記事一覧

AAページの容量はいくらで区切るか

 HTMLサイトがwikiやブログのようなプログラムページよりも軽い……早く表示されるのは、プログラムによるデータベースの呼び出しがないからだ。

続き

 プログラムページでは各ページが自動生成、及び変更が自動的に各ページに反映されるなど、管理者の負担を軽減することに長けている。ただし、プログラムページはそのために多くのプログラムとデータベースを利用しており、それを全て組み合わせないとページが生成されないためにサーバにも負担を掛け、結果としてリクエスター(呼び出しに行った人、一般利用者)にデータを届けるのが遅くなってしまう。

 サーバに過度の負荷がかかっていなければいいが、利用者が多くなるにつれて処理しなければならなくなるデータ量が多くなり、どんどん遅くなる。最後にはデータを呼び出せずにタイムアウトしてしまうことすらある。ちなみに、これを防ぐためにHTML書き出し機能を備えているものがあるが、これを利用すると今度は全体の容量が膨れ上がると言う欠点を持つ(データベース側とHTML側に同じデータを持つため)。

 さて、そんな回りくどいことをしていないHTMLサイトは作成の負担を管理者が負う分、利用者には軽いページを提供することが可能である(ただし、可能というだけで重いページを作る人は数多い)。

 で。

 保管庫はAAをたくさん保管しているため、ほぼテキストのみにもかかわらずAAの数が多ければページの容量が大きくなり、リクエスターにデータを送るのに時間がかかってしまう。特に、「テキストのみ」というのが曲者で、大抵はHTMLファイルが100%ダウンロードされないと表示されない。画像は分割転送をすることが可能だが、HTMLは分割転送が出来ないのである。

 当然、容量が重くなってくればHTMLファイルそのものを分割することになる。さて、容量がいくらになったときに分割するべきだろうか。

 1ページにまとめてあると重い。でも、全てのAAを把握することが出来る。分割すると各ページの読み込みは早くなるが、分割された分だけリンクをクリックしないと全体を把握できない。

 分割には長所も短所もあり、悩むところである。ファイル分割は今後とも、悩みの種になるだろう。

コメント一覧

コメント投稿

投稿フォーム
名前
Eメール
URL
コメント
削除キー
公開設定