二月一九日、月曜日の話
ヘッドフォンの導線接続処理

 一回断線してしまったヘッドフォンの導線をむき出しにし、別のコードと繋げるためのプロジェクトである。

[◆]ヘッドフォンの導線

 二月 二日にヘッドフォンを壊した旨を書いたが、あのあと、割とすぐにソニー製の耳に突っ込む形のヘッドフォンを買いました。これの耳に合わない事合わない事。耳の穴にうまく入らずにちょっと動くだけでぽろぽろと耳から落ちる。そうならないための引っ掛けが付いているのだが、やはり耳の形にあっておらずにすぐに落ちる。安物だとこんなもんか……音も前のものよりもかなり悪い。前のものが使えるなら使いたい。

 と、言うわけで、一度はゴミ箱に行った壊れたヘッドフォン。直すことにした。材料は壊れたヘッドフォンとソニー製のヘッドフォンにおまけで付いてきた延長コードである。コードを切り、中の導線を直接繋げる作業である。とはいえ、僕はこの方、ヘッドフォンの導線の中身なんて見たことがない。それだけが気がかりであった。

 まず、ヘッドフォン側をきる。左右でコードを分離させているヘッドフォン側は、右側に赤い導線と銅色の導線が入っていた。左側には緑の導線と銅色の導線が。ここから、銅色の導線は左右を分ける必要がないマイナス導線であると考えられる。では、延長コード側をきってみた。中には赤と緑と銅色の導線がそのまままとめられて通されていた。

 気になったのは電気の通り方である。一緒くたにしてあるのにしっかりと電気が通る理由はなんだろう?

 で、とりあえず同じ色の導線を接触させてみたのだが、うんともすんとも言わない。うむーと思って、同じようなことをしている人が居ないかとネット検索。んー、ヘッドフォン本体の修理についてかかれて入るが、導線については書かれてない。

 んー、と唸りつつ修理しているページを見ていると、最後に半田ごてで半田付けすると音が聞こえるらしい。そこでピーンときて、ヘッドフォン側と延長コード側の同じ色の導線をライターであぶってみた。カバーが解けてむき出しの導線が。接続してみると、音がしっかり流れた。

 しかし、ちゃんと接続しているように見えるのに音が途切れることが多々にある。しばらくは修正を重ねたほうが良さそうだ。