモニター、キーボード、マウスについては父親のパソコンにおいてモニター、キーボード、マウスをよりいいものに交換するというので、サーバ用に譲り受けていたものをそのまま利用した。特にこだわりはないので、使えなくなるまではこれでいいという感じ。

 最後に OS であるが、Vista を購入してみてもうすぐ半年になろうころというところ、XP と比べてみてそんなにたたかれる要素はない様に思う。たしかに XP に比べると OS 自体の機能が多様化しており、必要ないような機能もたくさん取り揃えていてメモリ等の無駄遣いを発生させているような気がする。ただし、各ハードウェアスペックが十分であれば何の問題もないもので、むしろ XP よりも使いやすい。最初期に言われていたソフトウェアの互換性の問題もずいぶんと解消してきているし、マシンパワーが要求に足りていないというのであれば、Aero のような機能は切ってしまえばいいだろう。物足りなさは感じてしまうだろうが。私見では、Vista は公開の早すぎた OS だろうと考えている。一般の平均マシンスペックがまだ低すぎたのである。一般購買層の平均マシンスペックを見誤った。Vista を使えるのは今のところ、パーツに金をかけている自作パソコンユーザーだけであろう。巷では、メモリは1GBで十分と考えている人が大半なんです。