塊素第一情報区画

十一月 七日(月)  [さようなら、鈍器祭り……?]

 注意!!

 本日の手記は全く楽しいものではなく、どろどろした内容となっています。

 また、鈍器祭りに携わる人は何かしらの影響を受ける事が予想され、場合によっては気分を害する事が考えられます。

 それでも公開します。

 鈍器祭りが好きだったから。


 オンラインゲームである全てのゲームでは、歴史を作るのは人間であり、そこには様々に意見が飛びかうものである。

 意見の違いは価値観の違いから生まれる。似たような価値観からは似たような意見が出る。異なった価値観からは異なる意見が出る。

 今回の話も、おそらくは価値観の違いから生まれたものだろう。鈍器祭りというイベントに対する価値観が僕と、巷さん、エルさん、ガヴリエルさんとで違っただけなのだと思う。

 ただ問題は、鈍器祭りがどういう祭かという認識において、僕の譲れないラインを越えてしまった事による。

 僕は、三人の考える鈍器祭りを受け入れる事は苦痛を覚える。三人も僕の考える鈍器祭りを受け入れる事は苦痛だった様だ。

 もはや、今の鈍器祭りは僕が楽しいと思っていた鈍器祭りではなくなっていたようだ。ならば、僕は鈍器祭りを去るだけである。

 ここに書き記した事は僕個人の意見です。決して鈍器祭りの本当の姿について語ったり、ルールを強制したりしているわけではなく、それについては鈍器祭りに参加しているメンバー全員で決めればいいと思います。

 なお、本日の手記には話し合いのログを引用しており、参加者の名前を出しています。当手記でも、今までに知り合いのBOT疑惑を隠蔽したりした事もありましたが、今回の件は公開するものとします。少なくとも、君の考えはズレているという発言ができるぐらいの話し合いをしていたならば、隠す必要もないでしょう。

 今回の件は僕が鈍器祭りを引退する決意をした原因になっています。いまさら、「冗談でした」では済まされません。


鈍器祭りとは

鈍器&斧を愛する人達の

鈍器&斧を愛する人達による

鈍器&斧を愛する人達の為の

鈍器祭りです。

 これは鈍器祭りwikiに載せられている鈍器祭りの主旨を語ったものです。

 鈍器祭りは鈍器、もしくは斧でひたすらモンスターを殴る事を唯一の目的にした祭りです。この誕生は僕の鯖ではない別の鯖で、臨時公平で嫌われていたブラックスミスが自分達も活躍できる事を証明するために始めたものでした。そのため、鈍器祭りのメインは言うまでもなくブラックスミスであり、別の鯖に根付いた今でも、特にBSさんがPTリーダーになるといった名残がありました。

はじめて参加したあの時

〇四年 十月一六日

 僕が始めて鈍器祭りに参加した一年前、第七三回。「主催者はいません、参加者全員が主催者です」の但し書きに面白さを感じた僕は、先輩であるRishelが祭りに参加していた事から鈍器祭りに参加するようになりました。この頃には鈍器スピリットなるものが確立されており、鈍器で殴ることのみに高揚感を感じていました。特にみんなでモンスターを殴ってダメージの滝が出来るのが面白くて、たこ殴りが楽しい事としてして認識されていたと思います。

 いつからだったか。僕が鈍器祭りで叫ぶ事がなくなったのは。


 今回の発端は、鈍器祭りにおいて僕がエルファーネさんに対して誤解を持っているらしい、という話から始まりました。

誤解をしています

 巷さんから話を聞いてきたらしいのだが……。

 この話がある前に、エルファーネさんについて巷さんとしゃべっていたんですが……。

巷 : MEだったら普通Lvだなあ

Block Element : そう。

巷 : あ、すねた

Block Element : いや、そうという以外、何ていえばいいのさ?

(れがちぃ)様が入場しました。

巷 : まーたすねさせちゃったw

巷 : 嫌なら少し間置いて見ればいんじゃない?

れがちぃ : o(・_・= ・_・)o キョロキョロ

白凪 : ぶっちゃけると鈍器参加しないほうが効率良いです

白凪 : でも参加します

巷 : あたしなんか死にまくり

白凪 : サンクさせろっ

白凪 :

巷 : マイナスばっかだぽー

れがちぃ : ( ・ω・)

Block Element : 何が変わったのかねぇ……。

れがちぃ : 話途中かしら・・・

巷 : 参加する職が多岐になってきた

Block Element : なってないよ。

れがちぃ : (゚Д゚;)

巷 : だから戦い方が鈍器は鈍器でも多様になってきた

巷 : ぇー

巷 : じゃあなにー

Block Element : 僕が入った時から、「鈍器がもてればOK」

巷 : 結局エルファが嫌いってだけしか残ってないじゃーん

れがちぃ : ( ´・・`)

Block Element : まあ、一番最初にエルさんがエンシェントマミーにTU打ってたのが

Block Element : 気にいらなかったわけだが。

れがちぃ : あー。

巷 : ××××さんもTUやるよ

Block Element : やめさせないとねー。

れがちぃ : 確かにスキルの多用はちょっと

れがちぃ : 控えて( ゚д゚)ホスィ…ときもあるな

巷 : ほむ

Block Element : 殴ることが目的の祭りで一撃死はまずすぎる。

巷 : じゃあ告知すればいい

れがちぃ : ○

巷 : あんまり鈍器に関係ない攻撃スキルは控えてって

巷 : 集合の時に言ってみたら

Block Element : まあ、それも一つだね。

(れがちぃ)様が退場しました。

巷 : いや、それ以外にどうするのさw

(れがちぃ)様が入場しました。

 ログが途中からしかなかったので途中から。

 まず、最初にはっきりさせて置きたいのは、僕は鈍器祭りにおいて経験値がどうのこうのの話なんかしていないということです。殴るのが目的なんだから、ひたすら敵をクリックしていればいいんです。時々叫んだり。

 二番目に、僕が気にいらないのは、鈍器祭り中の魔法攻撃です。鈍器祭り中のTUやME、インベナムなどは控えて欲しい。今回、エルファーネさんが筆頭に挙がっているのは、彼女がMEを使ったり死んだあとに暴走と称してHLを乱射したりと、目につく所が多いからです。

 鈍器祭りは殴る事を目的にした祭りであり、魔法攻撃をみると興ざめします。僕としては、鈍器祭りなんだからギリギリまで魔法は使わないで欲しい。

 一度、鈍器祭りでルールを再確認した方がいいかもしれない。

 とか思ったら、

巷 : ケミネットみたいな統括HPあるわけじゃなしw

白凪 : 殴りプリでもTUは1つの選択肢

Block Element : あるんだが……。

白凪: 結局は場をわきまえた行動

巷 : あるってってもWikiでしょ

Block Element : 鈍器wiki

Block Element : うむ

巷 : Wiki全然使われて無いジャン

巷 : 誰が見るよそんなとこ

巷 : 自分は見てる、ってのはなしね

巷 : ケミネットの事で関わってて思った事だけど

巷 : 自分が決めたとしても皆が分かるところで言わないと

巷 : 誰もわかんない

巷 : これこれが嫌だって言うなら皆のいるところで言えば言い

巷 : もしくはカタカナ板にスレ立てr

巷 :

 うっわ、鈍器祭りでほぼ唯一、公的な明文化された鈍器祭りのルールを無視しやがりました。

 Wikiがぜんぜん使われていない? あれは使うものではないです。明文化されたルールを書いている場所です。更新されていないのは更新する必要がないからです。一回見ればそれで充分です。

 鈍器祭りについて調べる時には重宝するページです。僕も初めはこのページに来て調べました。それをこんな形で切り捨てられるなんて、酷いな……。大体、鈍器祭りは参加者全員が主催者です。ルールさえ分かれば、統括ホームページなんか普通は必要ない。

 まあ、そんな感じで話が進んでいました。そして巷さんと白凪さんが所用で帰っていったあとも考え続けましたが、なーんか納得がいきません。とはいえ、この時点で納得ができるとも思えません。分かったのは、鈍器祭りのルールがあやふやになってきつつあり、このまま行けば魔法攻撃が正当化されてしまう危険性がある、というぐらいです。

 鈍器祭りは鈍器で殴るという制限を楽しむ祭りです。魔法を撃ちまくっていい祭りではなく、ネタにするのにも限度があります。

 補足として、今回の会話ではやたらとエルファーネさんがどうのと話に出て来ましたが、じゃあエルファーネさんがいなくなれば問題は解決するのかといえば、それはあり得ないでしょう。これは僕が鈍器祭り全体に感じているものなので、全体的に見直す必要があると思います。エルさんがどうのという問題ではありません。

 とりあえず、次の鈍器祭りでみんなと話し合いをする必要があるでしょう。場合によっては鈍器祭りの本来のイベントが潰れる可能性があるため、最初に話だけ振って、三次会のおしゃべりで相談かなぁ。

 そんなわけで、ぼーとしていたら友人の黒猫君がやってきて、狩りに行こうかという話になり、複数人で行くことになりました。

 そんな時に、エルファーネさんが来たわけで。

……経験値が入ってないから、何?

 なぜいきなり経験値の話をし出すのか。巷さんにもエルさんの個人経験値取得量の話はしましたが、鈍器祭りでの経験値取得についての話題なんかしなかったはずです。

 それも0.1%も入ってないって、程度の問題じゃないし。

 どうやら、巷さんからスキル使用の制限についての話を聞きつけて来たらしいのですが、「スキルを制限すると人数が減りますよ、確実に」と言ってきました。僕としては呆れる言葉で、人数が減るのならそれでいいと思っています。なぜなら、鈍器祭りは鈍器で叩く事が第一の目的であり、人数増加は副次的なものでしかないからです。人数が増えるとたこ殴りができて楽しいですが、それも第一の目的が守られていない限り、無用なものです。

 鈍器祭りは祭りの志に共感した人が来ればいいんです。それが駄目なら、人数が減るのも仕方のない事でしょう。

 祭りの主旨を取るか、人数を取るか。僕は前者を取ります。主旨の守られていない鈍器祭りなんかに参加する意味はありません。

 そこに巷さんがやってきました。どうやら、エルさんがここに来たのは巷さんが冗談半分にけしかけたのがあったらしい。

(巷)様が入場しました。

エルファーネ : どう考えても

エルファーネ : 人数が減りますよ

エルファーネ : 確実に

エルファーネ : こんばんは

×××× : 巷さんこんばんにゃ~

巷 : ばんすわー・・・

Block Element : それが嫌だから、いままで何も言わなかったんだよ。

×××× : お初にゃ~

>黒猫< : 僕としては

>黒猫< : 鈍器祭り言うなら 鈍器で叩くべきかとは思います

>黒猫< : でも、それはそれで 趣旨にとらわれない

巷 : 鈍器の時に潰すとかいってたから

エルファーネ : あれは

巷 : 気になってきた

>黒猫< : そういう事をしてもかまわないですが。

エルファーネ : 冗談よw

巷 : 鈍器の時に潰すとかいってたから

Block Element : ほーぅ

巷 : つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚

巷 : 何か

Block Element : もしかして、今ってけっこう修羅場なのかな?

エルファーネ : あぁ

>黒猫< : ただ、祭りというのは 遊びなんでしょうし

巷 : あたしがふっかけた_| ̄|○

エルファーネ : ちょっと切れてるかもよw

×××× : ごめん誰かこの話の内容説明して!

>黒猫< : お互い、楽しくマッタリするのがいいものかと。思います。

エルファーネ : 塊さん的には以前に戻りたいからスキルは使用禁止にしたいと

エルファーネ : 言うわけですね?

Block Element : 毎週土曜日の午後八時より、アルベルタで鈍器祭りというイベントがあるんで

Block Element : すよ。

×××× : 鈍器祭りてのがあって

×××× : 無視するなら落ちます

>黒猫< : ブロックに説明をまとめましょう。

(××××)様が退場しました。

>黒猫< : ・・・

エルファーネ : 普通に内容説明してたような

>黒猫< : ふー。

Block Element : スキルの利用は極力控えて欲しいが、

Block Element : もはや、全体に通す事は無理だろう。

エルファーネ : てか頻繁に使ってないよ

 ああ、××××さんすいませんでした。別のところで相談するべきだった。

 それはともかく、別にスキルを禁止したいと言っているわけではない。極力控えて欲しいと言っているだけだ。それはつまり禁止って事だろう、と解釈されるなら、禁止でもいいと思う。鈍器と斧で叩くのが主旨であって、それを満たせる狩り場に行けばいいだけの話だし。高レベルの狩り場には行けなくなるというデメリットが発生するが、殴ることが目的であって強い敵を叩くことが目的ではないし。

>黒猫< : あれじゃない?ブロックも 趣旨にとらわれないで

>黒猫< : 皆で、祭りして遊ぶ方に目を向ければ?

>黒猫< : 祭りってんだから、経験地とか気にしないでしょ?

エルファーネ : ゲフェニアは本気で行かないと全滅するから全開で行く人も多いでしょう

エルファーネ : 他の狩り場だと

エルファーネ : 滅多にMEすら使わないですが

巷 : 一応言っておくとエルファのMEは

巷 : 全滅しそうなときとか

巷 : 祭り続行が危ないとき

巷 : にしか使ってないんだよ

>黒猫< : 話ぶったぎって悪いですけど

(××××)様が退場しました。

巷 : 塊さんにさっき言った事だよね

>黒猫< : 狩行きます。

エルファーネ : いてら~

巷 : あい

Block Element : 悪いね、時間取らせて。

エルファーネ : 邪魔してごめんね

>黒猫< : 円満の解決を

>黒猫< : 願っております

>黒猫< : お互い心行くまで話し合ってみてください

>黒猫< : ではでは~。ノシ

エルファーネ : ノシ

巷 : であー

(>黒猫<)様が退場しました。

エルファーネ : ペコばっかだ・・・・

巷 : よし、一度塊さんの側にたってみよう

(ガヴリエル)様が入場しました。

巷 : 皆で鈍器で殴る

ガヴリエル : 乱入する

巷 : それで楽しむはずなのに

巷 : 魔法を使われた

巷 : 何かチガウだろと

巷 : でもあー

巷 : んー

巷 : 状況を見た時に

エルファーネ : 何が言いたいw

巷 : いあ、あたしは状きょう分かってるからさあ

巷 : 致し方ないように思える

エルファーネ : 私のMEは

エルファーネ : もうひとつ理由がある

エルファーネ : 全滅はしないだろうけど敵の数がやはりおおいとき

エルファーネ : この場合どういう状態になってるかわかりますか?

Block Element : 殴り甲斐がある?

エルファーネ : そうだけどw

エルファーネ : それは

エルファーネ : 前衛の気持ち

エルファーネ : その時くらいまくってる前衛を回復してるの

エルファーネ : プリさんたちですよね?

エルファーネ : その時数減らして

エルファーネ : ヒールの負担を減らせば

エルファーネ : またプリさんたtが

エルファーネ : 殴れるわけです

巷 : 皆が殴れるというわけか

エルファーネ : 皆が殴れる状況を作るのが

エルファーネ : 一番最善の策です

 ここで気になるのが、巷さんがすでに過去に起こってしまった事を持ちあげている事です。確かに、過去に魔法が使われてそれが気にいらないからこういう話になっているわけですが、それを踏まえてこれからの鈍器祭りでは控えて欲しいと言っているんです。

 僕個人の推測としては、巷さんは鈍器祭り全体に関する問題を僕とエルさんの間の問題であると誤解をしているらしい。もしくは、個人の擁護に必死になって全体を見通せていないのか。僕とエルさんの仲が改善すればうまく行くとでも思っているのだろうか。

 や、確かに「僕とエルファーネさんは仲が悪い」という前提があるんですが、僕は過去にエルさんがMEを使っている事について言及しているわけではない。

 はっきり言えば、鈍器祭り全体で「魔法攻撃を使うのは控えましょう」と決まれば、僕の目的は果たされるのです。エルさん個人だけにとやかく言っても目的は果たせない。大体、魔法攻撃を使っているのはエルさんだけじゃないんだし。白凪さんだってインベ連打とかしてるわけですし。

 ルールに関しては、基準が必要になるだろうと思います。

 で、後半のエルさんのMEの正当化についてですが……確かに、プリさん達に負担がかかるのは良くないことです。しかし、だからと言ってMEを使ってもいいということにはならないはずです。辛いならば、狩り場のレベルをさげるという手段があります。

 前回はゲフェニアにいき、生きるか死ぬかの境をさまよい、かなりの負担を強いられました。しかし、ゲフェニアはもともとそういうところだと分かっていたんです。全滅の可能性すら先に示唆(しさ)されていました。

 まあ、初めてゲフェニアに行った時ならまだ許せるでしょう。どういうところか体験するという意味で、魔法攻撃を使うのもやむを得ないと思います。しかし、一回目で魔法攻撃を何回も使い、二回目になってもまた使っているのは問題です。

 写真>  日付に注目。ゲフェニアには 十月二九日にも行っています。

 なんだか、詭弁のように感じます。

巷 : 塊さんはエルファを効率厨みたいに思ってる所があるだろうけど

巷 : だったら鈍器こないよ

Block Element : じゃあ死んでも暴走しないでくださいというのはあり?

エルファーネ : それは

エルファーネ : 無理ですね

エルファーネ : 私の性格ですので

巷 : 死んで暴走したって

巷 : 言ったのは

巷 : 半分冗談っぽく聞いてたんだけどな

エルファーネ : 周りは大抵

エルファーネ : 冗談で流してますよ

Block Element : じゃあ死んでもHL乱射しないでくださいっていうのはあり?

エルファーネ : HL連打は

エルファーネ : ネタ

エルファーネ : そんな強いわけでもない

エルファーネ : てかさ

エルファーネ : 塊さん

エルファーネ : 私を叩くのになんでそんなに必死になってるんですか?

Block Element : 必死かなぁ……。

エルファーネ : 必死ですね

エルファーネ : まるで塊さんは私に鈍器に来るの自粛しろと言ってるようなもんですよ

Block Element : HL乱射はやめてくださいと言ってるだけだよ。

エルファーネ : だからネタですって

エルファーネ : それもいいとは聞いてますが

エルファーネ : 大体鈍器中ずっとやってるわけじゃないんだから

エルファーネ : 特に問題はないでしょう

 補足。エルさんはこの話し合いに来る前に、鈍器祭りメンバーに魔法攻撃使用許可の話を付けたそうです。つまりはメンバーからの委任状を持っているらしいのですが……すでに一時を回っているこの時点で接触できたのでしょうか。てか、鈍器祭り運営委員会があるわけでもあるまいに……多分、常連の人と話をしたのだと思います。

 さて、ネタ……で済む範囲を越えてると思うのですが、それは僕個人の判断によるものだから全体で聞いてみないことには分からないでしょう。僕としては、鈍器祭り中に土属性モンスターにスクロールでアーススパイクを打ち込んでミス表示で済ませるのはネタだと思います。しかし、実際にダメージを与えるのはネタとしては鈍器祭りをいささか冒涜しているように思います。

 そして、鈍器祭りの間ずっとしてるわけじゃないからOK、というのは間違っていると思います。やってしまった事に関してはどうしようもないが、それなら反省はして欲しい。

 とはいえ、今ここでこういう流れになってしまっているのは、鈍器祭りのルール、基準が非常にあやふやになっているためです。鈍器祭り全体の決定で魔法攻撃が認可されているのならば、僕も文句は言いません。鈍器祭り参加を即座に辞めるかもしれませんが。

 これは今まで鈍器祭りに参加して来た人々が、ルールに関して少々ほったらかしにしていたせいなのでしょう。思えば、新しい参加者に関しては「鈍器か斧が持てればOK」としか言って来なかった様に思います。「鈍器か斧が持てればOK」というは「鈍器と斧でしか攻撃しません」と同等ではなく、補足説明が抜けていたように思います。

 これは、僕にも責任があることだと思います。好きな鈍器祭りの形を維持する努力を怠っていた。だから、こういうことになってしまったのでしょう。

 まあ、昔から鈍器祭りのルールは良くも悪くも鈍器スピリットで誤魔化していたからなぁ。今の人が鈍器スピリットを受け継いでいるとは思いません。

 僕は今まで鈍器祭りにおいて斧を握ってモンスターを倒すことに誇りを持っていました。鈍器&斧だけでモンスターを倒すことに誇りを持っていました。エルさんや巷さんに言えば、「そんなの持ってるの、君だけだ」と言われそうな雰囲気があります。つまり、根本的な溝があることになる。

 問題は、ここなんでしょう。僕が持っている鈍器祭り精神が、エルさんや巷さんのいう鈍器祭りを受け入れる事が出来ないんです。この場ではどっちが正しいかなんて決まりません。鈍器祭りメンバーにこの議論を出し、どうするかを決めていただかないと。

 この後のログが突然襲ってきた枝モンスターの襲撃により、チャットルームから出た事で消えてしまった。大体の覚えている事を書いておこう。

嘘の話

 このあと、「言いたいことを言ってみろ」と言われたので、鈍器祭りが僕がROを続ける理由になった、というような話をしていましたが、あれは間違いでした。僕の最初の一ヶ月は鈍器祭りの存在すら全く知りませんでした。記憶違いを美談まがいにしゃべっていたことになります。申し訳ありませんでした。

 しかし、鈍器祭りが楽しいものであった事は本当です。

 このあと、昔から鈍器祭りに参加している人間として、ガヴさんに意見を聞く事になりました。ガヴさんは僕よりもさらに昔から鈍器祭りに参加している人間だから、彼の意見は大変重要なものです。

 ガヴさんは「鈍器“祭り”だから、みんなが楽しむ事が重要。好きな事がしたい人間が好きな事をするために集まってるから、問題はないと思う」と言いました。

 この意見にはおおよそのところで頷けますが、頷けない部分もあります。鈍器祭りは主旨がないわけじゃないんです。ルールの細部は鯖によって違うようですし、魔法OKなところもあるかもしれません。しかし、それならばなおさら鈍器祭りの時に話し合いを持たなくてはならないでしょう。

 少なくとも、僕は鈍器祭りはブラックスミスの祭りに参加させてもらっている、言い換えれば鈍器&斧だけで狩りを行なうという制限を楽しむ祭りだと思っています。スキルはBSのものは全面的にOK、グロリアやマグニフィカートのような補助系、直接モンスターにダメージを与えるわけではないベノムダストやフォールハンマー、物理攻撃であるバッシュやボウリングバッシュは使ってもいいと考えています。駄目だと考えているのは魔法攻撃のみ。

 僕が初めて参加した当時、参加者は一様にして鈍器祭りの精神を持っていたと思う。魔法に頼らずにひたすらにモンスターを殴ることを楽しんでいたと思う。

 これが今まで僕が参加していた鈍器祭りであり、僕の好んだ鈍器祭りの姿です。

(Block Element)様が入場しました。

エルファーネ : なんだいまの;;

Block Element : (*゚▽゚)/゚・:*:【祝】:*:・゚\(゚▽゚*)(枝モンスターを倒してガヴさんジョブアップ)

ガヴリエル : 枝MOBがながれてきた

ガヴリエル : んと、どこまでだっけ

ガヴリエル : 杖とか鈍器っぽいものを鈍器に含むのかとか

ガヴリエル : そういうのは

ガヴリエル : 参加者全員が主催者ってことで

ガヴリエル : 黙認、というか

ガヴリエル : ちょっとした付け加えを行ってる

エルファーネ : 杖よかったんだw

ガヴリエル : これは鯖ごとに違う

ガヴリエル : ××××(本鯖名)では斧、鈍器

ガヴリエル : 三次会をよくやってるところとか

ガヴリエル : ××××(本鯖名)みたいに三次会として雑談してるとか

ガヴリエル : 三次会で崑崙闘技場行ったこともありますしね

ガヴリエル : 二次会の集合も

ガヴリエル : 基本はアルベルタ集合だし

エルファーネ : 臨時広場になってますね

ガヴリエル : 悪かった点、たとえば横殴りが多かったとか

ガヴリエル : 低レベルの人にある程度あわせようとか

ガヴリエル : そういう意見の言い合いとかも

ガヴリエル : 三次会とか、一次会の集合時にしたりもしてる

ガヴリエル : 祭り中に「横殴り気をつけて~」「横したらあやまろう」とか

ガヴリエル : 声の掛け合いもしてる

エルファーネ : ふむ

Block Element : ふぅ

エルファーネ : 塊さんは

エルファーネ : 居場所がなくなっていくのが寂しいのかな?

Block Element : そうかもしれないね。

エルファーネ : 引っかかる点というのも

エルファーネ : そこでしょ?

Block Element : その程度なら、こんなに苦労しないと思うけれど……。

 居場所がなくなる……まあ、確かにこの先、鈍器祭り内で僕の居場所があるとは思えません。

 鈍器祭りが変質してしまったんです。僕の好きだった鈍器祭りから。もはや、僕は鈍器祭りにおいて古い習性を引きずった古い人間でしかないのでしょう。

 このまま行っても辛い思いをするだけのような気がします。一年間、鈍器祭りに携わって来ました。思い入れも沢山あります。しかし、今の鈍器祭りには僕の求めるものは希薄です。

 駄目もとで、「考えの違う人で分ける事はできないだろうか?」と聞いてみました。言った後に「弱い人と強い人で別れればそれでいいんじゃ?」という気もしましたが、それだと根本的な解決になっていません。蓋をするだけではなんとも……。

ガヴリエル : ひとつ言っていいか

エルファーネ : まぁいいや

エルファーネ : うん?

巷 : (´・ω・`)

ガヴリエル : 鈍器祭りの本質から考えれば

ガヴリエル : ずれてるのは塊さんの方

エルファーネ : ××××さんずいぶんGかわるな・・・・

ガヴリエル : 一緒にできないから違う鈍器祭りを作りたいのならば

Block Element : そりゃそうでしょう。

ガヴリエル : 鈍器祭りじゃないでしょ

Block Element : そうですか……。

ガヴリエル : それは塊祭りだ

もはやこれまで

 ガヴさん達の唱える考えに異論を出しているんだから、そりゃ考えはずれているでしょう。しかし、塊祭り、とまで言われるとは思いもしませんでした。

 鈍器祭りのメンバーが揃っていないこの場でこんな事を言われる筋合いはないと思うのですが、ガヴさんの言葉でもう駄目だと思いました。

 僕は確かに鈍器祭りの古参ですが、古参といっても祭りを管理しているわけではないんです。つまり、意見を言うだけです。それを決めるのは、祭りに参加している人々であり、この場には鈍器祭りメンバーは集まっていません。それなのに、この場で否定されるのはおかしい。こういう意見がある、と認めてすらくれなかった。

 ここで何か決めるわけじゃないのに、ここまで言われて流石に図太い僕も鈍器祭りに参加する気が一気に失せました。まあ、もともと、最近の鈍器祭りと自分にズレを感じていて、参加をやめようかなと思っていた事ですし、ちょうど良かったのかもしれません。はっきりとずれていると言ってもらえたんですし。

 まあ、ショックは大きかったです。なんか言っていたと思うのですが、気持ちは半分も入ってません。

 昨日、僕の先輩であったRishelが引退しました。ここで僕は一つの時代の終わりを感じました。その次の日にも鈍器祭りの引退を決めました。これもまた、一つの時代の終わりだと言えるでしょう。最近、色々なものが終わっていきます。そういう時期なんでしょうね、きっと……。

 本日の手記は寝ぼけて書いたのではないことをここに記します。

 Block Element [2005/11/13 (日) 21:56:04]