憂鬱なゴールデンウィークだ

憂鬱なゴールデンウィークだ
『ちちんぷいぷい』がやっていなかった
憂鬱なゴールデンウィークだ
何もしたくない気分が…

 早速、昨日はテレビを見た。だが、すぐには放送されていないようだ。爆薬の塗(まぶ)したピザに関しては…。
 しかし、今日は朝から話題になっていた。そもそも朝の番組で紹介されていたピザ屋だったので、その事も手伝って騒がしい。
 馬鹿め! 不味い飲み物を出すからだ。
 店の焼き釜付近は黒焦げである。少し、優越感に浸ったあとでいつものようにカフェテリアへ向かう事にした。
 途中で駄菓子屋が目についた。
 懐かしく、着色料の塊の象徴である駄菓子だ。蛍光ピンクのキャンデーもその一つだ。
 私の知り合いが表現するならば、どピンク≠セろう。
 よく考えてみよう、どピンク=B凄い物だというのは雰囲気から分かる。しかし、ど≠ヘどこから来た言葉なんだ?
 私は携帯電話を取り出してみた。
 だが、気付くと彼の携帯電話は故障中だった。これでは小一時間、問えないではないか。
 そんな不快な気分を抱えたまま、大きな屋敷を見つけた。
 庭には大きな阿保面の犬と、どピンク≠フ髪色をした豚がいる。
 失礼、言い直そう。知性の欠片が微塵もないような、ギャグの塊であるレトリバーと、世間に醜態を曝す事に何ら疑問を感じない、♪もはや、人間じゃない♪(←直太郎風)小母さんがいる。
 私は、神も時に残酷だと感じた。
 ただ、阿保面もこっちに気付いたのだろうか。門に向かって、走りながら吼えている。だが、お腹が芝生に着いた状態である為、迫力に欠ける。それ以上に、決定的に遅い。
 豚も「これっ! ローズピンクちゃん」と叫んでいる。が、どちらも白豚の間違えではないだろうか。
 思わず、笑ってしまった。
 しかし、流石にこれだけでは我慢が出来ない。
 だから、「醜態…」。その言葉を阿保面に言ってやった。
 そして、遅れてやってきた豚にもこう言ってやった。
「あまりにも酷い醜態で、サーバが落ちました。ぷぅ〜」。
 それに対し、豚が切れて言葉を発しようとした時、門の外側にあった水入りのペットボトルを私は投げていたのだった。
 失礼、わざとじゃないんだ。本気だ。勿論、確実に仕留めるつもりで…。
 ただ、分かった事がある。
 道を間違えた…。
 引き返そう。

憂鬱なゴールデンウィークだ
(^▽^)σσ  (←記念写真での米兵のポーズ)
憂鬱なゴールデンウィークだ
ちくわとごぼう天を間違えた…