四月　九日、水曜日の話
最近の僕の身近なオタク状況

　オタク状況と言えるほどのもんでもないが、ゲームやアニメについて。

　二年も前にライトノベルを読み、そこそこはまり、現在ではハルヒのジャズ雑談らじおを通して友人ができ、涼宮ハルヒのアスキーアート保管庫を運営し、THE DAY OF SAGITTARIUS オンラインゲームの情報管理をしたり、ネットラジオをはじめたりしたきっかけとなった「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズ。最新刊が最初の発売発表から延期に延期を重ね、発刊されなさそうな雰囲気が漂っている最中、僕と言えば１クール（三ヶ月、一二話分を一区切りとして数えるらしい。その単位がクール）のアニメもまったく見てない。たまーにレンタルで見たいなーと思うのであるが、実質としてみなくてもいいと感じているので、やっぱり見ない。小説だけで十分。

　昨今では涼宮ハルヒの公式ゲームが二つほど出て、同人ゲームに著作権侵害の理由で発売中止を求められたりしている。TDoS のほうは無料なので著作権侵害には当たっていなかったり。２ちゃんねるでは関連スレッドはもうぐっだぐたの状態になっており、そんな中では登場人物の性別反転キャラが人気を博しているらしい。主人公のキョンを女性にしたキョン子大人気。なにそれ？

　あまりにも原作が発売延期になるものだから、一部のファンが生み出したらしい。完全に方向を見失っていると思うのだが、原作が出てくれないことには止まらないだろう。勝手にやってくれ。最新刊、早く出ないかなー。

　僕自身はまったく興味がわかないのであるが、巷では「アイドルマスター」という家庭用３Ｄゲームがはやっているらしい。理由は簡単で、女の子を自由に育成して戦中には色気があるかららしい。エロそうな空気に釣られている人が多いということだ。

　メーカー側もそのあたりのことは頭にしっかり入れているようで、オンラインで有料で特定のコスチュームをダウンロードできる仕組みを整えた。この服を着せたかったら金払え、と言うことだ。で、なんか人気のコスチュームと言うのがアイドルのきらびやかな服じゃなくてスクール水着らしい。アホか。しかし売れている……。

　某所でそのスクール水着を着せて歌わせているゲーム動画を見たのだが、見た瞬間に唖然としてしまい、すぐに見るのを辞めた。正常に評価すると、間違いなくアイドルとして売れないだろ。かっこ悪いを超えて恥はないのかと。見ているほうがしんどい。んなもんがお茶の間で流れたらクレームが殺到するに違いない。いや、単なるゲームだからいいんだろうけれども、ある程度現実主義である僕には受け入れがたい。頭の中はお花畑じゃないかと疑うね。

　ゲームだから許される、と言うのは僕にとっちゃ完璧に妥協の判断でしかない。ダウンロードして利用するのはとても気色が悪い。こんなのが売れる世の中になったんだなぁ。見なかったことにしたいよ。

　慣れてしまえばどうと言う事もないんだろうけれど、もしも僕がプロデューサーになってアイドルにあんな格好させてカメラの前に立たせたときには土下座して謝るよ。僕の給料全部渡すよ。それぐらいにひどい。

　普通にエロゲーやれ。

　さて、何が放送されているか知らない。知る気もない。見てる暇がない。時々、妹がネットで見れるアニメサイトのお勧めのアニメを教えてくれるのだが、それを見るならゲームしてる。

　時々、今放送される、もしくは新しく放送されるアニメの一覧を掲示板に書き込んでいる人がいて、いくいち選り好みしている状況を書き込んでいたりするのだが、もはや僕にはさっぱり分からん。大学生時代でもさっぱりだったとは思うけれど。もともと、アニメ自体にはさしたる興味がない人間だからなぁ。小説のほうが好きだから。つーか、原作となる小説と違う展開になるアニメが嫌いだし。アニメにしたら間を持たせることが難しいのは分かるが、原作者ではない人間が取ってつけた展開が面白いと思えたことなんてほとんどない。

　……バッカーノ！　のアニメはちょっと見たいなぁ。

　最近、僕がゲームすると言ったらロストプラネットのオンラインゲームしかない。他のシューティングゲームをやりたいなーと思うのだが、ロストプラネットのオンラインゲームで撃ち合っているほうが面白い。時にはプレイヤー同士でチャットもできるし、２ちゃんねるスレッドに書き込みもしたりできるわけである。スレッドの書き込みでチャットしてくれた人もいたわけだし、まあまあ有意義だった。

　ロストプラネットは六月ごろにオンラインに特化した続編が発売予定となっている。プレイヤーと協力して敵対生物を駆逐するものもあるそうなので、結構期待している。人対人もそこそこ面白いにしろ。

　巷じゃ、パソコンプレイヤーと Xbox 360 プレイヤーのクロスネットワークプレイをするに当たって特別料金が必要になるらしい、との噂がある。パソコンのほうは慢性的なプレイヤー不足らしいので、このクロスプラットフォームが魅力となっているらしいが、僕は別にクロスプラットフォームにする必要はないと感じているので、どっちでも。つーか、クロスプラットフォームって大丈夫か。

　パソコンでは顕著であるが、こういうオンラインゲームはゲームを始める前からプレイヤーに優劣が存在する。つまり、利用する道具の性能さ、環境の違いと言うのがあるわけで、多くの人が集まるオンラインゲームともなればその環境違いは並ならぬ物がある。大抵、パソコンユーザーのほうが道具の性能はいいし、回線もいい物を使っている人が多いので、変に差ができるような気がしてならないのである。ぶっちゃけ、XBox 360 プレイヤーは一定の性能の限界を超えられない。あとは回線の勝負であるが、並のインターネットしかしていない家庭では ADSL がいいところだろう。光回線と比べると遅く、ゲームの処理が遅れて不本意なダメージを受けることになりかねない。パソコンでもあるんだよ、壁に隠れていたはずなのに隠れる前に当たってしまったダメージがいきなり来るなんてことが。爆弾が爆発して二秒ほど普通に歩いて吹っ飛ばされるなんてことはかなりあります。

　すべては二ヵ月後の話であるが、どうなることやら。まあ、クロスプラットフォームでなくても僕は買うだろうなー。面白そうだし。

　他にもプレイしてない、クリアしてないゲームがあるんだけれども……。

　PHP の勉強の一環として、塊素類似試験なるものを作っている。基本的な作りは　四月　四日のものとまったく同じ。ただ、項目数が桁違いなだけだ。一〇〇問以上。

　この試験の目的は、被験者が僕にどれだけ近い価値観、感覚を持っているかというものを調べるものであり、当たり前だが正解は存在しない。僕に近づいたところで何か得があると思えないし、むしろ違ったほうが得があるかもしれない。まあ僕の練習ついでの余興である。

　JavaScript もやらねばー。